2016年10月27日

ツルのデコイ 西予・石城小、田んぼに3体設置 児童ら飛来を期待 /愛媛【毎日新聞2016年10月26日】

ツルのデコイを田んぼに固定する児童ら=愛媛県西予市宇和町で、山崎太郎撮影
 西予市立石城小(同市宇和町西山田)の3、4年生24人が、ツルのデコイ(実物大の模型)3体を宇和町内の田んぼに設置した。まもなくツルの飛来が本格化するためで、子どもたちは「たくさんのツルに来てほしい」、保護活動に取り組む大人たちは「ツルと共生するまちを目指したい」と期待を寄せる。【山崎太郎】

 ナベヅルやマナヅルはロシア南部や中国東北部で繁殖し、秋になると繁殖地を離れて越冬地へ向かう。日本野鳥の会などによると、昨シーズンは日本最大の飛来地、鹿児島県出水市で計1万6990羽が越冬したほか、高知県四万十市に最大239羽▽長崎県諫早市に178羽▽西条市に90羽▽山口市に48羽−−が飛来したという。

昨シーズン、愛媛県西予市に飛来したツル=2016年1月21日撮影、同市提供(約300メートル離れた地点から撮影)
 県内有数の米どころの西予市には餌場となる田んぼが数多くあるため、記録が残る2002年以降、数羽から数十羽のナベヅルとマナヅルが飛来。昨シーズンは最大90羽のナベヅルが飛来し、60羽が越冬した。宇和町内のため池の水位が低い状態が続き、ツルのねぐらになる条件が整ったことが要因とみられている。

 児童らは、同小体育館で日本野鳥の会自然保護室の伊藤加奈さんからツルの生態について学び、稲を刈り取った切り株が残る田んぼに移動。切り株から新たに伸びる「二番穂」やカエル、昆虫などがツルの餌になることも学んだ後、地面に穴を掘ってデコイを設置した。デコイは、ツルに「仲間がいる」と安心感を与える効果があると考えられている。

 4年の加藤光惺(こうせい)さん(9)は「昨年はいっぱい飛んできたので、今年はもっと来てほしい。ツルが飛んでいる姿はきれいだった」。伊藤さんは「日本中を探してもツルが飛来する地域は限られており、『ツルに選ばれた』と受け止めてほしい。ツルは警戒心が強いので、見かけても300メートル以上は近づかないでほしい」と話した。
http://mainichi.jp/articles/20161026/ddl/k38/040/590000c

http://archive.is/xknn3
山口)「ツル早く来い」児童ら模型設置 周南市八代【朝日新聞デジタル2016年10月15日】
西予・石城小児童 ツルよ来い模型で来い 田んぼに設置【愛媛新聞ONLINE2016年10月14日】

posted by BNJ at 11:20 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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