2016年11月02日

[筑波嶺だより]G7で間引かれた鳥の住処【常陽新聞スマートフォン版2016年11月2日】

 鳥を見るのが好きだ。

 バードウオッチャーが使う略語に、MFというのがある。マイフィールドの略で、お気に入りの観察場所をさす。私のMFは、毎朝犬たちを連れて散歩するつくば市二の宮の洞峰公園だ。

 週末はいそいそと季節ごとに見たい鳥を求めて出歩くが、それとは別に、毎日同じ場所、同じ時間に何が観察できるかを気にしながら過ごす1年は楽しい。残暑が厳しくても動植物は秋を迎えていたり、数日空けただけで目をみはる変化があったりする。洞峰公園には毎日感謝している。

 ただ1度不満を抱いたのは、今年5月、G7茨城・つくば科学技術大臣会合の警備上の理由などで公園の樹々が大量に間引かれたときだ。鳥たちは繁殖期だった。

 自分らのために鳥たちが命をつなぐ環境を破壊されていたことを知ったら、科学を愛しているはずのG7の出席者たちはどう感じたことか。

 だから私は根に持っている。季節が冬に変わろうとしている今も、変わらずに。
(二)
https://joyonews.ne.jp/smart/%E7%AD%91%E6%B3%A2%E5%B6%BA%E3%81%A0%E3%82%88%E3%82%8A/

http://archive.is/s0Vru

タグ:開発
posted by BNJ at 22:18 | Comment(0) | 鳥類コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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