2016年11月10日

プラスチック+海水=エサの臭い? 海鳥の誤飲原因か【朝日新聞デジタル2016年11月10日】

ミズナギドリの仲間の多くが海面のプラスチックを誤って食べてしまっている。写真はアオミズナギドリ=ジョン・ハリソン氏提供

 海を汚染する海洋プラスチックは、海鳥が食べ物を探すカギとなる臭いを出しているとする論文を、米カリフォルニア大の研究チームが、9日付の米科学誌サイエンス・アドバンスに発表した。誤飲の原因となっている可能性があるという。

 チームは、主要なプラスチック3種類について、海水にさらされていないものを10検体ずつ、さらされたものを12検体ずつ、それぞれ分析。海水にさらされたプラスチックだけが、ジメチルスルフィド(DMS)という物質を発していた。

 DMSは、海の動物性プランクトンも作ることが知られている物質。海面に漂う生物を食べているミズナギドリなどの遠洋の鳥類は、嗅覚(きゅうかく)でこの物質を感知してエサを探している。

 チームはさらに、エサ探しや巣作りの方法と、プラスチックの誤飲率の関係を過去の文献で調べた。嗅覚によるエサ探しをする鳥のグループの誤飲率は約48%で、そうでない鳥たちの約5倍だった。地面を掘って地下に巣作りをするグループの誤飲率も約25%で、地上に巣作りする鳥の約3倍だった。(小坪遊)
http://www.asahi.com/articles/ASJC77393JC7UBQU00K.html

http://archive.is/rKtVK

posted by BNJ at 11:53 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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