2016年11月14日

「提案内容は自由」、千葉市が桜の名所・泉自然公園でプロポーザル【新・公民連携最前線 PPPまちづくり 日経BBネット2016年11月14日】(既報関連ソースあり)

桜の開花シーズンの風景(写真:千葉市)

今回の事業者決定プロセス(資料:千葉市)

月別の駐車場利用状況。桜と紅葉シーズンの3月、4月、11月の利用者は多いが、夏・冬の利用者は少ない。市では、民間提案により年間を通して多くの人に公園を利用してもらえるようになることを期待している(資料:千葉市)

 千葉市は、千葉市若葉区野呂町の泉自然公園について、現在、公募型プロポーザル方式で民間からの事業提案を受け付けている。事業の内容は特定せず、採用する提案も1つとは限定しない。提案のなかから数件を選定して、事業者と詳細の協議を行い、協議が成立した事業を実施する方針だ。締め切りは12月2日午後5時。所定の応募書類とともに企画提案書を郵送、または持参で提出する。

 泉自然公園は、千葉市の中心部から東南東に約11キロメートルの場所にある約42.5ヘクタールの広さの公園で、1969年開園の都市公園(風致公園)だ。敷地の約7割を樹林地が占める。公園の大部分が東千葉近郊緑地特別保全地区に含まれ、良好な自然環境が残されていることが特長だ。起伏に富んだ地形を活かした園内は、四季を通じて多様な自然とふれあうことができ、カタクリ、キツネノカミソリなどの野草やカワセミ、フクロウなどの野鳥、野ウサギなどの野生動物も見られる。「日本さくら名所100選(日本さくらの会)」に選ばれた桜や紅葉でも知られ、春と秋には特に多くの人で賑わっている。

 今回の募集の特徴は、市が事業内容を特定していないこと。公園の自然環境に配慮し、魅力向上につながるものであれば、新たな施設の整備も、駐車場や売店、サイクリングセンターといった既存の公園施設の利活用も自由に提案することができる。事業区域、事業内容が同一でなければ、同一事業者からの複数の提案を採用する。

 提案事業はすべて事業者の費用負担で行い、収益も全て事業者のものとする。市へは事業内容や使用範囲応じた公園使用料を支払う形となる。ただし市が提示している使用料は、既存の公園施設を活用する場合は月額14円/m2以上、520円/m2以内、新たに施設を設置する場合は月額10円/m2以上、21万円/m2以内と幅広く、妥当な使用料も含めて事業者からの提案を求めていく。事業期間は原則10年以内だが、事業展開上の理由が明確であれば、それ以上の期間を提案することもできる。

 提案に対する評価は、一次審査として事業者の財務状況や事業実績を審査するほか、内容を評価する二次審査では、泉自然公園の特徴や資源を生かし、公園の魅力向上につながる提案になっているかどうかを一番のポイントに、集客力や市に収める使用料の金額、市の管理負担の軽減などの面でも審査する。

 今後のスケジュールは、12月下旬までに協議の対象とする提案を選定し、2017年1月以降に市と事業者との間で諸条件などの詳細の協議を実施。実施の決定はこの詳細協議の内容で判断する。協議が整った場合は、協定の締結や必要な許可手続きを経て、事業者が事業を実施していく。
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/news/111300082/

http://archive.is/VlRTu
命名権で運営のライオン展示場、東京湾望む複合施設で続々成功 売店も閉鎖中の自然公園の運命は…【産経ニュース2016年11月7日】
千葉)公園のにぎわい、民間の発想に期待 千葉市【朝日新聞デジタル2016年10月15日】
千葉市の泉自然公園、来園者数ピーク時の半分以下… 集客アップ アイデア求む!【産経ニュース2016年10月9日】

posted by BNJ at 21:50 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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