2016年11月16日

もうひとつの動物園 守り・伝える/136 ペンギン/13 /東京【毎日新聞2016年11月16日】

救護活動支援で南アへ
 2000年6月、南アフリカ・ケープタウンの沖合でブラジルから中国に向かっていた鉱石運搬船「トレジャー号」が沈没した。燃料用の重油約1300トンが流出し、8時間後にはケープペンギンの主要繁殖地があるダッセン島やロベン島に漂着した。

 6〜7月は繁殖期にあたる。当時、2島の海域にはケープペンギン全体の4割以上にあたる6万5000羽が生息していた。1994年の繁殖期に起きた「アポロ・シー号」の沈没事故でも、燃料用の重油約2000トンが流出し、約3万羽の親鳥が死んだ。

 海鳥の保護や救護を続ける地元NGO「南部アフリカ沿岸鳥類保護財団」(SANCCOB=サンコブ)は、ロベン島付近の海面に長さ約5キロの油膜を確認する一方、約2週間で2万3000羽以上のペンギンを救出し、ロベン島の対岸にあるサンコブの救護センターへ収容した。2000羽を収容できる施設はすぐ満杯になり、約8キロ南の古い鉄道操車場に、臨時の救護施設を設けた。

 事故の知らせは日本の動物園や水族館関係者、研究者らが参加するNGO「ペンギン会議」にも届き、救護活動支援のため、湯澤満さん(52)=川崎市夢見ケ崎動物公園=ら2人のボランティアが南アフリカへ向かった。【斉藤三奈子】
http://mainichi.jp/articles/20161116/ddl/k13/040/101000c

http://archive.is/3aitV
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