2016年11月17日

鳥インフルエンザ 大森山動物園が休園 簡易検査コクチョウ陽性で 県が拡大を警戒 /秋田【毎日新聞2016年11月17日】

「臨時休園」の張り紙を見て足を止める来場者=秋田市で
 秋田市浜田の大森山動物園で飼育中だったコクチョウ1羽の死骸の簡易検査でA型鳥インフルエンザの陽性反応が出たため、同園は16日から臨時休園に入った。今後はより精度の高い確定検査を実施する予定だが、陽性が確定した場合は他の鳥への感染拡大の可能性が出るため、県などは警戒を強めている。【池田一生】

 同園によると、コクチョウ(2歳オス、全長約130センチ)の死骸が見つかったのは、15日午後1時過ぎ。突然の死だったため、簡易検査を実施したところ陽性反応が出た。普段は園内の沼で飼育されていたが、沼の護岸工事のため10月中旬から、他の複数のコクチョウらと一緒に動物病院に移されていた。

 県によると、鳥インフルエンザの潜伏期間は長くても10日ほどのため、陽性とすれば動物病院へ移動後に感染したとみられる。動物病院の飼育スペースは鉄格子と金網に囲まれている。同園の小松守園長は15日夜、「感染経路は不明だが、飼育環境を考えれば、野生の鳥が感染源を運んできたとしか考えられない」と語った。

 また動物病院にいたコクチョウ2羽、オオハクチョウ1羽の簡易検査をしたところ、いずれも陰性だった。

 県によると、感染が確定すれば、県内では2008年4月に小坂町の十和田湖畔で見つかって以来、2例目となる。環境省が同園から半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定したため、県は確定検査の結果が出るまで毎日、鳥の死骸がないかパトロールする。

 養鶏業などへの影響も懸念される。県によると、県内の養鶏農家は133戸。16日時点で、ニワトリの急死といった異常事案は報告されていない。今後は野鳥が飼育スペースに侵入しないようネットを張るなどの衛生対策をとるよう指導するという。

 県はペット業者など鳥類の販売や展示をしている県内43施設に対しても同様に、衛生面で注意をするよう通知を出した。

    ◆

 同園では16日午前から、職員が展示施設などに消毒作業をしたり、臨時休園を知らせるための張り紙を掲示したりするなどの作業に追われた。

 だが、県外からは事情を知らないまま訪れる来園者が相次いだ。岩手県北上市から来ていた男性(47)は「知らなかったので驚いた。残念だ」。東京都からゾウを見に来た男性(73)は「楽しみにしてきたが、こういう事情なら仕方がないですね」と理解を示していた。

 休園は確定検査の結果が出て安全性が確認されるまで続く予定という。
http://mainichi.jp/articles/20161117/ddl/k05/040/006000c

<鳥インフル>大森山動物園 他の鳥は陰性【河北新報オンラインニュース2016年11月17日】
 秋田市大森山動物園で死んだコクチョウ1羽の簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応があった問題で、秋田県は16日、園内の他の鳥類を対象にした簡易検査の結果が陰性だったと発表した。
 県と同園は15日、園内で飼育するコクチョウ以外の鳥類に簡易検査と遺伝子検査を実施。比内地鶏やアヒルなどの家きん7羽は全て陰性だった。コブハクチョウなど家きん以外の鳥類19羽のうち15羽は陰性で、4羽は結果待ちだという。
 県は県内の養鶏農家133戸全てで異常がないことを確認。農家以外でニワトリを飼育する27戸や鳥を扱うペットショップなど43施設にも注意喚起している。
 16日に始めた同園から半径10キロ圏内のパトロールでは、死んだ野鳥は見つからなかった。北海道大に依頼した確定検査の結果が出るまでの約1週間、毎日巡回して警戒するという。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161117_43028.html

http://archive.is/6BFgg
http://archive.is/cINYW
秋田の動物園が鳥類132羽処分 鳥インフル拡大防止のため【産経ニュース2016年11月17日】
コクチョウ新たに1羽死亡 簡易検査は陽性、大森山動物園【秋田魁新報2016年11月16日】
鳥インフル、県内新たな異常なし 大森山動物園は消毒作業【秋田魁新報2016年11月17日】
「隔離していたのに」 大森山動物園、影響拡大に危機感【秋田魁新報2016年11月16日】
<鳥インフル>大森山動物園コクチョウ陽性【河北新報オンラインニュース2016年11月16日】

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