2016年11月20日

待ちに待った トキ公開【読売新聞2016年11月20日】(既報4ソース/既報関連ソースまとめあり)

止まり木で休むトキ(19日、能美市のいしかわ動物園で)=真崎隆文撮影
◆間近で観察「里山館」開館…いしかわ動物園

 「待ちに待ったオープン」「間近で本物のトキを見られるなんて」――「いしかわ動物園」(能美市徳山町)で19日、「トキ里山館」が開館、オープン前には100人ほどの列もできた。国の特別天然記念物トキが一般公開されるのは、新潟県佐渡市のトキの森公園以外では初めて。

 公開されたのは、いしかわ動物園生まれの幼鳥3羽を含む5羽。館内は、能登の里山を模し、トキが好む湿地や池、棚田などが設けられている。トキの観覧ポイントは4か所あり、トキが飛び回る姿のほか、目の前で止まり木に止まる姿や餌を食べる様子が観察できる。トキを刺激しないように、マジックミラーも一部に取り入れている。

 「トキ里山館」の展示場は、広さ510平方メートル、高さ13・5メートル。トキの生態をクイズ形式で紹介などする「トキ学習展示コーナー」も設けられており、模型に触ることで、トキの重さや卵の大きさ、くちばしの形などを知ることもできる。同館の総事業費は10億2000万円。

 初日は、多くの来館者が見つめる中、トキはうす桃色の羽を広げたり、長いくちばしで餌をついばんだりしていた。小松市佐々木町、小学3年岡田庵君(9)は「トキがふつうに見られてすごい。くちばしもかっこいい」と食い入るように見入っていた。

 長年、トキ保護に向けた支援活動を続けている日本中国朱鷺とき保護協会の村本義雄名誉会長(91)は「いつかまた石川の大空に多くのトキが羽ばたく姿を見てみたい」と目を細めていた。

 県内では能登に生息していた本州最後の野生トキ「能里のり」が1970年に繁殖目的で捕獲され、81年に国内でトキが野生絶滅している。同園では、2010年から佐渡トキ保護センターの分散飼育を引き受けており、現在、一般公開された5羽を含め、成鳥6羽、幼鳥・若鳥7羽の計13羽を飼育している。

 この日は、一般公開に先駆けて記念式典も行われ、トキの餌となるドジョウの養殖などで繁殖に貢献してきた県立津幡高校の「朱鷺サポート隊」のメンバー6人が、折り紙の「千羽トキ」を谷本知事に贈った。

 今月中は一般公開を記念し、3歳以上中学生以下の入園料410円を無料にする。問い合わせは、同園(0761・51・8500)まで。
http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20161119-OYTNT50277.html
http://www.yomiuri.co.jp/science/20161120-OYT1T50024.html

羽ばたくトキ間近に いしかわ動物園、一般公開始まる【北國新聞2016年11月20日】
 いしかわ動物園(能美市)で19日、国特別天然記念物トキの一般公開が始まった。新潟県佐渡市以外で公開されるのは石川県が初めてで、オープンした展示施設「トキ里山館」では、目の前で淡いピンクの風切り羽を羽ばたかせるトキの姿に、来園者から歓声が上がった。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20161120101.htm

分散飼育トキの一般公開始まる いしかわ動物園【新潟日報モア2016年11月19日】
 佐渡市以外の分散飼育地では初めてとなるトキの一般公開が19日、石川県能美市のいしかわ動物園で始まった。同園内の公開施設「トキ里山館」で開かれたオープニングセレモニーには、佐渡市の伊藤光副市長ら佐渡市関係者2人が出席し、公開を祝った。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161119292173.html

トキの一般公開始まる いしかわ動物園、国内2カ所目【北國新聞2016年11月19日】
 いしかわ動物園(能美市)で19日、国特別天然記念物トキの一般公開が始まった。公開は新潟県佐渡市の「トキの森公園」に次いで国内2カ所目となる。展示施設「トキ里山館」には多くの来場者が詰め掛け、トキが淡いピンクの風切り羽を広げるたび感嘆の声が漏れた。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/E20161119001.htm

トキ 雌雄5羽、薄紅色の優美な姿 一般公開始まる【毎日新聞2016年11月19日】
一般公開を前に報道陣に公開された国の特別天然記念物のトキ。「トキ里山館」の中は、棚田風の湿地などトキが暮らしやすい環境が再現されている=石川県能美市のいしかわ動物園で2016年11月17日午後2時14分、小関勉撮影
石川・能美のいしかわ動物園 佐渡以外での公開は初
 石川県能美(のみ)市のいしかわ動物園で19日、国特別天然記念物・トキの一般公開が始まった。新潟県佐渡市以外での公開は初めてで、多くの来園者が雌雄5羽の薄紅色の優美な姿に見入った。石川県は10億円を投じて自然景観に近い公開施設を整備したほか、多くの見学者が訪れてもトキにストレスを感じさせないよう周到に準備してきた。

 午前11時半からの公開に先立って園内で記念式典があり、谷本正憲知事は「トキを保護する重要性やトキを育む環境づくりの大切さを考える契機にしてほしい」とあいさつした。

 公開施設「トキ里山館」のケージ(510平方メートル、高さ13.5メートル)には棚田風の湿地や草地を造り、マジックミラー越しに見学できるポイントを4カ所設けた。マジックミラーは、トキにストレスを与えないよう来園者の姿を見えにくくするための工夫で、約190種の生き物を飼育する同園で唯一採用された。

 同園は2010〜14年、鳥インフルエンザなどによる大量死を防ぐため佐渡トキ保護センターから3組のつがいを提供してもらい、専用施設で飼育と繁殖を進めてきた。当初はふ化から子育てまでを飼育員が担っていたが、段階的に親鳥に子育て経験を積ませ、今はつがいの様子を見ながらふ化から子育てまでをさせている。

 環境省は、公開基準を満たした同園を最初の施設に選んだ。公開に備え、10年から育てているつがい1組と今年生まれた雄2羽、雌1羽の計5羽を約2カ月前にケージに移した。遠足で訪れた保育園児や県職員らに足を運んでもらい、人間の姿や話し声に慣れさせてきた。同園の担当者は「元々少し神経質な鳥だが、今は慣れたようだ」と話す。

 ケージ内には田の泥を入れた水場も設けて生きたドジョウを放ち、餌を追うトキ本来の姿を来園者が見られるようにした。くちばしからドジョウを落としてしまい、うまく食べられない不器用な一面もある。

 飼育を統括する竹田伸一・種保全グループリーダーは「箱入りの娘、息子のような存在だ」と目を細めていた。【久木田照子】

トキ
 かつて日本各地に生息していたが、乱獲と環境悪化で激減。新潟県佐渡市で捕獲された最後の1羽が2003年に死に、国産トキは絶滅した。中国から提供されたペアで環境省が人工繁殖を試み、1999年に初成功。08年から佐渡市で野外放鳥を始め、これまでに252羽を放った。野生下で生まれた個体も含めて216羽が生存しているほか、佐渡と全国4カ所の分散飼育地で計173羽が飼育されている。
http://mainichi.jp/articles/20161119/k00/00e/040/262000c

http://archive.is/m5zJv
http://archive.is/XDUv7
http://archive.is/s2OJj
http://archive.is/galcd
http://archive.is/SjBJT
http://archive.is/niXAU
里山舞うトキ間近に、いしかわ動物園・展示施設 「のぞき窓」から観察、19日オープン【北國新聞2016年11月18日】
トキ一般公開へ懸垂幕 石川県庁【北國新聞2016年11月8日】
トキ里山館 いしかわ動物園内に19日オープン 30日まで中学生以下入園料無料キャンペーン /石川【毎日新聞2016年11月7日】
石川 トキ19日公開 いしかわ動物園【中日新聞2016年10月29日】
トキ公開 ペアなど5羽…いしかわ動物園◆マジックミラーなどで観覧【読売新聞2016年9月9日】
トキ、佐渡島以外で初めて一般公開へ 石川の動物園【朝日新聞デジタル2016年9月8日】
トキ一般公開施設、石川県で起工…佐渡市は反対【YOMIURI ONLINE2015年5月12日】
トキふれあいセンター:能美・いしかわ動物園 分散飼育地初の公開へ 来春完成へ起工式「里山環境整備も」 /石川【毎日新聞2015年5月12日】
トキ、石川でも一般公開へ=佐渡以外で初−環境省【時事ドットコム2015年5月1日】
【日本の議論】「トキ全国公開案」トキの町・佐渡は「人が来なくなる。ダメ」猛反発 他自治体は「ウチもトキを観光資源にしたい」が本音だが…【産経ニュース2015年4月25日】
トキ公開 佐渡以外でも? 環境省方針に市は反発【日本経済新聞2015年4月1日】

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