2016年11月22日

鳥インフル 希少イヌワシへの感染防止へ全力 秋田【毎日新聞2016年11月22日】(既報関連ソース多数)

鳥インフルエンザウイルスの感染が確定し、記者会見する大森山動物園の小松守園長(中央)や県の担当者=秋田県庁で2016年11月21日、池田一生撮影
 秋田県は21日、秋田市の大森山動物園で死んだコクチョウ2羽の確定検査の結果、毒性が強い高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表した。園内には絶滅危惧種のイヌワシなど希少性の高い鳥が数多く飼育されており、同園は消毒の頻度を上げるなどして被害拡大防止に全力を挙げている。【池田一生】

 県によると、簡易検査でA型鳥インフルエンザの陽性反応が出ていた死骸の検体について、北海道大が確定検査を行った結果、同ウイルスが検出された。21日に記者会見した同園の小松守園長は、感染経路について現段階では不明としながらも、コクチョウが屋根付きのケージで飼育されていた環境などから「(感染源を)人が運んだということもある」と語り、野鳥のフンなどに含まれたウイルスを人が運んでコクチョウに感染した可能性も示唆した。

 これまでに同園は鳥インフルエンザウイルスに感染しやすいとされる家きん類など32羽と、ヒヨコ100羽を殺処分した。現在飼育しているのは、絶滅危惧種のニホンイヌワシ10羽を含む27種153羽で、異状のある個体は確認されていない。同園では感染拡大防止のため、飼育スペースに入る際の足元の消毒回数を増やすほか、接触する職員の数を制限するなどの措置を取っている。

 同園は16日から確定検査の結果が出るまで臨時休園としていたが、感染が確定したため、今月30日まで今季の開園期間いっぱいの休園を決めた。死んだ動物の慰霊などを行う「さよなら感謝祭」など予定されていたイベントの中止も決めた。事態が収束した場合、毎年1月以降に土日、祝日のみ開園している「雪の動物園」の再開の可能性はあるという。

環境省の調査チームが現地へ
 秋田県と秋田市は、感染確定を受けて、それぞれ危機管理連絡部を設置した。秋田市の連絡部の会議で穂積志市長は「(感染した鳥が)動物園から出たということは野生にもいるという前提で、消毒などの対応にあたってほしい」と述べた。

 また、22日には環境省の調査チームが県内を訪れ、動物園から半径10キロの「野鳥監視重点区域」で野鳥が感染していないか調べる。

 <高病原性鳥インフルエンザウイルス>ニワトリなど家きん類の鳥が感染すると死に至る確率が高い。今回コクチョウから検出されたのはH5N6亜型。H5N6に分類されるウイルスは強い毒性とされる。国内では、ヒトが鳥インフルエンザを発症したケースは確認されていない。
http://mainichi.jp/articles/20161122/k00/00e/040/170000c

鳥インフルエンザ 拡大防止に全力 陽性確定受け 大森山動物園 /秋田【毎日新聞2016年11月22日】
 県は21日、秋田市の大森山動物園で死んだコクチョウ2羽の確定検査の結果、毒性が強い高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表した。園内には絶滅危惧種のイヌワシなど希少性の高い鳥が数多く飼育されており、同園は消毒の頻度を上げるなどして被害拡大防止に全力を挙げている。【池田一生】

人が運んだ可能性も
 県によると、簡易検査でA型鳥インフルエンザの陽性反応が出ていた死骸の検体について、北海道大が確定検査を行った結果、同ウイルスが検出された。21日に記者会見した同園の小松守園長は、感染経路について現段階では不明としながらも、コクチョウが屋根付きのケージで飼育されていた環境などから「(感染源を)人が運んだということもある」と語り、野鳥のフンなどに含まれたウイルスを人が運んでコクチョウに感染した可能性も示唆した。

 これまでに同園は鳥インフルエンザウイルスに感染しやすいとされる家きん類など32羽と、ヒヨコ100羽を殺処分した。現在飼育しているのは、絶滅危惧種のニホンイヌワシ10羽を含む27種153羽で、異状のある個体は確認されていない。同園では感染拡大防止のため、飼育スペースに入る際の足元の消毒回数を増やすほか、接触する職員の数を制限するなどの措置を取っている。

 同園は16日から確定検査の結果が出るまで臨時休園としていたが、感染が確定したため、今月30日まで今季の開園期間いっぱいの休園を決めた。死んだ動物の慰霊などを行う「さよなら感謝祭」など予定されていたイベントの中止も決めた。事態が収束した場合、毎年1月以降に土日、祝日のみ開園している「雪の動物園」の再開の可能性はあるという。

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 県と秋田市は、感染確定を受けて、それぞれ危機管理連絡部を設置した。秋田市の連絡部の会議で穂積志市長は「(感染した鳥が)動物園から出たということは野生にもいるという前提で、消毒などの対応にあたってほしい」と述べた。

 また、22日には環境省の調査チームが県内を訪れ、動物園から半径10キロの「野鳥監視重点区域」で野鳥が感染していないか調べる。

 ■ことば

高病原性鳥インフルエンザウイルス
 ニワトリなど家きん類の鳥が感染すると死に至る確率が高い。今回コクチョウから検出されたのはH5N6亜型。H5N6に分類されるウイルスは強い毒性とされる。国内では、ヒトが鳥インフルエンザを発症したケースは確認されていない。
http://mainichi.jp/articles/20161122/ddl/k05/040/069000c

http://archive.is/0Cmq1
http://archive.is/fgam0
「鳥インフルは高病原性」 大森山動物園が今季の営業中止【秋田魁新報2016年11月22日】
各地で鳥インフルウイルス 警戒レベル最高の3に【NHKニュース2016年11月21日】
鳥インフルエンザ 県が相談窓口 /秋田【毎日新聞2016年11月19日】
北斗星(11月19日付)【秋田魁新報2016年11月19日】
23、27日のイベント中止、大森山動物園 新たな異常なし【秋田魁新報2016年11月19日】
秋田で鳥インフル、仙台でフラミンゴの展示休止【読売新聞2016年11月18日】
<鳥インフル>渡り鳥のふんから感染か【河北新報オンラインニュース2016年11月18日】

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