2016年11月28日

やんばるの森、世界遺産登録への壁 すぐ隣に米軍訓練場【朝日新聞デジタル2016年11月28日】

与那覇岳(右上)を中心に左右に広がる山々が世界自然遺産対象地域。手前の広大な森が米軍北部訓練場。右手前に工事中のヘリパッドが見える=10月24日午後0時19分、沖縄県国頭村、朝日新聞社機から、森下東樹撮影

やんばるの森と米軍北部訓練場

 世界的にも独特な亜熱帯の生態系が広がる沖縄本島北部のやんばるの森。政府は9月に国立公園に指定し、2018年の世界自然遺産登録を目指す。だが、候補地に隣接して、ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設工事が進む米軍北部訓練場が横たわる。遺産としての保護、管理は十分にできるのか。登録のハードルは高い。

 やんばるの森を上空から見た。イタジイ主体の深い緑の照葉樹林が、北東から南西へ背骨のように走る標高400メートル以上の山々を覆っていた。山の裾野は、東シナ海側より太平洋側の方が広い。太平洋からの湿った風が雨を運び、より豊かな生物多様性をはぐくむ。

 だが太平洋側には、海に近い沖縄県東村高江(ひがしそんたかえ)の集落を囲んで北部訓練場が広がる。なだらかなようで、よく見ると起伏が激しい。この地形の複雑さを生かし、米軍が対ゲリラ戦訓練やオスプレイの飛行訓練などをするという。9月に指定された「やんばる国立公園」も、その中核である世界自然遺産の対象地域も、背中合わせで接している。

 対象地域の中央部にある最高峰、与那覇岳(よなはだけ、503メートル)や南の伊湯岳(446メートル)の裾野には、森を伐採した赤茶色の「穴」があった。工事中のヘリパッドだ。直径75メートル。めがねのような2連結と、離れてあと2カ所。完成すると、訓練機能はさらに強化される。

 やんばるは亜熱帯の湿潤な気候…
http://www.asahi.com/articles/ASJCJ5WWGJCJTLZU009.html

http://archive.is/nbKO0

posted by BNJ at 20:46 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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