2016年12月01日

鳥インフル 防護服や資材が不足…新潟、殺処分開始【毎日新聞2016年12月1日】(鳥インフルエンザ関川村上越市関連1日分まとめ)

 新潟県上越市の養鶏場で飼育している採卵用の鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、県内では同市から約150キロ北東に位置する関川村の養鶏場でも約31万羽の殺処分を進めているため、処分の際に使う防護服や容器などの資材が不足し、関係者は頭を悩ませている。

 県は11月30日夜、遺伝子検査で毒性の強いH5型のウイルスが検出されたと発表。上越市では、1日午後6時までに1万3120羽の処分を終えたが、備蓄していた防護服や長靴などを関川村に提供したばかりで、「資材はゼロベースに近い状態で動き出した」(平山栄一・県上越家畜保健衛生所防疫課長)という。殺処分した鶏を袋に詰めた後に入れておく容器も不足しており、鶏舎の前に袋のまま置いている状況だ。県は資材確保のため、県内の他の市町村や協力企業などのほか、農林水産省に要請し、既に福島県や京都府など1府6県から防護服やマスクなどの消耗品が届いているという。また現場で指揮を執る獣医師も他県から応援に来るという。

 また、青森県は1日、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された青森市の農場のアヒル1万8360羽の殺処分と埋却が完了したことを明らかにした。

 一方、農林水産省は1日、新潟県関川村と青森市の養鶏場などで検出された鳥インフルエンザウイルスについて、独立行政法人でさらに検査した結果、H5N6型の高病原性鳥インフルエンザウイルスと確認されたと発表した。【後藤結有、宮城裕也】
http://mainichi.jp/articles/20161202/k00/00m/040/112000c

鳥インフル重なり資材不足、殺処分の期間延長【読売新聞2016年12月1日】
防護服を着て現場に向かうバスに乗り込む自衛隊員ら(1日午前10時22分、新潟県上越市で)
 新潟県上越市の養鶏場で、鶏の死骸から高病原性とみられる鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、県は1日未明、この養鶏場で飼育する約23万羽の殺処分を始めた。

 作業は4日に終える予定だが、県内では二つの現場を抱えており、処分に使う資材の不足が深刻化している。約31万羽の殺処分を行っている同県関川村の養鶏場では、当初4日間としていた作業期間が、資材不足で5〜6日間に延びる見込みだ。

 県畜産課によると、上越市の養鶏場では30日午後11時過ぎ、県職員や自衛隊員らが殺処分の準備に着手。延べ約2100人が24時間態勢で作業にあたるといい、1日未明までに700羽を処分した。ただ、29日に殺処分を始めた関川村に多くの資材を投入したことから、処分した鶏をまとめて入れる容器などが不足しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161201-OYT1T50068.html

28万8000羽を殺処分…新潟の2養鶏場【読売新聞2016年12月1日】
 新潟県関川村と上越市の養鶏場で、鶏の死骸などから鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、県は1日夕までに、二つの養鶏場で飼育する計約54万羽のうち、約28万8000羽を殺処分した。

 県によると、関川村の養鶏場では、1日午後6時時点で、約31万羽のうち27万5320羽の殺処分を終えた。2日には処分を終える見込みという。上越市の養鶏場では、1日午後6時時点で、約23万羽のうち1万3120羽を処分。24時間態勢で作業にあたり、4日には終える予定だ。

 一方、食用のフランス鴨がもから鳥インフルエンザウイルスが確認された青森市の農場では1日、殺処分した約1万8000羽を地中に埋める作業が完了した。ただ、青森県によると、農場内に飼料や排せつ物、飼育のために地面に敷くもみ殻などが大量に残っており、これらをすべて地中に埋める作業のめどは立っていないという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161201-OYT1T50118.html

23万羽の殺処分始まる 上越・鳥インフル【新潟日報モア2016年12月1日】
鳥インフルエンザの感染が確認され、殺処分の作業が進む養鶏場=1日午前10時30分前、上越市(本社ヘリから)

 鶏からH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染が確認された上越市の養鶏場で、県は1日未明、飼育されている全約23万羽の殺処分を始めた。24時間態勢で作業に当たり、4日までの完了を目指す。

 鶏舎には30日午後11時すぎに作業員や獣医師ら44人が入り、消毒作業などを開始した。構内には国土交通省の照明車両が投入されたほか、重機なども次々搬入された。

 殺処分は当初、1日午前10時ごろ開始の予定だったが、午前2時前に前倒しして始まった。県によると、午前9時半までに1千羽近くを処分した。処分された鶏を入れた袋は敷地内にまとめており、埋却作業に向けた準備が進められた。

 作業の前線基地となっている上越市の体育館では、夜通し作業員らが慌ただしく出入りした。1日午前10時半ごろ、第3陣となる作業員らが白い防護服姿でマイクロバスに乗り込み、鶏舎に向け出発した。

 鶏舎で作業に当たった県上越家畜保健衛生所の平山栄一防疫課長は「県内2カ所で同時に発生し(鶏を入れる袋など)資材が足りていなかったが、なるべく早く終息させて、住民の心配を払しょくしていきたい」と話した。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161201294453.html

鳥インフル「被害拡大の恐れ」 京都産業大鳥インフルエンザ研究センター長【新潟日報モア2016年12月1日】
 京都産業大の大槻公一・鳥インフルエンザ研究センター長は、本県での被害について「さらに拡大する可能性がある」と語り、感染防止対策の重要性を強調している。...
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161201294408.html

殺処分作業 人員確保に課題 関川村と上越市【新潟日報モア2016年12月1日】
高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された上越市の養鶏場では30日に消毒作業が始まり、1日朝から23万羽の殺処分に入る予定だ。高病原性鳥インフルエンザが確認された関川村の養鶏場でも31万羽の処分作業が本格化。30日は延べ1千人超がガスを使った殺処分や埋め立てなどに当たった。

 殺処分は感染の拡大を防止するためで、発生した養鶏場の鳥が全て対象となる。主な手順は、(1)作業員が鶏を1羽ずつつかんで、大きなプラスチックのバケツに入れる(2)10羽ほどを入れてからバケツのふたを閉め、炭酸ガスを注入する(3)大きな袋に死がいを詰め、敷地内に埋却する−。埋め立て穴にはビニールシートを敷き、地下水など環境への影響を極力減らす。

 処分は手作業に頼る部分も多いため、多くの人手が必要になる。計画では関川村に延べ3100人、上越市に延べ2100人の作業員が入る。いずれも24時間体制で、1日当たり8時間ずつ3交代のローテーションを組んで作業に当たる
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161201294404.html

鳥インフル 上越で殺処分始まる 関川と合わせ54万羽【新潟日報モア2016年12月1日】
鳥インフルエンザが確認された養鶏場内で、鶏をケージから出す作業担当者=1日、上越市(県提供)

 関川村と上越市の2養鶏場で、採卵鶏が高病原性鳥インフルエンザに感染した問題で、県は1日未明に上越での殺処分を始めた。2カ所で計約54万羽の処分作業を24時間態勢で行っている。11月29日に県内で初めて感染が確認された関川村では1日午後6時現在、27万5320羽を処分し、2日に殺処分を終える見通し。30日に判明した上越市では、1日午後6時現在で1万3120羽を殺処分し、4日に埋却を含む全作業を終える予定だ。

 県は当初、関川村での約31万羽の処分を2日に完了する計画だったが、処分に使う資機材や人手不足のため、作業が遅れた。埋却も含めた防疫対策が2日までに終わるかは微妙な状況だ。1日は延べ約千人が従事した。

 一方、約23万羽が対象の上越市では1日未明に殺処分が始まった。4日に埋却まで完了する予定。1日は他の自治体から派遣された職員も含め延べ400人を投入した。防護服や消石灰などの資材が一時的に不足したものの、県は「大きな問題は発生していない」としている。

 県は引き続き、感染拡大防止に向けた取り組みを強化。上越市と柏崎市の国道や、高速道のインターチェンジなど計5カ所に畜産関係車両の消毒ポイントを設置した。

 県は1日午後、4回目の対策本部会議(本部長・米山隆一知事)を開き、殺処分の進ちょく状況を確認した。米山知事は「おおむね順調に進んでいる。最後まで気を抜かずに取り組みたい」と幹部職員に呼び掛けた。

 終了後、米山知事は資機材や人員不足といった課題が解消されつつあるとの認識を示した上で、「関川村の方は終息が視野に入ってきた。(3例目が)発生する可能性は常にある。引き続き予防に努めてほしい」と強調した。

 農林水産省は1日、関川村で確認されたウイルスは、韓国で食用などのため飼育されている鳥や日本の野鳥に広がっているウイルスと同型の「H5N6型」と判明したと発表した。

 一方、安倍晋三首相は1日の参院特別委員会で、鳥インフルエンザへの対応について「やれることは全てやるとの考えで、防疫措置や家禽(かきん)業者への対応などに万全を期したい」と述べた。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161201294553.html

鳥インフルエンザ 新潟 関川村のニワトリ処分は6割余に【NHKニュース2016年12月1日】
新潟県の関川村と上越市で、相次いで鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、県は、合わせて54万羽のニワトリの処分を進めていて、関川村では全体の6割余りを処分したということです。県は、今月4日までにすべての作業を終えたいとしています。
このうち、上越市の養鶏場では、先月30日夜、詳しく検査した4羽のニワトリすべてからH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

県は、飼育しているニワトリ23万羽すべての処分を、1日未明から始めました。

上越市の現場では、作業に当たる職員の防護服や長靴などが不足しているということですが、国などの支援を受けて、作業を急いでいます。

一方、先に鳥インフルエンザウイルスが検出された関川村の養鶏場では、処分を始めて3日目の1日午前10時までに全体の63%余りの、19万7600羽が処分されたということです。

農林水産省は、この関川村の養鶏場から検出されたウイルスを詳しく分析した結果、高病原性のH5N6型のウイルスだったと発表しました。

同じ型の鳥インフルエンザウイルスは、先月韓国の農場で感染が広がっているほか、国内の野鳥からも検出されています。

新潟県では、2か所合わせて54万羽の処分を今月4日までに終えたいとしています。
環境省が野鳥の調査開始
新潟県で2つの養鶏場のニワトリから相次いで鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、環境省は、1日から専門の調査チームを、最初にウイルスが検出された関川村に派遣し、カモなどの野鳥に感染が広がっていないか調べています。

調査を行っているのは、野鳥の専門家と環境省の職員の合わせて5人のチームで、1日午後、鳥インフルエンザウイルスが最初に検出された関川村の養鶏場から10キロ圏内に入りました。

メンバーは、鳥インフルエンザの感染が拡大していないか、川や池など野鳥が群れている水辺を中心に双眼鏡で観察したということです。

環境省によりますと、1か所で多数が死んでいたり、ぐったりしていたりするような様子は今のところ確認されておらず、大陸からの渡り鳥の種類も例年と特に変わりはないということです。

環境省では3日まで調査を行い結果を公表することにしています。

調査にあたった環境省の鈴木真野広域鳥獣保護管理専門官は、「鳥インフルエンザが発生したからといって、水鳥を過度に怖がってほしくはないが、多数がまとまって死んでいるなどの明らかな異常があれば速やかに情報を寄せてほしい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161201/k10010791881000.html

鳥インフルエンザ 上越でも 「経営打撃間違いない」 養鶏業者、卸関係者ら嘆き /新潟【毎日新聞2016年12月1日】
 上越市の養鶏場で30日、新たに鳥インフルエンザに感染した疑いのある採卵用の鶏が見つかった。県内では、関川村の養鶏場で採卵用の鶏が高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いが濃厚となったばかり。県や関係者には衝撃が広がると共に、対応に追われている。【柳沢亮、後藤結有】

 上越市の養鶏場では同日午後、県の職員ら関係者が慌ただしく出入りしていた。周辺には警察車両が待機し、道路を封鎖するコーンが置かれるなど、物々しい雰囲気に包まれた。

 県は同日午後7時から対策本部会議を開催。県では、遺伝子検査の結果を待たずに約23万羽を殺処分する方針で、関川村と同時進行で対策に追われている。

 同市では同日夕、部長クラスが対応を協議。遺伝子検査の結果を受けて、対策本部を設置するか判断することを決めた。隣接する糸魚川市でも鳥インフルエンザ拡大の恐れがあるため、警戒本部を設置し、情報収集に努めている。

 相次ぐ鳥インフルエンザの疑い事例の発生に、養鶏業者や卸関係者らからは経営への影響を懸念する声が上がっている。

 「今のところ異常はないが、今後が不安だ」。問題となった上越市の養鶏場から半径10キロ圏内にある養鶏場の担当者はつぶやいた。卸先の事業者からは「かき入れ時なのに卵が足りない」との声も上がり始めているという。ただ卵の出荷はできない状況のため、「経営に影響が出るのは間違いない」と声を落とした。

 「商売あがったりだ」。こう漏らすのは、長岡市の鶏卵卸会社の担当者。上越市内の養鶏場からも多く仕入れていたため、仕入れ量が約4割減る見込みだという。30日には「どこから仕入れているのか」「大丈夫か」と顧客から頻繁に問い合わせがあり、商品の安全性の説明に追われたといい、「養鶏場は行政が補填(ほてん)してくれるが、卸会社には何の補償もない」と不満を口にした。

 県内では採卵用の鶏は計約540万羽飼育されており、上越市の養鶏場の約23万羽も殺処分されると、関川村の約31万羽と合わせ、全体の10%程度が殺処分される計算になる。県内を中心に展開するスーパーマーケットの担当者は「今のところ仕入れへの影響はない」としつつ、「これから3例目、4例目と被害が拡大していくと、県外からの仕入れの割合を増やしていかなければならなくなる」と懸念している。
http://mainichi.jp/articles/20161201/ddl/k15/040/003000c

鳥インフルエンザ また新潟で H5型検出、23万羽殺処分へ【毎日新聞2016年12月1日】
 新潟県は30日、同県上越市の養鶏場で飼育している採卵用の鶏から、毒性の強いH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。県の遺伝子検査で判明した。養鶏場では約23万羽を飼育しており、県は12月1日から殺処分を始めるとともに、半径10キロ以内の養鶏場などに対し、鶏や卵などの移動を制限した。同県では関川村で高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したばかりで、約31万羽の殺処分が続いている。

 県によると、29日午前、同市の養鶏場内に10ある鶏舎の一つで、約40羽が1カ所にかたまって死んでいるのを従業員が発見。翌30日午前にも同じ鶏舎で約60羽が死んでおり、県に届け出があった。県上越家畜保健衛生所が同日に立ち入り検査し、死んだ鶏3羽と生きている鶏4羽の計7羽で簡易検査を行い、各3羽が鳥インフルエンザの陽性反応を示したという。その後の遺伝子検査で高病原性であることが判明した。

 県内では、同市から約150キロ北東の関川村の養鶏場で、採卵用の鶏からH5型の高病原性を検出。30日午後6時までに9万6560羽の殺処分を終えたという。

 県によると、殺処分と埋却処分は予定より遅れ、12月4日までに終えたい考え。

 米山隆一知事は30日午後に同村を訪れ、殺処分の状況を視察。養鶏場の経営者について「個人の責任ではない」としたうえで、「国の制度に基づく手当金や県として融資や補助を検討したい」と話した。【米江貴史】

青森のアヒル、埋却作業開始
 一方、H5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された青森市の農場近くで、青森県職員らが30日、殺処分された食用アヒル1万8360羽を地中に埋める作業を始めた。12月1日までかかる見通し。

 県によると、当初は農場内に埋める予定だったが、湧き水が多く適さないと分かり、農場から約400メートル離れた市有地に変更。縦40メートル、横6メートル、深さ4メートルの埋却溝3カ所を整備した。

 この日は午前8時から、県職員110人や作業員が埋却処分を開始。殺処分されたアヒルはフレコンバッグに入れたまま、消石灰で消毒後にブルーシートを敷いて作った埋却溝に埋められた。【佐藤裕太】
http://mainichi.jp/articles/20161201/ddm/041/040/148000c

新潟、鳥インフル2件目 上越【朝日新聞デジタル2016年12月1日】

 新潟県は30日、上越市の養鶏場で死んだニワトリが見つかり、遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)と確認したと発表した。約150キロ離れた同県関川村のほか、青森市の農場でもニワトリやアヒルの高病原性鳥インフルが確認されており、感染拡大が懸念されている。

 新潟県によると、上越市の養鶏場から…
http://www.asahi.com/articles/DA3S12684380.html

【鳥インフル】新潟・上越の養鶏場 23万羽の殺処分開始 県内で計54万羽【産経ニュース2016年12月1日】
高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された養鶏場で、処分作業の準備をする作業員=1日午前、新潟県上越市(小型無人機から)
 死んだ鶏からH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された新潟県上越市の養鶏場で、県は1日午前、飼育されている約23万羽の殺処分を始めた。県の職員や自衛隊員ら延べ約2100人態勢で取り組み、4日までの処分完了を目指す。

 この養鶏場では100羽の鶏が死に、一部を検査した結果、H5型の遺伝子が11月30日夜に確認された。現場でが深夜から1日朝にかけて消毒作業などを行った後、1日午前10時ごろから殺処分を始めた。

 一方、鳥インフルエンザへの感染が上越市よりも先に確認された同県関川村の養鶏場でも、約31万羽の殺処分が続いた。2つの養鶏場は約140キロ離れている。

 上越市の作業拠点となっている柿崎総合体育館では、白い防疫服に身を包んだ県の職員や自衛隊員らが断続的にバスに乗り込み、現場に入った。

 鳥インフルエンザへの感染が県内で2カ所ほぼ同時に発生したことから、殺処分に必要な資機材や人員が不足しており、県は市町村にも応援の人員派遣を要請。これ以上の感染拡大を防ごうと懸命に取り組んでいる。
http://www.sankei.com/affairs/news/161201/afr1612010014-n1.html

上越でも鳥インフル、見えぬ収束 知事、養鶏場で殺処分視察【産経ニュース2016年12月1日】
 関川村の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたのに続き、上越市でも30日、死んだ鶏から鳥インフルエンザの陽性反応が出た。県内2例目の発生で、懸念されていた感染の拡大が早くも現実のものとなり、事態は今後さらに深刻化する可能性もある。県は上越市の採卵養鶏場が飼育する鶏23万羽について、遺伝子検査の結果を待たず、国の要請を基に殺処分を決めるなど早期収束に向けて対応を急いだ。

 県は同日午後3時、上越市の養鶏場で10カ所ある鶏舎のうち1つで29、30の両日に計100羽が死んでいるのが確認されたと発表。午前10時半ごろに養鶏場から届け出を受け、同市の上越家畜保健衛生所による簡易検査の結果、7羽のうち6羽が鳥インフルエンザの陽性反応を示したという。

 中央家畜保健衛生所(新潟市西蒲区)での遺伝子検査の結果を待たず、県は農林水産省の要請を基に23万羽の殺処分を決めた。県は「既に関川村で発生しており、速やかに殺処分する」とした。

 一方、31万羽が殺処分の対象となった関川村の養鶏場では30日、県の職員や自衛隊員による2日目の作業が続けられ、午前10時までに6万9200羽が処分された。午後1時すぎから約20分間、同村の現場を視察した米山隆一知事は「ずれ込む可能性もあるが、可能な限り早いのが感染拡大を防ぐ大原則」と述べ、予定している2日までの4日間で処分を終えるよう作業を急ぐ考えを示した。

 県は養鶏場周辺の地下水と荒川、前川の水質調査を実施。29日の採取分は基準内に収まっていたという。また、周辺で29日夕、スズメ1羽の死骸(しがい)が新たに見つかったが、簡易検査では陰性と判明しウイルスへの感染はなかった。

 米山知事は関川村の現場で、鶏舎の外側から鶏の殺処分や死骸の搬送、鶏を埋める穴の掘削作業を視察し、作業にあたる職員らには「頑張ってください」と声を掛けたという。職員の精神面のケアについて、米山知事は「大量の数の命を奪い心的な負担になる。さらなる負担にならないようにしたい」とした。

 米山知事は養鶏場の経営者とも面会。「個人の責任ではないので殺処分を一生懸命行い、雇用維持の面からも『頑張ってほしい』と話した」と明かした。

                   ◇

 ■養鶏業者ら「打つ手なし」 自治体関係者、風評被害に危機感

 〈新潟〉県内での鳥インフルエンザウイルスの感染拡大が30日判明し、養鶏業者や自治体は対応に追われた。ただ2例目となった上越市は1例目の関川村と約150キロも離れており、県養鶏協会の木村晴夫会長(76)は「どこに拡散してもおかしくない。何をすれば防げるのか。打つ手がない」と困惑の表情をみせた。

 鳥インフルエンザが確認された関川村の養鶏場から半径10キロ圏外の胎内市には7つの養鶏場があり、市によると計約170万羽が飼育されている。同市は29日に対策本部を設置。養鶏場に防疫面の指導を行うとともに、市内の保育園と小中学校の保護者に文書で注意を促した。市総務課の高橋晃課長は「全県的に感染した印象が広がりかねず、風評被害を防がないといけない」と危機感を募らせた。

 市の観光施設「樽ケ橋遊園」は30日、臨時休業の措置をとり、本来は同日までの予定だった今季の営業を終えた。フラメンゴなど約65羽を飼育しており、安全面を考慮したという。

 新発田市のナカショクは、同市や胎内市や新発田市など5つの農場で約150万羽の鶏を飼育する。担当者は「普段から徹底している鶏舎の防疫対策を継続する」と気を引き締めた。

 車両の消毒に加え、鶏舎の屋内外で使う長靴の色を変え、間違えないように神経を注ぐ。搬送用資材にも気を配り「卵の出荷先から戻ってくるトレーや台車も消毒している」という。

 また、関川村に隣接する村上市などで養鶏場を経営するタカムラ鶏園(富山県黒部市)は、養鶏場に出入りする関係者の数を最低限に抑え、石灰の散布など消毒措置を徹底した。

 日本養鶏協会(東京都中央区)の廣川治専務理事は「風評被害につながらないように正しい情報を発信したい」と話した。
http://www.sankei.com/region/news/161201/rgn1612010015-n1.html

県や市 鳥インフル対応に奔走 関係者「防護服足りない」【新潟日報モア2016年12月1日】
 鳥インフルエンザ感染の確認を受け、県上越地域振興局や上越市などは30日、未明まで関係機関との連絡や情報収集に追われた。

 県上越地域振興局では同日午後2時半ごろから、市の危機管理担当者や自衛隊関係者らが集まり対応を協議。車両の消毒地点などを確認した。振興局の担当者は「関川村の支援のため、準備していた防護服などを送ってしまい、現在は足りない状態」と話し、物資の調達に奔走していた。

 県上越家畜保健衛生所は職員3人を養鶏場に派遣。養鶏場に対し、敷地内のゲートでの消毒を念入りに行うよう指示した。衛生所には情報を聞いた市民からの問い合わせが相次ぎ、担当者が状況の説明に追われた。

 上越市の村山秀幸市長は同日午後の予定をキャンセルし庁内で会議を開いた。会議後、村山市長は風評被害などへの懸念も踏まえ「地元へどんな支援ができるか、不安をどう払拭(ふっしょく)できるかを説明していきたい」と表情を引き締めた。

 午後9時から副市長、部局長ら幹部を招集して非公開の対策本部会議を開催。養鶏場のある地域の総合事務所もテレビ会議でつなぎ、状況の把握や県との連携態勢について話し合った。

 糸魚川市も農業や環境部門の担当者らによる警戒本部を設置。今後の状況に応じてどう対応し、情報共有していくかなどの手順を確認した。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161201294374.html

県内2例目 地元に衝撃広がる 上越でも鳥インフルエンザ【新潟日報モア2016年12月1日】
高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された上越市の養鶏場で消毒作業をする関係者=30日午後4時すぎ、上越市

 被害は関川村から約150キロ離れた上越市にも広がった。上越市の養鶏場で死んだ鶏の遺伝子検査で、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された30日、養鶏場では作業員らがひっきりなしに出入りし、慌ただしい雰囲気に包まれた。上越地域の養鶏業者は「被害の拡大が怖い」とつぶやき、県や自治体の担当者は夜を徹して対応に追われた。関係者が不安を募らせる中、関川村の養鶏場では24時間体制で鶏の殺処分が続いた。

 上越市の養鶏場では、敷地の入り口に消毒用石灰がまかれ、県職員や警察官らが次々と中に入っていった。

 この養鶏場では採卵鶏約23万羽を飼育している。養鶏場の女性従業員は「県から(消毒など感染防止の)指導を受けている。(関係者以外を)立ち入り禁止にしている」と話した。

 上越地方の養鶏業者にも衝撃が広がった。養鶏場から半径10キロ圏内にある養鶏場の男性農場長は「怖い。現在、飼育している鶏に異常は見られないが、感染防止に向けた対策を早く取ってほしい」と語った。

 10キロ圏内にある別の養鶏場代表の男性は「まさか上越で出るとは思わなかった。こんな近くで起きれば、うちの鶏もどうなるか分からない」と表情を曇らせた。

 養鶏場から10キロ以上離れた糸魚川市で地鶏を育てる「ワークセンターにしうみ」の責任者宝剱(ほうけん)邦治さん(52)は「野鳥の侵入を防ぐ金網を改めて点検した。鳥インフルエンザを発生させないよう注意を徹底したい」と語った。

 県養鶏協会の木村晴夫会長=五泉市=は「関川だけで収束すると思っていただけにショック。予防のためには鶏舎内の消毒を徹底する必要がある。多額の費用がかかり、行政は支援してもらいたい」と訴えた。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161201294370.html

上越でも鳥インフル確認 県内2例目、23万羽処分へ【新潟日報モア2016年12月1日】
高病原性インフルエンザの感染が確認された養鶏場=30日午後4時すぎ、上越市(本社ヘリから)

 県は30日、上越市の養鶏場で採卵鶏がH5型の高病原性鳥インフルエンザに感染したことを遺伝子検査で確認した。29日に県内で初めて、関川村の養鶏場の採卵鶏がH5型の鳥インフルエンザに感染した事例に続き、本県の家禽(かきん)では2例目。1日午前10時から、上越市の養鶏場で飼っている全約23万羽の殺処分を始める。24時間体制で対応し、4日に終える予定。県内での感染が拡大しており、県は「3例目がないとは言えない」として警戒態勢を強めている。県は対応する人員確保のため、県内全市町村に応援を要請した。

 県はさらなる被害を防ぐため、上越市の当該養鶏場から半径3キロ圏内を鳥や卵の移動制限区域に、3〜10キロ圏内を搬出制限区域として区域外への持ち出しを禁じた。10キロ圏内に養鶏場が他に2カ所あり、計約13万羽を飼育している。

 県によると、上越市の養鶏場の鶏舎内で29日、1カ所に固まって約40羽が死んでいるのが見つかった。さらに30日午前、同じ鶏舎で約60羽が死んでいたため、県に連絡。県上越家畜保健衛生所の簡易検査で、7羽中6羽から陽性反応が出た。

 その後、30日夜になって遺伝子検査で感染が確認された。県は消毒や資材の準備を進め、1日午前10時から殺処分を開始する。農林水産省からは遺伝子検査の結果が判明する前に、殺処分の準備に着手するよう県に指示が出ていた。

 既に関川村の養鶏場での殺処分に多くの県職員を投入していることから、県は自衛隊と県内全市町村に人員の応援派遣を要請した。延べ2100人を投入し、4日までに埋却を含めた作業を終える予定。

 県は30日午後7時に3回目の対策本部会議(本部長・米山隆一知事)を開き、関川村と上越市での事例について現状を確認し、今後の対応に関し情報を共有した。終了後、米山知事は「重大な事態だ。これ以上起こらないとは言えない。予防に全力を尽くす」と危機感を示した。

 一方、関川村の養鶏場での殺処分は続いている。30日午後6時現在、9万6560羽を処分した。県は当初、2日までの作業完了を見込んでいたが、資材の不足などから遅れが生じている。米山知事は「4日には埋却まで終わらせたい」と述べた。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161130294332.html

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新潟・上越市でも鳥インフル 養鶏場23万羽殺処分【共同通信2016年11月30日】(鳥インフルエンザ新潟県上越市関連30日分まとめ)
鳥インフル、新潟の殺処分遅れる…全体の1割【読売新聞2016年11月30日】(鳥インフルエンザ新潟県関川村関連30日分まとめ)
水質への薬剤影響を調査 関川村 県職員ら作業急ぐ【新潟日報モア2016年12月1日】
鳥インフル、佐渡汽船が水際対策【新潟日報モア2016年12月1日】(トキ)
ペンギン展示も鳥インフル対策 新潟・マリンピア【新潟日報モア2016年12月1日】
野鳥の調査結果 県がHPで公開 鳥インフル検出受け【新潟日報モア2016年12月1日】

posted by BNJ at 22:51 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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