2016年12月02日

長野 鳥インフルに警戒 犀川白鳥湖と御宝田遊水池【中日新聞2016年12月2日】(鳥インフルエンザ長野県関連2日分まとめ)

水鳥への給餌を控えるよう呼び掛ける立て看板(背後は岸に上がった多数のカモ類)=安曇野市の御宝田遊水池で

 県内最大のコハクチョウ越冬地である安曇野市の犀川白鳥湖と御宝田遊水池で、高病原性鳥インフルエンザに対する警戒が強まっている。新潟県内の養鶏場で感染が確認され、北海道や東北、九州でも死んだ渡り鳥から鳥インフルエンザウイルスの検出などが相次いでいるため。県松本地方事務所(松本市)は同市とともに監視を強化している。

 鳥インフルエンザはA型ウイルスによって鳥に発生する病気。ふんとともに排せつされたウイルスは経口(鼻)感染で広がる。渡り鳥が病原体の“運び屋”とされ、鶏やアヒルなどが大量死するケースもある。

 新潟県での感染確認を受けて県も警戒態勢に入ったが、今のところ県内での感染は確認されていない。しかし、シベリアなどからコハクチョウや多種のカモ類が渡ってくる安曇野市では、水鳥への給餌を控えるよう立て看板を出すなどして警戒している。

 中でも、御宝田遊水池では給餌を通じて人に慣れた多数のカモ類が岸に上がり、人に近づく。同地方事務所林務課の鳥獣対策専門員は「ウイルスに感染した鳥のふんを人や車が踏めば、他地域への感染拡大につながりかねない」と警戒を呼び掛けている。

 野鳥関係では、十一月二十九日に北海道でハヤブサ、青森県でオオハクチョウからそれぞれ鳥インフルエンザの陽性反応が出て、宮城県や鹿児島県でもマガンなどから高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されており、長野県内での警戒態勢は当分、続きそうだ。

 (野口宏)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161202/CK2016120202000022.html

鳥インフルエンザ 県、養鶏農家に対策要請 県内異常なし /長野【毎日新聞2016年12月2日】
 新潟県上越市で鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、県は1日、消毒範囲を広げるなどウイルスの侵入を防ぐ対策を強化するよう養鶏農家に要請した。1日午後8時現在、県内で異常は確認されていない。

 100羽以上を飼育する養鶏農家は県内に105戸あり、県農政部は30日夕方以降、電話などで異常の有無を調べたが、確認されなかった。同部は105戸に対し、これまで入り口付近を消毒するよう呼びかけていたが、1日には鶏舎の周囲を消毒するよう要請した。また、農家が集まる催し物は中止するよう依頼した。【巽賢司】
http://mainichi.jp/articles/20161202/ddl/k20/040/054000c

鳥インフル 長野県、水際阻止へ厳戒態勢 レベル引き上げ、消毒など指導【産経ニュース2016年12月2日】
 隣接する新潟県で2件目の鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受けて県は1日までに、警戒レベルを引き上げてニワトリはじめ家禽(かきん)を飼育する農場に自主的な消毒の実施を求めるなど厳戒態勢を敷いた。県内では、鳥がまとまって死ぬなど感染が想定される報告はない。隣県での鳥インフルエンザが県境に近い上越市に波及したことから、県農政部は「いつ県内で起きても不思議ではない事態」として、感染を水際で阻止するために防疫強化などの対策を押っ取り刀で進めている。

 県は、新潟県で最初の感染が明らかになった11月29日、関係部局からなる「高病原性鳥インフルエンザ庁内連絡会議」を設置し、県内で発生した際の対応を確認した。県内の小規模も含む1036の全飼育農場に対しては、ウイルスの侵入防止対策の徹底を求めた通知を郵送するなどして注意喚起を図っている。

 県は同日、防疫対策レベル(5段階)をレベル1からレベル2に一段階引き上げた。1から2へのアップは、同じく隣県の愛知県で鳥インフルエンザの発生が確認された平成22年度以来のことだ。

 また11月30日夜には、各地域の家畜保健衛生所を通じてニワトリなど100羽以上を飼育する105の農場に直接、異常の有無を確認した。1日には家畜衛生情報を発送し、農場の周囲への消石灰の二重散布や、関係者が1カ所に集まる会合や催しの自粛・中止などを指導した。ウイルスを運ぶ野鳥や小動物の農場内への侵入防止、出入り口での車両・人の消毒、制限の徹底なども求めた。

 県園芸畜産課は県民に「鳥インフルエンザが人に感染する可能性は極めて低い。しかしペットの鳥の世話をした後には手洗いやうがいを行い、野鳥の死骸を見つけたら県地方事務所林務課や市町村に相談してほしい」と呼びかけている。

                   ◇

 ◆動物園にも影響広がる

 隣県での鳥インフルエンザ発生の影響は、多くの鳥類を抱える県内の動物園にも広がる。いずれの施設も自主的に展示の中止や消毒に取り組み、感染を防ぐための対策を強化している。

 長野市の茶臼山動物園では1日、園内に通じる道路に消毒用の石灰をまいた。来年の「酉(とり)年」にちなんだオオコノハズクとの年賀状用写真の撮影イベントを中止し、モルモットがその代役を務める。ライチョウ舎も、屋外での展示を取りやめ、屋内のガラス越しでのみ鑑賞できるようにした。

 同園の宮沢育也副園長は「全国的に感染が広がっており、こちらも緊張してきた。対策を万全にして動物を殺処分するような事態は避けたい」と話す。

 同市の城山動物園では、放し飼いにした鳥類を展示するエリアを閉鎖した。須坂市動物園も人気者のフクロウやニワトリとの触れ合いイベントを中止した。
http://www.sankei.com/region/news/161202/rgn1612020047-n1.htmlhttp://www.sankei.com/region/news/161202/rgn1612020047-n1.html

県内農業高校 消毒を徹底 鳥インフル【信濃毎日新聞2016年12月2日】
靴底を消毒して鶏舎に入る下高井農林高の2年生。鶏舎周辺には消石灰をまいた=1日、木島平村
 新潟県上越市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを受け、県教委は1日、鶏を飼育する県内農業高校4校にメールで対策の徹底を呼び掛けた。鳥類を飼育する県内の公園や博物館でも人と鳥の接触を制限する動きがさらに広がった。

 鶏など140羽余を飼育する下高井農林高校(下高井郡木島平村)は1日、鶏舎周辺に消石灰を散布。アグリサービス科2、3年生計42人が飼育や採卵をしている。藤田隆一教諭(54)が生徒に「鶏舎に入る前に靴底を消毒して」と指導。2年の渡辺僚哉さん(16)は「細かい部分に気を付けたい」と話した。同校は同科以外の生徒に鶏舎にむやみに近づかないようにも呼び掛けている。

 採卵鶏約150羽と研究用の信州黄金シャモ約10羽を飼う佐久平総合技術高校浅間キャンパス(佐久市)は、2日にも消毒範囲を拡大する。御子柴すみれ教諭(26)は「感染拡大が速い印象。こまめに消毒を続けたい」。

 県教委は鳥類を飼育する29小学校にも、市町村教委を通じて注意を呼び掛けた。

 一方、大町市立大町山岳博物館は1日、飼育する国特別天然記念物ニホンライチョウ4羽への感染を防ぐため、飼育舎がある同館付属園を3日から来年2月28日まで臨時休園すると発表。関係者以外の立ち入りを制限し、出入り口に石灰をまくといった対策も取る。

 松本市アルプス公園内の「小鳥と小動物の森」は1日、水鳥の飼育施設に野鳥の侵入を防ぐネットを張った。来場者が動物を直接触ることができる「ふれあい広場」で鶏の放し飼いも中止。市公園緑地課は今後、来場者の靴底の消毒なども検討するという。

 新潟県境の市町村も担当する県北信地方事務所(中野市)は市町村担当者らを集めた連絡会議を開き、ウイルス発生時の対応を確認した。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161202/KT161201FTI090045000.php

http://megalodon.jp/2016-1202-1244-30/www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161202/CK2016120202000022.html
http://archive.is/JOChG
http://archive.is/33sGz
http://archive.is/kVdOF
迫る脅威、県内緊張 上越でも鳥インフル【信濃毎日新聞2016年12月1日】

posted by BNJ at 12:49 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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