2016年12月03日

隠岐沖の船で保護のコミミズク元気に 兵庫【産経ニュース2016年12月3日】

牧田さんの手当てで元気になったコミミズク=香美町香住区
 日本海で保護されたコミミズクが、香美町香住区余部の県野鳥の会員で理髪店を経営する牧田清さん(81)方に持ち込まれ、牧田さんの手当てで元気になった。

 コミミズクは体長約30センチの成鳥で、但馬漁協所属のカニ漁船が11月29日に島根県・隠岐島沖合で操業中、船上に迷い込んだ。体が弱っていたことから30日に柴山港に帰港したとき、柴山支所を通じて、牧田さんに手当てを依頼した。

 コミミズクはフクロウ科の鳥で、外耳状の羽毛が短いことが和名の由来という。ユーラシア大陸などに分布し、日本には越冬で飛来する冬鳥として知られる。

 牧田さん方に持ち込まれたときはやせて、元気がなかったが、エサの砂ずりと水を与えたところ、元気になった。現在は牧田さんにも慣れた様子で、腕にも乗り、牧田さんがピンセットでエサを与えるとかわいい仕草で食べている。

 牧田さんは「越冬で飛来中にタカなどに追われて、船に逃げ込んだのではないか」といい、体力が十分回復すれば放鳥することにしている。
http://www.sankei.com/region/news/161203/rgn1612030020-n1.html

コミミズク 再び飛び立つ日まで 漁船に「不時着」 牧田さん保護、元気取り戻す 香住 /兵庫【毎日新聞2016年12月4日】
元気になって牧田さんから餌をもらったり、腕に止まったりするコミミズク=兵庫県香美町香住区余部で、竹花義憲撮影
 ひどく衰弱していたフクロウ1羽が、香美町香住区余部、理容業、牧田清さん(81)の世話で元気を取り戻した。自力で餌を取れるまで回復し、牧田さんは「孫が増えたよう。元気に飛べるようになるまで見守ってやります。命が助かって良かった」と目を細めている。

 牧田さんは兵庫野鳥の会会員として30年以上活動。傷付いた野鳥を保護し、回復させて野に放つ活動を続けている。

 助けられたのはフクロウの一種、コミミズク。北アメリカ、西インド諸島などで繁殖し、ヨーロッパ、アフリカ東部で越冬、日本では冬鳥として全国に渡来する渡り鳥だ。

 体長三十数センチ。成鳥となった雌。11月30日、柴山港(香住区)に帰港した底引き網漁船が、島根県隠岐島北方海域で操業中、船に「不時着」したもの。乗組員が手厚く保護し、持ち帰って知人を通じて牧田さんへ連絡した。

 黄色の目が愛くるしく、「ミミちゃん」と呼び名を付けた。牧田さんは「最初、持ち込まれたときは、助かるかなと心配になったが、朝夕、トリの砂ずりを細かく刻み、ピンセットを使って口に押し込んだ。次第に元気になり、自分で食べるようになった」と話す。「完全に回復するのは来春。暖かくなってから大空へ放してやります」【竹花義憲】

〔但馬版〕
http://mainichi.jp/articles/20161203/ddl/k28/040/479000c

http://archive.is/8g5gW
http://archive.is/FD6f2

タグ:コミミズク
posted by BNJ at 11:35 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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