2016年12月06日

長野 死んだ野鳥2羽、鳥インフル「陰性」 安曇野、生坂で回収【中日新聞2016年12月6日】

 安曇野市の御宝田(ごほうでん)遊水池で三日、コハクチョウから鳥インフルエンザの陽性反応が出た問題で、県は五日、新たに死んだ野鳥二羽を安曇野市と生坂村で回収したと発表した。簡易検査ではともに陰性だった。県は茨城県つくば市の国立環境研究所に検体を送って精密検査する。

 県によると、五日午前七時半ごろ、安曇野市の犀川河川敷で、衰弱しているコハクチョウ一羽がいると安曇野署を通じて連絡があった。同日午前九時四十分ごろにも、生坂村の生坂ダム取水口にオオバン一羽が死んでいると、ダムを管理する東京電力の職員が届け出た。二羽が見つかった場所はともに、県が三日に指定した野鳥の監視重点区域内だった。

 県は三日に見つかり、簡易検査で陽性反応が出たコハクチョウを精密検査した結果、毒性が強い高病原性鳥インフルエンザの可能性がある「H5亜型」と発表した。国の確定検査機関である鳥取大で、さらに詳しく調べている。

 県は、県内の養鶏農家など千三十六戸に注意喚起し、野鳥には近づかず、死んだ野鳥を見つけたら触らないで県や市町村に連絡するよう呼び掛けている。

 (沢田佳孝)

◆立ち入り規制、道路封鎖 安曇野市

御宝田遊水池に続く堤防道路への進入禁止を呼び掛ける看板=安曇野市で
写真
 鳥インフルエンザの陽性反応がコハクチョウ一羽から出た安曇野市は五日、野鳥が飛来する同市豊科田沢の「犀川白鳥湖」周辺の道路を新たに封鎖するなど対応に追われた。

 市は三日以降に陽性反応が出たコハクチョウが見つかった、同市明科中川手の御宝田遊水池への立ち入りを規制し、犀川右岸沿いを走る周辺の堤防道路約一キロを封鎖した。

 これに加え、御宝田遊水池から約三.六キロ南にある犀川白鳥湖周辺の左岸堤防道路約五百メートルも封鎖した。

 市は五日、農林部農政課や耕地林務課の課長ら約二十人を集めた連絡会議を開き、今後の対応を確認した。

 市の担当者は「規制エリアに立ち入り、消毒せず帰宅すると野鳥への感染拡大の危険がある」と語り、近くに立ち入らないよう理解を求めている。

 犀川河川敷でハクチョウの保護に取り組む「アルプス白鳥の会」も活動を控えている。事務局の会田仁さん(67)=同市穂高有明=は「ついに来たかという感じ。愛鳥家として悲しく心配でもある。これ以上衰弱した鳥が見つからないことを願っている」と語った。

 影響は安曇野市外にも広がっている。松本市は、アルプス公園内の「小鳥と小動物の森」を四日から臨時休園にした。

 (水田百合子)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161206/CK2016120602000020.html

鳥インフル 監視重点区域で野鳥の死骸 2羽、簡易検査は陰性 長野【産経ニュース2016年12月6日】
 安曇野市で野生のコハクチョウから鳥インフルエンザウイルス遺伝子が検出されたことを受けて県は5日、コハクチョウの発見地点から半径10キロ以内の野鳥監視重点区域で見つかった2羽の野鳥に簡易検査を行った結果、いずれも陰性だったと発表した。同区域内では職員や鳥獣保護管理員が巡回するなど警戒を続けている。

 2羽の野鳥は、最初のコハクチョウの発見地点から上流に約1キロの安曇野市南穂高の犀川河川敷で見つかったコハクチョウと、生坂村の東京電力生坂ダム湖にいた水鳥のオオバン。住民らからの通報で県松本地方事務所の職員が回収したときには2羽とも死んでいた。県は、国立環境研究所(茨城県つくば市)に検体を送って遺伝子検査を行い、結果を確定させる。

 県内では、野鳥や家禽(かきん)に異常が認められたという報告はない。県は、野鳥が大量死などの状態で見つかった場合、触ったり近づいたりせずに各地方事務所の林務課へ通報するよう県民に呼びかけている。
http://www.sankei.com/region/news/161206/rgn1612060030-n1.html

鳥インフル対策に万全 生坂の野鳥 簡易検査で陰性【信濃毎日新聞2016年12月6日】
松本市アルプス公園内にある「小鳥と小動物の森」の臨時休園を知らせる看板=5日
 県は5日午後、東筑摩郡生坂村の生坂ダムで水鳥のオオバン1羽が死んでいるのを確認し、鳥インフルエンザウイルスの簡易検査をした結果、陰性だったと発表した。環境省がさらに調べる。同日午前に簡易検査で陰性だったコハクチョウ1羽の死骸を確認した安曇野市の犀川と生坂ダムは、県の遺伝子検査で3日にH5型の同ウイルス遺伝子が検出されたコハクチョウ1羽が見つかった安曇野市の御宝田遊水池付近の10キロ圏内にある。発表は、同省が野鳥監視重点区域に指定していることを踏まえた。

 3日に発見されたコハクチョウについては、国が高病原性ウイルスかどうか確定検査をしている。安曇野市は5日、庁内の連絡調整会議を開き、市内に鶏やアヒルを飼育する保育園や小中学校がないことなどを確認した。宮沢宗弘市長は開会中の市議会12月定例会で「さらに情報収集に努め、対応に万全を期したい。住民への情報提供や不安解消を図ることが重要」と述べた。

 松本市は5日までに、同市アルプス公園内の動物園「小鳥と小動物の森」を臨時休園にした。異常は見つかっていないが、公園緑地課は「念のため」と説明。再開のめどは立っておらず、「(環境省の)確定検査の結果次第」としている。また市は、御宝田遊水池から半径10キロ以内の飼育数100羽以下の養鶏場などに消毒用の石灰20キロを配り始めた。生坂村は野鳥に近づかない、死骸を見たら連絡するなどの注意事項を5〜6日に防災無線などで周知。東筑摩郡筑北村も有線放送で注意喚起している。

 一方、毎年冬にコハクチョウが飛来する諏訪湖を管轄する県諏訪地方事務所は5日までに、管内に6人いる県鳥獣保護管理員に対し、主に諏訪湖畔で野鳥の様子を重点的に観察するよう依頼した。野鳥の死骸の有無を報告してもらう。

 諏訪市内で5日開いた「諏訪地域高病原性鳥インフルエンザ防疫推進会議」では、信州諏訪農協(本所・諏訪市)が、今季の鶏のひなのあっせんを中止したことを明らかにした。例年、12月に希望者の注文を受け、翌年春に出荷している。注文者は自家用に鶏を飼育する人がほとんどで、養鶏農家はいないという。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161206/KT161205FTI090028000.php

鳥インフルに緊張感 諏訪地域防疫推進会議【長野日報2016年12月6日】
高病原性鳥インフルエンザの発生に備え、県諏訪地方事務所は5日、関係機関・団体との諏訪地域防疫推進会議を諏訪市内で開いた。全国で感染確認が相次ぎ、安曇野市で野生のコハクチョウからもウイルス遺伝子が検出された事態を受け、浅井秋彦所長は「いつ、どこで発生してもおかしくない状況だ」と強調。出席者は例年以上に緊張感を持って臨み、まん延防止の鍵となる初動対応を確認した。

県伊那家畜保健衛生所によると、諏訪地域の家禽(かきん)の飼育戸数は延べ28戸、飼養羽数は計約1万2700羽(2月1日現在)で、うち4戸が100羽以上を飼養する。他の地域に比べると少ないが、県内有数の野鳥飛来地・諏訪湖を抱えており、毎年1月にはカモ類だけで2000〜3000羽が確認される。

諏訪湖の現況について、地方事務所林務課は「コハクチョウはいないが、多くの種類の冬鳥が飛来している」と報告。国が警戒レベルを引き上げたことに伴い、種によっては死亡個体1羽でも検査対象になるとし、渡り鳥が集まる場所を重点的に巡回するよう県鳥獣保護管理員にも要請したことを明らかにした。

同衛生所は、ウイルス伝播について「渡り鳥の関与が強く疑われている」と指摘。ウイルスの侵入防止対策の徹底や、異常の早期発見・通報を養鶏農家らに指示したと報告した。

地方事務所農政課は、発生農場では原則24時間以内に殺処分を、72時間以内に焼却・埋却処分を終える必要があると説明。管内の大きな農場で発生した場合、こうした作業には延べ462人、周辺の主要道路に一定期間設ける車両の消毒ポイントには同2784人の人員が必要になると試算した。

諏訪6市町村、農協、獣医師会、警察などから約40人が出席。例年の会議より多くの質問が出された。県は「鶏肉や卵を食べて人に感染した例はない」などと、住民に冷静な行動を呼び掛けている。
http://www.nagano-np.co.jp/articles/11138

http://megalodon.jp/2016-1206-1210-41/www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161206/CK2016120602000020.html
http://archive.is/a086G
http://archive.is/muqej
http://archive.is/7hHVT
安曇野で野生のコハクチョウから鳥インフル検出 周辺閉鎖し防疫強化【産経ニュース2016年12月5日】(確定検査待ち/既報4ソース)

posted by BNJ at 12:14 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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