2016年12月10日

世界のまちかどで ここに注目!/139 南アフリカ ワインの味を守るアヒル 毎日小学生新聞【毎日新聞2016年12月10日】

 南みなみアフリカは世界的せかいてきに有名ゆうめいなワインの産地さんちです。南西部なんせいぶのステレンボッシュはこの国くにで2番目ばんめに古ふるい町まちで、たくさんのワイナリー(醸造所じょうぞうしょ)が集あつまっています。ワイナリー巡めぐりは観光客かんこうきゃくに人気にんきで、美うつくしい景色けしきの中なかでおいしいワインや食事しょくじを楽たのしむことができます。

 自然農法しぜんのうほうにも力ちからを入いれていて、郊外こうがいのワイン農園のうえんで見みられる約やく1000羽ばのアヒルの群むれの大行進だいこうしんが話題わだいです=写真しゃしん。飼育係しいくがかりが笛ふえを吹ふいて白しろい旗はたを振ふると、一斉いっせいにブドウ畑ばたけをめがけて駆かけ出だします。アヒルたちがカタツムリやナメクジなどを食たべてくれるのです。

 スタッフは「ワインに使つかわれるブドウを守まもってくれるおかげで、害虫駆除がいちゅうくじょのための農薬のうやくを減へらすことができます」と教おしえてくれました。アヒルの出勤風景しゅっきんふうけいは「ダックパレード」と呼よばれるイベントになっています。一日いちにちに3回見かいみることができて、家族連かぞくづれの観光客かんこうきゃくのお目当めあてです。

 さて、南みなみアフリカで最初さいしょにワインが造つくられたのは1659年ねん。オランダの東ひがしインド会社がいしゃが東南とうなんアジアへの拠点きょてんとして進出しんしゅつし、オランダ系移民けいいみんが移うつり住すんだのが始はじまりです。その後ご、宗教的しゅうきょうてきな迫害はくがいを逃のがれ、フランスから移住いじゅうした人々ひとびとによって生産技術せいさんぎじゅつが向上こうじょうしました。

 黒人こくじんが差別さべつされたアパルトヘイト(人種隔離じんしゅかくり)時代じだいは貿易ぼうえきが制限せいげんされたこともありました。最近さいきんは国際的こくさいてきなコンクールで入賞にゅうしょうするなど高たかい評価ひょうかを受うけていて、日本にっぽんへの輸出ゆしゅつも増ふえています。【ヨハネスブルク・小泉大士こいずみひろし、写真しゃしんも】

国名こくめい 南みなみアフリカ共和国きょうわこく

首都しゅと プレトリア

面積めんせき 121万まん9090平方へいほうキロメートル

人口じんこう 5449万人まんにん(2015年推定ねんすいてい)

現地通貨げんちつうか 1ランド=約やく8円えん

http://mainichi.jp/articles/20161210/kei/00s/00s/010000c

http://archive.is/cp018

posted by BNJ at 11:43 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: