2016年12月13日

ライチョウの捜索、困難に 大町山岳博物館【中日新聞2016年12月13日】(他3ソース)

ニホンライチョウを捜索する市立大町山岳博物館の関係者=大町市で

 大町市の市立大町山岳博物館の飼育舎から十日に逃げた、国の特別天然記念物ニホンライチョウ一羽が見つからない。同館は、市職員らの協力を得て十二日までの三日間で延べ約二百五十人で捜索したが、発見には至らなかった。既に飼育舎から数キロ程度離れた所に移動している可能性もあり、関係者は焦りの色を濃くしている。

 「日にちがたてばたつほど、見つけるのは難しくなる」。博物館の担当者は深刻な表情で語った。

 ニホンライチョウが逃げ出したのは十日午前。飼育舎から雄と雌の二羽が、偶然に開いた排気用の窓から野外に出た。雄は同日に近くのやぶの中で見つかったが、雌は行方が分からないままだ。

 捜索は同館職員や市職員らで行った。十一日は約百十人で、飼育舎の周辺の山中など半径約三キロを中心に探し、十二日は十八人が三人ずつ六台の車に乗り、南北約十一キロ、東西約五キロの範囲で捜索したが成果はなかった。

 捜索の焦点は、山と平野部との境目の見通しの良い斜面。捜索に関わる中村浩志国際鳥類研究所(長野市)の中村浩志代表理事は「ライチョウは本来、開けた場所に生息し、林など木が多い所は好まない」と話す。

 ただ、野外に逃げた一羽のライチョウを人海戦術で探し出すことは、ただでさえ困難。加えて今の時期は、逃げた雌のような若鳥が長距離を飛ぶ習性があり「既に捜索の範囲の外に飛んでいった可能性もある」(中村代表理事)。キツネや野良猫などの天敵に捕食されたり、餌を食べられず飢え死にしたりする危険もある。

 博物館は十六日まで十八人態勢での捜索を続け、見つからなければ捜索を続けるか、打ち切るかなどの対応を決める。

 ニホンライチョウの人工飼育は環境省の保護増殖事業で、逃げた雌は博物館が育てる四羽のうちの一羽。鳥羽章人館長は十二日、東京の環境省を訪れ、ライチョウが逃げた経緯を説明し謝罪した。

 博物館は、逃げたライチョウに関する情報を求めている。(問)市立大町山岳博物館=0261(22)0211

 (林啓太)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161213/CK2016121302000025.html

ニホンライチョウ 雌1羽発見できず 情報提供呼びかけ【毎日新聞2016年12月13日】
大町市役所の入り口に貼り出された、ライチョウの情報提供を呼びかけるチラシ=長野県の大町市役所で2016年12月12日午後2時7分、小川直樹撮影
 長野県大町市は11、12の両日、市立大町山岳博物館の飼育舎から逃げ出した、人工飼育中の国特別天然記念物・ニホンライチョウの雌1羽を博物館周辺で捜索したが、発見できなかった。

 10日午前に逃げた雌雄の2羽のうち、雄は約500メートル離れた場所でその日のうちに見つかった。11日は市や同館職員、ボランティアら100人以上で雌を捜したが、発見できなかった。12日は6班に分け、3人1組になって車で周辺を捜した。しかし発見に至らず、午後4時で捜索を打ち切った。13日も捜索を継続する。

 逃げたのは6月に北アルプス乗鞍岳で採取した卵からふ化し、成長したライチョウ。同館によると、1日で数キロ先まで飛ぶことができる。普段は人工飼料などを食べており、えさの植物を自然界で自分で見つけて食べる力はない。そのため、無事に生存できているか、心配されるという。キツネやテンなどの野生動物に襲われる恐れもある。

 同市教委は市民向けにチラシを作成して市役所などに掲示し、情報提供を呼びかけた。発見の場合は同館に連絡し、「騒がずに、静かに見守り、遠く(約10メートル)から観察して職員が到着するまで待機してください」と記している。

 一方、10日に見つかった雄に異常はないという。【小川直樹】
http://mainichi.jp/articles/20161213/k00/00e/040/170000c

長野)大町山岳博物館から逃げたライチョウ見つからず【朝日新聞デジタル2016年12月13日】
雪が降りしきる中、大町山岳博物館周辺で逃げたニホンライチョウを捜す市職員ら=11日、大町市
写真・図版
写真・図版
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 大町市の大町山岳博物館で人工飼育している国の特別天然記念物・ニホンライチョウが飼育舎から逃げ出した問題で、市は11日から12日にかけて、逃げたまま行方が分からなくなっているメスの捜索を続けた。13日以降も捜索を続ける予定で、市は「白い鳥を目撃したら連絡してほしい」と情報提供を呼びかけている。

特集:どうぶつ新聞
 ニホンライチョウ2羽(オス、メス各1羽)は10日に飼育舎から逃げ出した。オスは同日捕獲されたが、メスは逃げ出したまま見つかっていない。市は10〜11日、周辺を100人態勢で捜索。12日も朝から市職員18人が車6台に分乗して市内を広範囲に捜したが、発見できなかった。

 逃げたメスのライチョウは真っ白な冬羽に換わっている。大町市内は11日に降雪があり、標高の高い場所では積雪が観測されている。移動場所によっては、積雪と白いライチョウの色が重なってしまっており、見つけにくい状況だ。

 ライチョウの世界的な研究者の…
http://www.asahi.com/articles/ASJDD2QQQJDDUOOB002.html

ライチョウ 見つからず【読売新聞2016年12月13日】
大町市が作成した、ライチョウの実物大写真が印刷されたチラシ(12日、大町市役所で)
◆大町市、16日まで車で見回り

 大町市立大町山岳博物館で10日に国の特別天然記念物ニホンライチョウが逃げ出した問題で、同市は12日も、見つかっていない雌1羽の捜索を続けたが、発見に至らなかった。市教育委員会は、逃げたライチョウの実物大写真を印刷したチラシを作成し、市民らに情報提供を呼びかけている。

 市は10日と11日、市職員とボランティア延べ約250人による「人海戦術」で、同館周辺を捜索した。

 12日は、西方向に逃げた可能性を踏まえ、同博物館から市街地を挟んで西に約5キロの山麓まで捜索範囲を広げ、市職員が3人ずつ6班に分かれて車で山沿いを見て回ったが、ライチョウは見つからなかった。同博物館の鳥羽章人館長らは同日、環境省を訪れ、ライチョウが逃げた経緯について報告した。市は16日まで、車による見回りを続ける。

 ライチョウが見つかっていないことについて、市の捜索に協力する中村浩志・信州大名誉教授(鳥類生態学)は「天敵に狙われたり、餌が確保できなかったりしている可能性もある」と懸念している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20161212-OYTNT50086.html

http://megalodon.jp/2016-1213-1136-52/www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161213/CK2016121302000025.html
http://archive.is/lhUGg
http://archive.is/VlRcy
http://archive.is/Zwvfk
ライチョウ、3日目捜索 見つからず範囲広げる 大町市【信濃毎日新聞2016年12月12日】(大町山岳博物館)
逃げたニホンライチョウ 1羽見つからず 長野【NHKニュース2016年12月11日】(大町山岳博物館/既報多数)

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