2016年12月14日

簡易は陰性、一転陽性 東山動植物園、2羽を初の殺処分【朝日新聞デジタル2016年12月14日】(東山動植物園鳥インフルエンザ関連14日分まとめ)

鳥インフルエンザ感染確定の経緯

 東山動植物園(名古屋市千種区)で13日、新たに鳥インフルエンザの感染が確認された4羽は、いずれも簡易検査では陰性だった。専門家は「簡易検査の結果だけでの判断は危険」と指摘。同時期に複数の鳥が死んだ場合、早めの対応が必要だという。

 「簡易検査で陰性だったので、(確定検査で)陽性にならないのではという期待があった」

 13日夜、記者会見に臨んだ東山動植物園の黒辺雅実・動物園長はそう説明した。この日、鳥インフルエンザの感染が確認された4羽は、9日に園内で実施した簡易検査でいずれも陰性だった。このうち隔離飼育されていた2羽について、園は13日、鳥インフルエンザの感染を受けた初の殺処分に踏みきった。

 園の対策マニュアルには、死ん…
http://www.asahi.com/articles/ASJDF6FX1JDFOIPE035.html

東山、カモ2羽殺処分 鳥インフル感染7羽に【読売新聞2016年12月14日】
動物園の休園で人気のボートもつながれたまま(13日、名古屋市千種区の東山動植物園で)=中根新太郎撮影
◆園長「断腸の思い」

 名古屋市千種区の東山動植物園で発生した鳥インフルエンザで、市は13日、飼育していたマガモ2羽とヒドリガモ、絶滅危惧種のシジュウカラガンの計4羽(いずれもメス)で新たに高病原性の「H5N6亜型」の感染が確認されたと発表した。確定検査で陽性が確定したのは計7羽となり、市は同日、感染拡大を防ぐため、隔離飼育中だったマガモとヒドリガモ各1羽を殺処分した。今回の問題での殺処分は初めて。

 12日に陽性が確定したコクチョウ3羽は園内の胡蝶こちょう池で飼育されていたが、13日に感染が確認された4羽とこの日の簡易検査で陽性反応が出た別のシジュウカラガン1羽は、コクチョウとは別の古代池で飼育されていた。

 国内での鳥インフルエンザ発生を受け、動植物園は先月22日以降、園内の鳥類を屋内へ隔離。二つの池は約300メートル離れており、それぞれの池の鳥は通常、接触はないとみられるが、園内の動物病院に隔離した時にコクチョウを介して感染した可能性もある。13日記者会見した黒辺雅実動物園長らは「二つの池で感染が始まったのかどうかは分からない。野鳥がウイルスを運んだと思われるが、はっきりしない」と語った。

 また、一連の問題で今回初めて殺処分を行ったことについて、黒辺動物園長は「断腸の思いだった」と語った。ただ、今後の対応については、「引き続き難しい判断を迫られるかもしれないが、職責として決断したい」と述べ、検査結果によっては殺処分に踏み切る考えを示した。

 7羽のうち6羽が簡易検査で陰性だった点については、動物園では「驚いている。簡易検査の結果だけで安心せず、解剖などもしていきたい」としている。

 動物園は防疫体制強化のため、11日から休園している。12日にコクチョウ3羽で陽性が確定したことから、家畜伝染病予防法に基づき約3週間の経過観察を行うことになり、来年1月初旬の営業再開を目指していた。だが、新たに4羽の感染が確認されたことで、再開はさらにずれ込む見通しだ。動物園は来年3月に開業80周年を迎え、記念行事も予定されている。
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20161214-OYTNT50019.html

鳥インフル確定、7羽に 東山動物園、絶滅危惧のガンも【中日新聞2016年12月14日】
 東山動植物園(名古屋市千種区)は十三日、飼育していた鳥四羽から新たに毒性の強い「H5N6亜型」の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。屋外の「胡蝶(こちょう)池」で飼育していたコクチョウ三羽から十二日に同型のウイルスが確認され、高病原性の確定は七羽となった。四羽は隔離前に別の「古代池」で飼育されていたため、園内の感染源が複数にわたり、さらに感染が広がる可能性もある。

◆カモ2羽、殺処分

 環境省によると、今季は野鳥や動物園などで飼育されている鳥から高病原性の鳥インフルエンザが検出された事例は十一道県の計六十四件となり、過去最多だった二〇一〇〜一一年の六十二件を上回った。担当者は「過去最も早いペースで感染が広がっている。家禽(かきん)農場ではいっそう防疫体制を強化してほしい」と警戒を強めている。

 同園で新たにウイルスが確認されたのは、十日に死んだ環境省の絶滅危惧種のシジュウカラガン、十三日に死んだマガモ、飼育中のマガモとヒドリガモの各一羽。簡易検査はいずれも陰性だったが、鳥取大で確定検査をしていた。生きていた二羽は十三日午後、環境省の指針に基づき殺処分された。

 四羽とも野鳥が飛来する古代池で飼育され、感染防止のために今月五日に隔離。胡蝶池にいたコクチョウ一羽を含め、計九羽が同じ動物病院内で飼育されていた。古代池で野鳥から感染したのか、隔離後にコクチョウを介して病院内で感染したのか、茶谷公一・動物園副園長は「潜伏期間を考えると病院内で感染し、少しずつ症状が出ている可能性もあるが、現時点では判断できない」と述べた。

 同園では十一月二十九日以降、殺処分された二羽を除き、コクチョウ三羽、シジュウカラガン二羽など計八羽が死んだ。現在、飼育中のシジュウカラガン二羽を含む計八羽の確定検査をしている。園は十一日から動物園エリアを休園し、防疫体制を強化、来年一月上旬の再開を目指している。

鳥インフルエンザに感染したマガモなどが飼育されていた東山動物園の古代池=7日、名古屋市千種区で

鳥インフル、複数の場所で感染か 東山動植物園は広がり警戒【日本経済新聞2016年12月14日】
 鳥インフルエンザ感染が確定した東山動植物園の鳥類が7羽に増えた。感染した場所の数によって、今後の拡大の規模が変わってきそうだ。

 同園によると、水鳥の場合、感染した鳥のフンなどが入った水を、別の鳥が餌と一緒に飲むことなどで感染が広がっていく。

 今回死んだ3羽も含め、同園はコクチョウ5羽を「胡蝶池」で飼っていた。死んだ時期が最も早く、胡蝶池に飛来した野鳥から感染した可能性が高い。

 一方、シジュウカラガンやマガモなどが感染した場所は最低2カ所が考えられる。1つは動物病院。胡蝶池から移されたコクチョウと同じ病院にいたためだ。動物病院にいるコクチョウは現在生きており、簡易検査は陰性だったが、確定検査中だ。

 もう1カ所が、もともと飼われていた「古代池」。ここで、飛来した野鳥から感染した可能性もある。古代池で感染した場合、これまでは感染が確認されていないベニイロフラミンゴやチリーフラミンゴなどへの影響が懸念される。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD13H30_T11C16A2CN8000/

鳥インフルエンザ 東山動物園、園内2池で感染か 拡大防止へ「万全」【毎日新聞2016年12月15日】
 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)の感染が7羽となった名古屋市千種区の東山動植物園。このうち6羽は簡易検査で陰性だったが、13日に記者会見した黒辺雅実動物園長は「(今回の事態を)想定して隔離や消毒などを行っている」と述べ、万全の対策を取っていることを強調した。一方、新たな感染の判明で感染場所は園内の二つの池の可能性が浮上した。【三上剛輝、山口朋辰】

 同園によると、13日に感染が確定したシジュウカラガンとマガモ2羽、ヒドリガモの計4羽は古代池で飼育。すでに感染が確定していたコクチョウ3羽は北西に約500メートル離れた胡蝶(こちょう)池で飼われていた。屋外での鳥の飼育はこの二つの池に限られ、大量に飛来する野鳥を介して感染した疑いがある。ただ、新たに感染が判明した4羽は古代池にいた5種43羽と共に動物病院などに隔離されていた。茶谷公一副園長はウイルスの潜伏期間(7日程度)から「院内で感染した可能性もある」と話す。

 一方、同園では11月29日以降、8羽が死んだが、簡易検査で陽性反応が出たのは6日に死んだコクチョウと13日に死んだシジュウカラガンの2羽だけ。いずれも鼻汁は出ず健康で、鳥インフルエンザウイルスを疑う兆候はなかった。

 同園は簡易検査について、採取する部位や時期により結果が変わると説明。精度は確定検査に比べ1300分の1で、陽性反応が出たシジュウカラガンも生前は陰性だったが、死後の検査で結果が変わった。

 確定検査の結果を待つ5種8羽の中には、二つの池から約400メートル離れた鳥舎で死んだコシジロヤマドリも含まれる。茶谷副園長は、鳥舎がケージに囲まれ野鳥と接触しないことから「感染の可能性は低い」との見方を示した。簡易検査で陰性だった6羽でウイルス感染が確定したことについては、「種によって、結果にばらつきもある」と述べた。

 隔離飼育中の43羽については、確定検査の結果が出そろうまで、殺処分はしない方針。他の鳥については鳥舎などで飼育し、野鳥と濃厚接触する可能性が低いため、感染は広がらないとみている。

鳥インフルエンザ発生を巡る経緯
11月29日 コクチョウ死ぬ。簡易検査は陰性

   30日 コクチョウ4羽を検疫室と動物病院に隔離

12月 3日 コシジロヤマドリ死ぬ。簡易検査は陰性

    4日 コクチョウ死ぬ。簡易検査は陰性

    5日 古代池の鳥5種47羽を動物病院や仮獣舎に隔離

    6日 コクチョウ死ぬ。簡易検査は陽性

   10日 シジュウカラガン死ぬ。簡易検査は陰性

   11日 動物園エリアを当面の間休園。ベニイロフラミンゴ死ぬ。骨折による出血が原因と見られ、簡易検査は陰性

   12日 死んだコクチョウ3羽の鳥インフルエンザ感染確定

   13日 シジュウカラガンとマガモ死ぬ。簡易検査でシジュウカラガンは陽性。10日に死んだシジュウカラガンを含む4羽の鳥インフルエンザ感染確定。そのうち2羽を殺処分
http://mainichi.jp/articles/20161214/ddq/041/040/004000c

鳥インフル 東山、年末年始催し中止【読売新聞2016年12月14日】
新たに高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたことを受け、記者会見する黒辺雅実動物園長(中央)ら(東山動植物園で)
 東山動植物園(名古屋市千種区)は、鳥インフルエンザ発生による休園に伴い、年末年始に予定していた来園者向けイベントの中止を決めた。冬休みと重なる年末年始は家族連れでにぎわい、昨年度は多い日で1万8000人を超える来園者があっただけに、園関係者も「クリスマスや正月に合わせたイベントを用意していたのに残念」と肩を落としている。

 動物園エリアでは18日、今年3月に生まれたコアラの命名式を開く予定だったが、中止を余儀なくされた。来園者に五つの候補から好きな名前を投票してもらい、結果も出ていたが、発表する機会を失った形になる。担当者は「事態が落ち着いたら、ホームページなど何らかの形でお知らせするので、ぜひ会いに来てほしい」と話した。

 23日からの3連休は、クリスマスにちなみ、トナカイにおやつをあげるイベントなど、連日行事予定が入っていた。1月3日にも毎年恒例のもちつきが計画されていたが、いずれも開催が不可能となった。

 一方、毎年1月に行っている「コアラのウン(運)チペーパーしおり」の無料配布については、すでに作成済みのため、植物園での実施を検討するという。このしおりは、木の上で寝ても「落ちない」コアラにあやかり、受験生の験担ぎとして人気を集めていた。

 新たな高病原性鳥インフルエンザ感染の判明を受け、13日に記者会見した茶谷公一・動物園副園長は、営業再開のめどについて「環境省と相談しながら決めたいが、今の段階では1月上旬ということは変わりない」と語った。

 同園近くに住む会社員服部まなみさん(50)は「イベントが開かれると、園内もにぎわい、楽しい雰囲気が伝わってくるけれど、人通りもなくなって寂しいですね」と話していた。

◆各地で防疫強化

 東山動植物園の鳥インフルエンザ拡大を受け、県内各地で防疫態勢を強化している。

 豊川市のひまわり農業協同組合(JAひまわり)は13日、西部と東部の営農センターで、鶏やウズラを100羽以上飼育している農家を対象に消毒用の消石灰を配った。20キロ入り袋を農家1戸あたり20袋ずつ配布し、計17戸が受け取りにきたという。

 豊田市の鞍くらヶ池公園は、動物園で飼育する19種類、約120羽のうち、インドクジャク2羽について、オリの鉄格子の隙間から野鳥が入る可能性があるとして展示を中止し、隔離した。オリは改修する方針。飼育舎が金網や隙間の狭い鉄格子となっている他の鳥類は公開を続けるが、施設の周囲には消石灰をまいて消毒した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20161213-OYTNT50257.html

http://archive.is/CjXSK
http://archive.is/7UxhU
http://megalodon.jp/2016-1214-1205-59/www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016121402000063.html
http://archive.is/uQ5xa
http://archive.is/XLWtD
http://archive.is/85F6e
鳥インフル計7羽に 動物病院内で感染か 東山動植物園【朝日新聞デジタル2016年12月13日】(東山動植物園鳥インフルエンザ13日分まとめ)

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