2016年12月14日

鳥インフルエンザ 県内動物園など警戒 閉鎖や催し中止 /群馬【毎日新聞2016年12月14日】

感染予防のため閉鎖された桐生が岡動物園「こどもどうぶつコーナー」
 鳥インフルエンザの感染が各地で確認されている影響で、県内の動物園でも鳥類展示施設の閉鎖や鳥と触れ合うイベントの中止が相次いでいる。県内では飼育鳥や野鳥の感染事例は確認されていないが、隣県では続々と検出されており、関係者は警戒を強めている。【高橋努、尾崎修二】

 桐生市の桐生が岡動物園は4日から、来園者がニワトリやアヒルと触れ合える「こどもどうぶつコーナー」を閉鎖した。クリスマスの時期は、サル山などで来園者がサンタクロースとして動物に餌を与えるイベント「動物園deクリスマス」が人気だが、今年はこどもどうぶつコーナーでの実施を中止する。

 野鳥のふんなどが来園者を介して持ち込まれないように、園の入り口には「消毒ポイント」を設置し、石灰をまいて靴底を消毒してもらう。野鳥侵入の防止ネットも例年以上に厳重に設置した。県の依頼でけがをした野鳥を保護・治療する受け入れ事業も1日から中止した。斎藤隆浩園長は「あらゆる可能性を考えて対策を講じたい」と話す。

 富岡市の群馬サファリパークも約30種・60羽を展示する「バードパーク」を5日から閉鎖した。飼育員が鳥を飛ばすショーや、来場者の腕にフクロウを乗せて写真撮影できるイベントも中止にした。

 ■県内では未検出

 県畜産課によると、県内にはニワトリなどを100羽以上飼う農家が約180戸あるが、感染や疑われる事例は報告されていない。

 野鳥については、県家畜衛生研究所が毎年10月〜3月ごろ、県内3カ所(高崎市の三ツ寺公園、伊勢崎市の波志江沼、太田市の大谷幹線遊水池)でカモ類などのふんを定期採取・検査している。今年は現時点で、高病原性ウイルスの感染は確認されていないという。

 隣県では、11月に新潟県内の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されて55万羽以上が殺処分されたほか、栃木県真岡市で野生のオオタカ、長野県安曇野市で野生のコハクチョウからウイルスが検出されている。
http://mainichi.jp/articles/20161214/ddl/k10/040/101000c

http://archive.is/NAXWa
鳥インフルエンザ 戦々恐々 動物園休園相次ぐ 酉年イベントもピンチ【毎日新聞2016年12月13日】

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