2016年12月15日

(ユリイカ!)温暖化、フンで緩和?【朝日新聞デジタル2016年12月15日】(既報関連ソースあり)

 海鳥たちのフンが、北極の温暖化をやわらげている――。カナダや米国などのチームが英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズにそんな研究結果を発表した。

 地球は現在、産業革命前と比べて1度温暖化しているとされ、北極ではより速く温暖化が進んでいる。ただ、雲が作られると、太陽光を遮って、温度上昇を抑えられる。

 チームは、雲を作る水滴の種となるアンモニアの供給源として、渡り鳥でもある海鳥のフンに注目。フンのアンモニアを種に、雲が出来るまでの計算モデルを作って、温暖化に与える影響を調べた。

 すると、海鳥のコロニーがある場合、ない場合の1・5〜6倍のアンモニアが北極圏の大気に放出され、雲を作って温暖化を軽減していた。

 ただ、温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果に比べ、フンによる軽減効果は3分の1〜3分の2程度。効果が及ぶ範囲も北極圏にとどまり、今後、温暖化で海鳥の生息地も変わる可能性があるという。温暖化をウンよく免れるというわけにはいかなさそうだ。

 (小坪遊)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12706292.html

http://archive.is/bbC3H
【気候科学】鳥の糞が北極圏の寒冷化を促進している【natureasis.com2016年11月16日】

タグ:研究
posted by BNJ at 11:34 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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