2016年12月15日

犀川白鳥湖 餌やり再開 安曇野のコハクチョウ飛来地【信濃毎日新聞2016年12月15日】

犀川白鳥湖で餌やりをするアルプス白鳥の会のメンバー=15日午前6時46分、安曇野市豊科田沢
 高病原性鳥インフルエンザが疑われた安曇野市のコハクチョウから確定検査でウイルスが検出されなかったことを受け、同市内の飛来地の一つ犀川白鳥湖(豊科田沢)で保護活動をする「アルプス白鳥の会」は15日早朝、自粛していた餌やりを再開した。県松本地方事務所と市は、餌やりを引き続き自粛するよう求めているが、意見が折り合っていない。コハクチョウが見つかった場所に近い御宝田遊水池(明科中川手)では観察に訪れた人もいた。

 白鳥湖では午前6時半、アルプス白鳥の会事務局の会田仁さん(67)が訪れ、くず米やもみなどの餌を準備。同会の原とみ子さん(82)と2人で川岸に近づくと、コハクチョウ28羽や無数のカモ類が次々と集まってきた。スコップで餌をまくと、水しぶきを上げ争うように食べていた。会田さんは「いつもより多くバケツ6杯分をまいたが、食べっぷりがすごい。30年以上保護活動をしているので、いきなり餌やりを止めるのは考えられない」。今後も毎日朝夕の2回行う。

 白鳥湖と遊水池近くは、堤防道路の立ち入り規制が14日夕に解除。遊水池では15日早朝、堤防道路から写真撮影や観察をする人の姿が見られた。市内の男性(87)は「コハクチョウが元気な様子で良かった」と話した。遊水池で活動する保護団体「御宝田白鳥の会」の関係者も現地で鳥の様子を見て回ったが、餌やりはしなかった。

 同地事所林務課は餌やりについて「できるだけリスクを下げるため、市と一緒になって引き続き自粛をお願いしたい」としている。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161215/KT161215FSI090006000.php

餌やり、折り合わず 安曇野・鳥インフル不検出【信濃毎日新聞2016年12月15日】
御宝田遊水池付近の堤防道路で立ち入り禁止の柵を外す安曇野市職員=14日午後4時36分、同市明科中川手
 高病原性鳥インフルエンザが疑われた安曇野市のコハクチョウから確定検査でウイルスが検出されなかったことを受け、県松本地方事務所と市は14日、市内の渡り鳥の飛来地2カ所でコハクチョウを保護する団体の関係者と対応を協議した。行政側は、団体が見合わせていた餌やりを引き続き自粛するよう求めたが、団体側は15日にも再開する考えを示し、折り合わなかった。

 団体側と県、市の計7人が話し合った。松本地事所林務課の丸山勝規課長は、野鳥のふん尿が靴底や車のタイヤに付いてウイルスが広まる恐れや、野鳥同士が密集することで感染の危険があると強調。「できるだけリスクを下げるため、餌やりは自粛してほしい」とした。

 御宝田遊水池で活動する「御宝田白鳥の会」の石田良夫さん(76)は、餌やり自粛後に、コハクチョウが餌を求めて他に移動していると説明。犀川白鳥湖で活動する「アルプス白鳥の会」事務局の会田仁(まさし)さん(67)は、群れが拡散するリスクを訴えた。

 2人は消毒を徹底した上で、15日朝から餌やりを再開すると述べた。県や市によると、遊水池と白鳥湖の周囲の立ち入り禁止は続けるものの強制力はなく、丸山課長は「(自粛は)あくまでお願いだ」と述べた。市は15日朝に状況を確認し、観光客らへの対策が必要かどうか判断する。

 一方、確定検査でウイルスが出なかったため、市は14日夕、遊水池と白鳥湖近くの堤防道路の立ち入り禁止を解除した。県は2カ所などの巡回を1日2回から1回にする。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161215/KT161214FTI090028000.php

http://archive.is/OW0G7
http://archive.is/MeHEu
安曇野 鳥インフル不検出 コハクチョウ 国が確定検査【信濃毎日新聞2016年12月14日】

posted by BNJ at 22:14 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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