2016年12月24日

大町 ライチョウ捜索終了 不明2週間 目撃情報あれば対応【信濃毎日新聞2016年12月24日】

ライチョウを捜す宮野指導員(右から2人目)と市民ボランティア=23日午後4時10分、大町市
 大町市立大町山岳博物館は23日、同館付属園から10日に逃げ出した国の特別天然記念物ニホンライチョウの雌1羽について市職員らが巡回する捜索を終えた。逃げ出して2週間。鳥羽章人館長は「発見できなかったことは残念」とした。24日以降、市民らから目撃情報が寄せられた場合に捜索する態勢に切り替える。

 23日は、飼育担当の宮野典夫指導員とボランティア2人が、博物館がある同市の東山一帯を捜索。山肌を歩いたり、双眼鏡を使ったりして捜したが発見できなかった。

 人工飼育のライチョウは、餌を取る方法や天敵からの身の守り方が身に付いていない恐れがある。捜索終了は、元気な状態で保護できたり、周囲にいたりする可能性が低くなったため。宮野指導員は「今後も何かあればすぐに駆けつけたい」と話していた。

 同館は環境省と日本動物園水族館協会が進めるニホンライチョウの保護増殖事業に参加し、6月に卵4個を預かった。育ててきた4羽のうち雄1羽と雌1羽が10日に飼育舎の排煙用の窓から逃げ出した。窓を開けるためのひもにニホンライチョウが触れ、窓が開いたとみられる。

 同日中に近くのやぶの中で雄を保護し、雌の捜索を市職員らが続けてきた。市職員を中心に約100人態勢だったのを徐々に縮小し、17日からは、ライチョウが活発に動く朝と夕に市職員1人と同館友の会会員のボランティア数人が車で市内を巡回。この間、左足に青い足輪が付いているなど雌の特徴を市民に伝えてきた。

 環境省などの保護増殖事業では、上野動物園(東京)と富山市ファミリーパークもニホンライチョウを飼育している。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161224/KT161223FTI090006000.php

http://archive.is/aoMO7
ニホンライチョウ 捜索、規模縮小し継続 大町市教委 /長野【毎日新聞2016年12月17日】

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