2016年12月29日

ツル 越冬地で社会実験 鳥インフルのリスク管理など目的【毎日新聞2016年12月29日】

出水平野を群舞するツル=鹿児島県出水市で2016年11月、宝満志郎撮影
 鹿児島県出水市のツル越冬地で鳥インフルエンザなどリスク管理や新しいツル観光のあり方などを調べるため来年2月18、19日、越冬地周辺で車両立ち入り規制の社会実験が実施される。ツル観光の拠点・市ツル観察センターに一般車両の乗り入れを規制し、越冬地外の臨時駐車場と同センター間で無料シャトルバスを運行する。

 5年後をめどに規制導入を検討している環境省が実施し、ツルと人との新たな共生のあり方を探る。出水平野は国内最大のツル越冬地で毎年、1万羽以上が越冬している。世界のナベヅルの約9割、マナヅルの約5割が集中しているという。一方、今季は20羽以上のツルから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、越冬地に出入りする車両の消毒など防疫の徹底などが課題となっている。

 社会実験では、同市高尾野町下水流のJA鹿児島いずみに、臨時駐車場を設け、そこと市ツル観察センターの間(所要時間約10分)で無料シャトルバスを30分間隔で運行し、観光客に利用してもらう。また、越冬地内で周遊バスも計画している。観光客にアンケートを実施し、改善点などを探る。

 これに先立ち、12月16日、立ち入り規制の実施に向けた学習会が同市内で開かれた。

 ツルと人との共生関係について調査してきた公益財団法人・日本生態系協会の関健志事務局長が「新しい取り組みによって注目を集める事業ができないか、越冬地の価値を向上させる」と狙いを語った。

 また、世界遺産の石見銀山(島根県大田市)の行政関係者や住民が、車両の通行規制による現状などについて報告した。【宝満志郎】
http://mainichi.jp/articles/20161229/k00/00e/040/181000c

http://archive.is/SNCNj
出水のツル2羽、新たに鳥インフル検出【読売新聞2016年12月10日】
鳥インフルエンザ 鹿児島・出水のツル5羽も【毎日新聞2016年11月30日】
出水の鳥インフルエンザ、カモ2羽も高病原性【373news.com2016年11月29日】(出水関連29日分まとめ)

posted by BNJ at 12:17 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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