2017年01月04日

干支展 鳥なりきって「はいポーズ」 日本平動物園 /静岡【毎日新聞2017年1月4日】

 日本平動物園(静岡市駿河区池田)で、「干支(えと)展(酉(とり)) 色トリドリな世界」が開催されている。鳥の生態などを紹介するほか、鳥になりきれる衣装を用意した記念撮影コーナーもあり、親子連れなどの人気を博している。【井上知大、荒木涼子】

 鳥は世界に9000種以上いるといわれ、同園は54種約300羽を飼育する。スズメなど街で見かける身近な動物であるが、その生態や、羽根やくちばしなどの機能は知られていないことも多い。同展では、鳥の(1)羽根(2)くちばし(3)鳴き声−−の三つの機能を、骨の標本や剥製約20点やパネルなどで分かりやすく紹介している。

 食べ物を効率よく食べるために形が進化したくちばしは、鳥の頭蓋骨(ずがいこつ)標本と人間の日常生活で使われる道具とを比較しながら解説。水中の微生物を食べるためにくちばしの骨の隙間(すきま)が水切りの役割を果たしているフラミンゴは、茶こしと一緒に展示しイメージしやすくした。

 撮影コーナーでは、タンチョウとコンドルを模した帽子や翼で上半身なりきり衣装を用意。インコなど4種類の帽子もあり、全て職員の手作りだ。富士宮市から親子4人で来た長谷川陽大くん(3)は、両腕にタンチョウの翼を着け「鳥になったみたい。空を飛んでみたい」と大喜びで、両親の声に合わせてポーズで記念撮影していた。

 同園内のビジターセンターで29日まで。

消毒マットなど鳥インフル対策
 全国各地で鳥インフルエンザの感染が報告されている中、同園では飼育する鳥類への感染防止対策に必死だ。野鳥が訪れる可能性のあるアヒルとガチョウを屋内展示に切り替えたほか、ペンギン舎は防鳥ネットで覆い、ヒヨコを手にのせる「ふれあいイベント」は中止した。来場者の靴裏などがウイルスを運ぶ可能性もあることから、入場口に消毒マットを敷いている。

 同園の柿島安博飼育担当課長は「動物園は動物を見せる展示施設。希少種もおり、万が一に備えてできる限りの対策はするが、展示との兼ね合いは難しい」と明かす。干支展の担当者は「さらには人間の社会活動と密接に関わる鳥インフルエンザについても正しく理解し、問題解決に向けて一緒に考えていければ」と話している。
http://mainichi.jp/articles/20170104/ddl/k22/040/036000c

http://archive.is/0d1d7

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