2017年01月24日

鳥インフル:韓国の埋却地28%で管理不足、土壌・地下水汚染の恐れ【朝鮮日報2017年1月24日】

 鳥インフルエンザで1万羽以上のカモ・ニワトリなどが処分された埋却地のうち、28%で管理が不十分という韓国政府の点検結果が明らかになった。この先解氷期を迎えて凍った地面が溶けたとき、韓国各地に作られた埋却地で土砂などが崩れて浸出水が流れ出し、付近の土壌や地下水の汚染につながりかねないという恐れも出ている。農林畜産食品部(農食品部。省に相当、以下同じ)や環境部などは23日「この1週間で、韓国各地の埋却地434カ所のうち1万羽以上の一般埋却地74カ所、5万羽以上の一般埋却地95カ所の計169カ所を点検した。その結果、48カ所で合計62項目の管理不行き届き事項が確認された」と発表した。

 今回の合同点検の結果、地下水が汚染されているかどうか観察できる観測井を設置していない埋却地が23カ所と最も多かった。このほか、▲上部が沈下した埋却地10カ所▲排水路不十分10カ所▲上部湧出水の処理不十分5カ所▲ガス排出管未設置の埋却地4カ所−などが確認された。農食品部の関係者は「鳥インフルエンザがあまりに急速に広がり、殺処分の数も歴代最高を記録するほど多かったため、管理の過程で問題が発生したとみられる」と語った。

 韓国政府は、2011年の口蹄疫(こうていえき)発生の際「浸出水が流れ出して土壌汚染など2次環境被害が生じかねない」という指摘を受けたことから、今回の埋却では▲動物の死骸を繊維強化プラスチック(FRP)の密閉型貯蔵槽に入れて埋める方式▲微生物によって分解されるもみ殻に死骸を埋める方式を追加導入した。

 11年の口蹄疫発生時は、ほとんどの殺処分が一般埋却方式で行われた。一般埋却は、穴を掘って底にビニールを敷き、動物の死骸を埋めた後、その上に土をかぶせるというやり方で行われる。埋却地を管轄する地方自治体は、現場の状況から判断して3種類の埋却方式のうち一つを選ぶことができる。ただし、一般埋却を行う場合には、観測井の設置などを行わなければならない。今回、こうした予防措置を取っていない埋却地が多数見つかったのだ。韓国政府は、今回の合同点検で管理不足が見つかった埋却地について、現場ですぐさま是正措置を取った。

孫章薫(ソン・ジャンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/01/24/2017012400844.html

http://archive.is/54bLh
【写真】米国産卵、韓国消費者の反応は?【中央日報2017年1月23日】(鳥インフルエンザ/韓国)

posted by BNJ at 11:32 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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