2017年02月02日

鳥インフル 動物媒介? 鶏舎内への侵入確認 鳥取大調査【毎日新聞2017年2月2日】

ネズミをくわえたテンかイタチ。鶏舎のふん搬出口で撮影された=山口剛士教授提供
 鶏舎で飼われているニワトリの鳥インフルエンザ感染に、野鳥だけでなくネズミなどの小動物も関わっている可能性があることが、鳥取大の山口剛士教授(獣医衛生学)らの調査で分かった。鶏舎内のほか排水口などで姿を確認。これらを通って侵入しているとみられ、以前から取られている防鳥ネット設置だけでなく、小さな開口部も閉じるなど、侵入防止策をさらに徹底することが必要だと指摘している。

 山口教授らは2012〜16年の冬季に2週間程度、国内14カ所の養鶏場で、鶏舎内▽鶏舎と外部の接点▽鶏舎周辺−−に夜も撮影できる赤外線カメラやわなを設置した。その結果、鶏舎内でクマネズミやネコ、イタチなど小動物の侵入を18件確認した。動物が鶏舎周辺をうろつくケースも13件あった。

 密閉度の高い鶏舎でも、排水口や、ふんや卵を集める装置と鶏舎の間など、2、3センチの隙間(すきま)があればネズミなどが侵入しようとしている姿が映っていた。人の目に触れにくい夜、鶏舎内の餌を狙ったと考えられる。

 鶏舎やその周辺に入る人や車の消毒を徹底し、建物を防鳥ネットできちんと覆っても、養鶏が感染する例が以前から報告されていた。今回見つかった小動物は鳥インフルエンザに感染することが分かっており、鶏舎内にウイルスを広げている恐れがある。

 山口教授は「鶏舎では野鳥以外の侵入対策も必要だ。鳥インフルエンザの流行期である冬は、野生動物にとって餌の確保が困難な時期。開口部は使用しない時はふさぎ、飼料や養鶏の死骸もきちんと片付けて小動物を寄せ付けない配慮が必要だ」と話す。【久野華代】

◆撮影された動物と場所

クマネズミ=排水口、鶏舎内で営巣も

イタチ類やテン=鶏舎内、卵やふんの搬出口近く

スズメ=排水口、扉の下の隙間

タヌキ=鶏舎内、ふん搬出扉の隙間

ネコ=鶏舎内

◇その他、鶏舎周辺

キツネ、アナグマ、ノウサギ、ニホンジカ
http://mainichi.jp/articles/20170202/k00/00e/040/244000c

http://archive.is/FEOum
鳥インフルエンザ 小動物の侵入対策徹底を【NHKニュース2017年1月30日】

posted by BNJ at 22:04 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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