2017年02月04日

信州・野生の横顔 アトリ にぎやかに群れ飛ぶ /長野【毎日新聞2017年2月4日】

地上で餌をついばんだ後、一斉に飛び立つアトリの群れ=佐久市の杉の木貯水池周辺で
 <信州・野生の横顔(プロフィル)>

 佐久市の千曲川沿いにある杉の木貯水池(東京電力小諸発電所第1調整池)周辺の公園に、今冬もアトリの群れがやって来た。

 灰褐色の頭に黒い斑点があり、胸から肩、脇腹にかけてはオレンジがかった茶褐色の羽毛を持ち、渋い美しさがある。雄は色彩が濃く、雌は薄い。大きさはスズメくらい。ユーラシア大陸の亜寒帯針葉樹林で繁殖し、日本へは冬鳥として渡って来て越冬する。

 貯水池周辺で見られるのは数十羽程度の群れだ。ケヤキなどの木の枝に集団で止まり、時折、地上に舞い降りては草の実などの餌をついばむ。「ギュイーン」という鳴き声を聞くこともある。ジョギングや散歩をする人が通ると、一斉に飛び立って逃げ回る。

 アトリの飛来数は年によって増減があるようで、野鳥ファンの間で「今冬は多い」「少ない」などと話題になる。多い時は何万という大群が見られ、新聞やテレビでニュースになることもある。集団で過ごすことによって、外敵から身を守っているのだろう。

 寒風が吹く冬枯れの田園地帯で、にぎやかに群れ飛ぶ彼らの姿を見ると、命の躍動感を感じ、こちらも元気になる。【武田博仁】=随時掲載
http://mainichi.jp/articles/20170204/ddl/k20/070/232000c

http://archive.is/0aQo5

タグ:アトリ
posted by BNJ at 22:19 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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