2017年02月15日

新給餌法、試行 タンチョウへ活魚再開向け【朝日新聞デジタル2017年2月15日】(既報関連ソースあり)

活魚給餌の中断で利用者がまばらになった給餌場=釧路市の阿寒国際ツルセンター
■釧路、ワシ誘引せずに

 環境省の委託を受けて国の特別天然記念物タンチョウへ給餌(きゅうじ)をしている釧路市の阿寒国際ツルセンター「グルス」で近く、生きたウグイの給餌再開へ向け、野生のワシなどを誘引しない給餌方法を試すことになった。環境省や道、市、調査・保護団体などからなる関係機関が14日に協議して決めた。

 グルスでは、冬場にタンチョウに良質な栄養を与えるため、愛護会が中心となって長年、活魚給餌を続けてきた。だが、活魚を狙うオジロワシなどとの争奪バトルが高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染を招く恐れがあるとして、昨年12月から活魚給餌を中断し、ワシを誘引しない活魚の給餌方法を探っていた。

 この日の協議では、ウグイを入れたバケツを給餌場の数カ所に置き、活魚を狙うワシやカラスなどを人海戦術で追い払う方法を試すことで合意。飛びながらバケツのウグイを横取りできないよう周りに複数のボールを立てる方法も試すことにした。冬の活魚給餌は例年2月末までのため、関係機関が計画を具体化し、月内に試すことになる。

 釧路市動物園の古賀公也・ふれあい主幹は「タンチョウの栄養を補うために活魚を与えること自体は問題ないが、ワシが活魚を奪い合う光景はそもそも自然界にない姿。鳥インフルの感染リスクを取りのぞけるような活魚給餌を試したい」と話している。

 また、争奪バトルが見られなくなったことによる観光への影響についても話し合われ、グルスや近くの宿泊温泉施設「赤いベレー」では利用者が大幅に減少していることが報告された。

 (奈良山雅俊)
http://www.asahi.com/articles/CMTW1702150100002.html

タンチョウ 給餌、早期再開目指す 釧路市や保護団体 /北海道【毎日新聞2017年2月15日】
活魚の給餌を一時中止している阿寒国際ツルセンターで、従来通り給餌されているデントコーンをついばむタンチョウ=釧路市で
 タンチョウの鳥インフルエンザ感染防止のため、釧路市の阿寒国際ツルセンターで活魚の給餌を一時中止している問題で、市や保護団体などは14日、「冬場の栄養源として欠かせない」などとして、餌を狙う野生の猛禽(もうきん)類と接触せず、餌が食べられるよう工夫して早期再開を目指すことを決めた。

 釧路市は毎年12〜2月、同センターで生きたウグイの給餌をしており、オオワシやオジロワシも飛来することから観光名所となっている。今年は鳥インフルの感染例が相次ぎ、昨年12月15日から給餌を一時中止している。今後はバケツに入れたまま小型のウグイを与える方法を検討し、環境省と給餌再開を協議する方針。【平山公崇】
http://mainichi.jp/articles/20170215/ddl/k01/040/034000c

http://archive.is/BG7lg
http://archive.is/vMO9e
「タンチョウコミュニティ」が調査報告書【釧路新聞2017年1月17日】(既報1ソース)
釧路地域 タンチョウ調査開始 増えすぎで給餌終了も検討【毎日新聞2016年12月7日】(他1ソース)
鳥インフル対策、観光に影響必至  釧路【朝日新聞デジタル2016年12月22日】(タンチョウ/オジロワシ/ハクチョウ/他3ソース)
タンチョウ鶴愛護会 餌代の寄付を 運営ピンチ 北海道・釧路【毎日新聞2016年11月18日】(既報関連ソースあり)
環境省がタンチョウ保護増殖終了方針 給餌「将来的に全廃」【毎日新聞2016年7月30日】(1ソース追加/既報6ソース)

posted by BNJ at 11:23 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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