2017年02月17日

特集 環境への理解深めて こどもエコクラブinおかやま、北区で活動発表会【毎日新聞2017年2月17日】(野鳥観察)

外来種による生態変化など説明
 環境保全や学習活動に取り組む「こどもエコクラブinおかやま」の年1回の活動発表会(県、岡山市、公益社団法人・岡山東法人会主催)が今月、北区の岡山後楽園で開かれた。県内約1700人が所属するこどもエコクラブ会員のうち、子ども23人と保護者ら約70人が参加。鶴鳴館での発表会や園内での野鳥観察などを通し、環境問題などへの理解を深めた。その模様を紹介する。【高橋祐貴】

 「こどもエコクラブ」は1995年に同法人会青年部が中心となって設立され、3歳から高校生までが参加できる。メンバーは小さなグループに分かれて活動し、発表会は今年で19回目を迎えた。

 発表したのは、イオンスタイル岡山チアーズクラブ(岡山市)▽岡山ハッケンジャー(同)▽わくわくエコクラブ(津山市)▽倉敷イオンチアーズクラブマスカット隊(倉敷市)−−の4グループ。参加者は自分たち以外のグループの発表に、懸命にメモを取りながら耳を傾け、発表後は疑問点などについて意見した。

 イオンスタイル岡山チアーズクラブは、イオンモール岡山(北区)屋上に設置されているソーラーパネルを見学した時のことや、須磨海浜水族園(神戸市)で餌の調理室などを視察した際の体験を報告。岡山ハッケンジャーは、「SOS」をテーマに外来種の増加による植物や生きものの生態の変化や影響について発表した。

 わくわくエコクラブは飼育目的で育てられたヌートリアなどの外来種が、脱走や飼育放棄によって野生化して増えたことを説明し、「軽い気持ちで生きものを飼わないで」と呼びかけた。また、倉敷イオンチアーズクラブマスカット隊は、イノシシなどが里に下りてくる原因を分析し、「動物のすみかが増えただけで、数は増えていない」として耕作放棄地の適正管理などの課題を説明した。

 各グループの発表内容を聞き終えた津山市立河辺小5年、辻橋雄大(たけひろ)さん(10)=わくわくエコクラブ所属=は「アメリカザリガニなど身近な生きものが外来種と知って驚いた」と語った。

 発表後、参加者は屋外に出て、県自然保護センターの山田哲弘さん(45)やボランティアスタッフとして加わった岡山理科大の学生4人の案内で園内や周辺にいる野鳥を観察した。配られた双眼鏡を手に、生息が確認されているヒヨドリやシロハラなどの野鳥を探しながら、園内を巡った。また、参加者は野鳥のブローチ作りにも挑戦。子どもたちは野鳥図鑑を手に友だち同士で相談し合いながら、笑顔で取り組んだ。

 参加した倉敷市立中洲小3年、寺岡虹都菜(ことな)さん(9)=倉敷イオンチアーズクラブマスカット隊所属=は「活動を通して人の優しさに触れたり、いろいろな体験ができたりして楽しかった」と満足そうだった。

 主催した同法人会の長妻博事務局長は「環境に関心を持つ子どもたちが増え、大人も含めて理解の和が広がることを期待して今後も活動を続けたい」と話している。

http://mainichi.jp/articles/20170217/ddn/010/040/040000c

http://archive.is/h3roJ

posted by BNJ at 21:25 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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