2017年02月18日

マガン ねぐらは十分確保 ドローンで調査【毎日新聞2017年2月18日】

2015年11月17日にドローンで上空から撮影した伊豆沼のマガン。白色はハクチョウ=宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団提供
 国の天然記念物マガンのねぐらは十分確保できているか−−。宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団の嶋田哲郎上席主任研究員らが2015年、伊豆沼(同県栗原市・登米市)で、小型無人機「ドローン」を使ってマガンのねぐらの状況を調べたところ、スペースは十分に確保されていることが分かった。同財団は今後も、ドローンを活用したマガンの生息調査などを続ける予定だ。【山田研】

 調査は2015年11月の2日間実施。ドローンを操作して伊豆沼の真上から撮影した。その結果、水面の約85%(当時)を占めるハスの茎の密度が高い群落内では、マガンは確認されなかった。また、ハスの群落周縁部でもマガンの97%がハスのない水面を利用していることも分かった。


月が照らす伊豆沼のねぐらへと戻るマガン=宮城県栗原市で2016年11月5日、山田研撮影
 さらに、沼の2カ所でマガン個体間の距離を計測したところ、平均1・2〜1・3メートル離れていることを確認。この数値を基に、これまでの観測史上最多だった約13万羽のマガンが飛来した場合でも、必要なスペースは約18・9ヘクタールと算出された。ハスのない水面の32%にとどまることが分かり、同財団は「ねぐらとして利用可能な面積は十分ある」と結論づけた。

 嶋田さんは「マガンのねぐらの状況を初めて定量化して評価することができた。人が立ち入れない場所での生息調査などにもドローンを活用したい」と語った。
http://mainichi.jp/articles/20170218/k00/00e/040/166000c

http://archive.is/ai23i

posted by BNJ at 11:46 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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