2017年03月01日

タンチョウの餌、ハクチョウが横取り 追い払いも限界…【朝日新聞デジタル2017年3月1日】(既報関連ソースあり)

居座るオオハクチョウをスノーモービルで追い払う給餌(きゅうじ)人=北海道釧路市の阿寒国際ツルセンター給餌場

 北海道東部で、国の特別天然記念物タンチョウの餌がオオハクチョウに横取りされている。タンチョウが栄養不足になるだけでなく、鳥インフルエンザに感染する恐れもあって関係者が懸命に追い払っているが、いたちごっことなっている。

 釧路市と鶴居村には環境省が委託している給餌(きゅうじ)場が計3カ所あり、毎年11月から翌年3月に飼料用トウモロコシを与えている。厳冬期は道内に生息するタンチョウの約6割が集中するため、同省は2015年度から段階的に餌の量を減らして、分散を図っている。

 今冬は積雪が多く、タンチョウはほかで十分な餌を得られずに給餌場への依存が高まっている。だが、給餌場には多数のオオハクチョウが居座り、タンチョウにどれほど餌が行き渡っているか分からない。さらに道内では高病原性鳥インフルエンザに感染したオオハクチョウが相次いで見つかっている。関係者はオオハクチョウを追い払っているが、すぐ舞い戻ってくる。

 委託給餌場の一つ、阿寒国際ツルセンター(釧路市)の河瀬幸(みゆき)館長は「追い払いには限界がある。タンチョウを分散させるために餌を減らすことは理解できるが、栄養不足を招かないか心配だ」と気をもんでいる。

 昨年11月〜今年1月の3給餌場へのタンチョウ飛来数は1日平均約500羽で、昨年同期の3倍近い。昨冬は雪解けが早く、周辺の畑で落ち穂を食べられたが、その前の冬と比べても約2割多い。(奈良山雅俊)
http://www.asahi.com/articles/ASK2K7TC1K2KIIPE023.html

タンチョウ魚食べず 阿寒国際ツルセンター 給餌試験を終了【北海道新聞2017年3月1日】
バケツをのぞき込むタンチョウ。魚を食べることはなかった
 【釧路】釧路市は28日、高病原性鳥インフルエンザ対策として中止しているタンチョウへの魚の給餌再開に向け、阿寒国際ツルセンターで行っていた給餌試験を終了すると決めた。感染を防ぐため、タンチョウがオオワシなどの猛禽(もうきん)類と接触しない給餌方法を試みたが、計8回の試験で魚を食べたタンチョウは1羽もいなかった。

 市は毎冬、同センターで生きた魚を地面にまいて給餌し、タンチョウと猛禽類が魚を奪い合う光景がカメラマンらに人気だった。猛禽類は水鳥の死骸を食べるため、鳥インフルエンザ感染の可能性があり、給餌で接触するとタンチョウにも感染の恐れがあるとして昨年12月に中止していた。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0373805.html

タンチョウの活魚給餌試験が終了【釧路新聞2017年3月1日】
  高病原性鳥インフルエンザ対策として、2月18日から釧路市阿寒町のタンチョウ給餌場で行われてきた活魚(ウグイ)の給餌試験について、釧路市は同月28日で終了することを決めた。ワシ類やカラスなどと接触しない給餌方法を確立するため、バケツに入ったウグイを直接食べてもらうよう試験を行ってきたが、タンチョウが一度も食べなかったため。市は環境省や道などと試験結果を検証しながら、来年度以降の在り方を検討する考えだ。
http://www.news-kushiro.jp/news/20170301/201703015.html

タンチョウ 越冬、17市町村で確認 道2回目分布調査/鳥インフル防止給餌実験を終了 /北海道【毎日新聞2017年3月1日】
越冬、17市町村で確認 道2回目分布調査
 道は28日、国の特別天然記念物タンチョウの2016年度2回目となる越冬分布の調査結果を発表し、越冬範囲は過去最多となる道内17市町村で確認された。越冬数は1236羽で前年度の1320羽から微減したが、6年連続で1000羽台となった。

 調査は1月25日、釧路地方を中心とした23市町村174カ所で実施。成鳥1052羽、幼鳥112羽、不明39羽、飼育個体33羽を確認した。

 地域別の分布割合は釧路92・5%、十勝6%、根室1・1%、日高0・4%で前年より十勝が4ポイント増加し、釧路は4・2ポイント減少した。越冬分布調査は1952年から行われ、89年度からは年2回実施されている。【平山公崇】
http://mainichi.jp/articles/20170301/ddl/k01/040/376000c

北海道)タンチョウの活魚給餌試験終了 警戒心解けず【朝日新聞デジタル2017年3月1日】
釧路市動物園を昨年巣立った黄色い足輪のタンチョウ(左奥)も、バケツから魚を取ることはなかった=釧路市の阿寒国際ツルセンター
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 釧路市の阿寒国際ツルセンターは28日、国の特別天然記念物タンチョウへの新たな活魚給餌(きゅうじ)の実験を終了した。警戒心の強いタンチョウはバケツに入れた切り身を食べず、今後、市や愛護会、環境省などと来冬の給餌のあり方を検討する。

 この日はウグイの切り身を入れたバケツを出す時間を早め、飼料用デントコーンと同じ午前9時にした。空腹のタンチョウが食べるのではと期待したが、バケツの周りにまいたコーンと切り身しか食べなかった。実験を指揮する市動物園の古賀公也・ふれあい主幹は「これ以上続ければワシやトビが慣れて横取りに来て、接触する可能性が高い」として終了を決めた。

 活魚給餌を長年続けてきた愛護会の吉田守人会長は「ほかにも試す方法があるはず。活魚給餌は例年2月末に終わるが、タンチョウは今月中旬までおり、まだ試せる」と納得がいかない表情だった。同センターにはインターネットなどを通じ、バケツに切り身を入れる以外の案が多く寄せられているという。(奈良山雅俊)

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http://www.asahi.com/articles/ASK2X4SMXK2XIIPE016.html

http://archive.is/pX6yj
http://archive.is/zjS9X
http://archive.is/wVP4d
http://archive.is/Fg79L
http://archive.is/o1KQE
タンチョウの生息範囲拡大 北海道17市町村で確認【産経ニュース2017年2月28日】
タンチョウ活魚食べず、試験継続【釧路新聞2017年2月20日】(既報関連ソースあり)
新給餌法、試行 タンチョウへ活魚再開向け【朝日新聞デジタル2017年2月15日】(既報関連ソースあり)
「タンチョウコミュニティ」が調査報告書【釧路新聞2017年1月17日】(既報1ソース)
釧路地域 タンチョウ調査開始 増えすぎで給餌終了も検討【毎日新聞2016年12月7日】(他1ソース)
鳥インフル対策、観光に影響必至  釧路【朝日新聞デジタル2016年12月22日】(タンチョウ/オジロワシ/ハクチョウ/他3ソース)
タンチョウ鶴愛護会 餌代の寄付を 運営ピンチ 北海道・釧路【毎日新聞2016年11月18日】(既報関連ソースあり)
環境省がタンチョウ保護増殖終了方針 給餌「将来的に全廃」【毎日新聞2016年7月30日】(1ソース追加/既報6ソース)

posted by BNJ at 20:44 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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