2017年03月24日

幼鳥1羽が取り残され… オオハクチョウ越冬地の田尻池【北日本新聞ウェブ2017年3月24日】

 オオハクチョウの越冬地として知られる富山市山本の田尻池で、幼鳥1羽が取り残されている。家族とともに何度も飛び立とうとしたが、飛ぶ力が弱く、家族はシベリアに向け旅立ってしまった。1羽ではハクビシンなどに襲われる恐れもあり、野鳥ファンらが「早く元気になって飛び立って」と見守っている。 (報道センター部次長・村上文美)

 池には今季、最多で126羽のハクチョウが飛来した。北帰行は3月から本格化し、12日には幼鳥の家族5羽だけが残り、15日夕方に1羽となった。幼鳥が家族と飛び立とうとする様子を見ていた澤江弘一さん(55)=同市針原中町=は「自分だけ飛べず悲痛な声で鳴いていた。かわいそうだが、元気な子どもが2羽いるので、1羽置いていくのは仕方ない」と話す。

 澤江さんは幼鳥が1羽となってから、体力が回復するよう餌を与えながら観察。一時はよろめくほど弱っていたが20日ごろから積極的に餌を食べ始め、23日も泥の中の根を食べたり、羽を動かすなど元気な様子を見せていた。

 池は近隣住民が農業用に共同で管理しており、近く池の水を抜いて清掃する予定。ハクチョウの世話をしている池多白鳥愛護会事務局長の藤田之夫さん(74)=同市北押川=は「水がなくなると天敵に狙われやすくなり心配。鳥インフルエンザが流行している今季は、安易に鳥を移動させることもできず見守るしかない」と話している。県では、人為的な要因でけがをした場合を除きハクチョウの保護はしていない。
http://webun.jp/item/7355446

http://archive.is/BufPy
富山)オオハクチョウ、1羽だけ越冬中 富山・田尻池【朝日新聞デジタル2016年3月23日】

posted by BNJ at 20:54 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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