2017年03月25日

小笠原諸島生まれのアホウドリ、初帰郷 繁殖地復活へ「大きな前進」【産経ニュース2017年3月25日】(他1ソース)

小笠原諸島をアホウドリ繁殖地にする計画で、初めて戻った子ども世代の個体(右)=1日、小笠原諸島・聟島(東京都提供)
 小笠原諸島をアホウドリの繁殖地として復活させる取り組みを行う東京都は24日、同諸島の媒島(なこうどじま)で巣立ったアホウドリが、約5キロ北の聟島(むこじま)で確認されたと発表した。伊豆諸島・鳥島から移送した個体の子で、子供の世代が戻ったのは初めて。

 都によると、小笠原諸島は戦前まで繁殖地だったが、乱獲で絶滅。山階鳥類研究所(千葉県)が平成20年以降、伊豆諸島からひな70羽を移送し、人工飼育を開始。都は害獣駆除など繁殖地としての整備を進めてきた。

 島で生まれ、巣立った子供世代は4羽。今月1日、このうちの1羽が聟島にいることが確認された。都の担当者は「繁殖地の形成に向け、大きな前進になった」と話した。
http://www.sankei.com/life/news/170324/lif1703240054-n1.html

アホウドリ移住計画 親鳥が巣立った島に子が帰る 初確認【NHKニュース2017年3月27日】
絶滅のおそれがあるアホウドリを守るため、小笠原諸島の無人島に新たな繁殖地を作る計画で、人工飼育された親鳥から3年前に産まれたヒナが、親が巣立った島に成長した姿で帰ってきたことが初めて確認され、計画を進めている研究者は、島が新たな繁殖地として定着が進んでいることを示す成果だとしています。
国の特別天然記念物、アホウドリをめぐっては、数少ない繁殖地となっている伊豆諸島の鳥島の生息地が、火山の噴火で失われるおそれがあることから、9年前から環境省と東京都、それに山階鳥類研究所などが、南におよそ350キロ離れた小笠原諸島の無人島・聟島に新たな繁殖地を作る移住計画を進めています。

山階鳥類研究所によりますと、聟島で人工飼育されたあと、5キロ離れた別の無人島に戻ってきた一羽から3年前に誕生したメスのヒナが、成長した姿で聟島に帰ってきたことが、今月1日、足輪などから確認できたということです。

この移住計画で、聟島を巣立った鳥の子どもの世代が島に帰ってきたことが確認されたのは今回が初めてです。

山階鳥類研究所の尾崎清明副所長は「当初の人工飼育が本当の意味で成功だったことを示すだけでなく、聟島が新たな繁殖地として定着が進んでいることを示す成果だ」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170327/k10010925611000.html

野生のアホウドリ、80年ぶり小笠原諸島に戻る【読売新聞2017年3月24日】
小笠原諸島を巣立ち3年ぶりに戻ってきた野生のアホウドリ(右)と、その母鳥(左)(東京都提供)(3月1日、小笠原諸島・聟島で)
 山階鳥類研究所などは24日、小笠原諸島(東京都)で人工飼育された親鳥から野生下で生まれ、3年前に巣立った国の特別天然記念物のアホウドリ1羽が、同諸島に戻ったと発表した。

 小笠原諸島のアホウドリは1930年代に絶滅しており、野生の個体が回帰したのは約80年ぶりという。

 この個体は2014年に同諸島の媒島なこうどじまから巣立ち、北太平洋に渡ったとみられる。今月1日、媒島の北にある聟島むこじまで確認された。

 アホウドリの繁殖地は伊豆諸島・鳥島と沖縄・尖閣諸島に限られ、生息数は伊豆諸島で推定4200羽。環境省などは08〜12年、鳥島から聟島にひな70羽を移し人工飼育した。巣立ち後、2〜5年で繁殖のため故郷に戻る。人工飼育世代などから、これまで小笠原諸島で野生のひな4羽が生まれた。同研究所の出口智広研究員は「野生の個体からひなが生まれれば、繁殖地を作る取り組みは成功と言える」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20170324-OYT1T50104.html

アホウドリ 帰ってきたよ 小笠原諸島【毎日新聞2017年3月25日】
小笠原諸島をアホウドリ繁殖地にする計画で、初めて戻った子ども世代の雌(右)=小笠原諸島・聟島で1日、東京都提供

鳥島、聟島、媒島の位置
 山階(やましな)鳥類研究所などは24日、小笠原諸島(東京都)で3年前に巣立ったアホウドリ(雌、3歳)が今月、同諸島に戻っているのが確認されたと発表した。アホウドリは国の特別天然記念物で絶滅危惧種。同諸島では乱獲などで1930年代に絶滅し、復活を目指した取り組みが行われている。今回は、伊豆諸島から移送した親から生まれた雌で、野生下で育った個体が小笠原諸島に戻るのは約80年ぶりだ。

 国内最大の繁殖地である伊豆諸島・鳥島は、火山活動で壊滅の危険がある。このため同研究所などは2008年以降、鳥島から小笠原諸島・聟島(むこじま)へ70羽を移送して飼育し、繁殖地復活を目指してきた。

 ここから南約7キロの媒島(なこうどじま)へ移動した親から生まれた雌が、今月1日に聟島で確認された。足に装着させていた標識で確かめた。北太平洋などで成長したと考えられる。

 同研究所は、純粋に野生下で生まれ育った個体による繁殖を期待している。【渡辺諒】
http://mainichi.jp/articles/20170325/dde/041/040/027000c

http://archive.is/WCQGb
http://archive.is/AlnM8
http://archive.is/DfukZ
http://archive.is/R6Hcd
アホウドリ アホウドリのひな誕生…小笠原・聟島で2例目【共同通信2017年2月13日】(既報関連ソースあり)
アホウドリ移住繁殖成功=伊豆鳥島から小笠原諸島に−山階研【時事ドットコム2016年11月29日】
聟島でアホウドリ繁殖支え 巣立ち見届けず4年前他界の獣医師・渡辺さん【東京新聞2016年6月21日】
アホウドリ 新繁殖地 ひな初の巣立ち【毎日新聞2016年5月24日】
アホウドリひな聟島で初の巣立ち 新繁殖地計画の小笠原【共同通信2016年5月23日】

posted by BNJ at 10:46 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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