2017年03月25日

停電被害防げ、電柱のカラスの巣撤去【読売新聞2017年3月25日】(岐阜県)

電柱上部に作られたカラスの巣を確認する作業員(山県市で)
 カラスの営巣シーズンを迎え、中部電力岐阜支店が電柱などに作られた巣の巡視や撤去に追われている。

 岐阜県内では過去3年間で、カラスの電柱への営巣活動が原因で21件の停電が発生した。同支店は、「巣を見つけたら、情報提供してほしい」と呼びかけている。

 山県市伊佐美の田園地帯で16日行われたカラスの巣の撤去作業。同支店の担当者が指さした電柱を見上げると、柱と変圧器の間から、大量の木の枝がはみ出していた。高さ約11・5メートル。高所作業車に乗って間近で観察すると、複数の枝を土台に、ツタのようなものが幾重にも巻き付けられ、中には綿が詰まっていた。

 作業員が2人がかりで慎重に取り外し、再び巣を作るのを防ぐため、電柱上部に丈夫な糸を張り巡らせた。少し離れた電線では、巣の主なのか、1羽のカラスが作業の様子を見つめていた。

 カラスは2〜6月頃になると、集団生活を営むねぐらから離れ、周辺の街路樹や電柱に、つがいで巣を作る。材料に用いられる針金やハンガーが電柱の機器の一部に接触すると、停電の恐れがあり、同支店によると、昨年は県内で3件の被害が発生。このうち3月中旬に岐阜市西部で起きた停電では、約920戸に影響し、復旧に約2時間半かかったという。

 同支店が昨年取り除いた電柱の巣は約2500個で、10年前(約1500個)の約1・7倍に増えた。カラスの生態に詳しい岐阜大野生動物管理学研究センターの森元萌弥・特任助教は「都市化で街路樹が撤去されたり、枯れたりして、電柱を巣にする例が増えているのではないか」と分析する。

 同支店は、今年も2月までに約300個の巣を確認したが、数が増えているため、発見が難しくなっているという。担当者は「電柱の下に、木の枝やハンガーが散乱していれば、上に巣がある可能性が高い。見つけたら、電柱の番号札を確認して知らせてほしい」と話している。情報提供は、近くの中部電力営業所まで。(茶山瞭)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170324-OYT1T50029.html

http://archive.is/ebQBf
カラスの巣原因、山形で一時停電【山形新聞2017年3月16日】

posted by BNJ at 11:02 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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