2017年03月28日

毎小ニュース 帰ってきたアホウドリ 東京・聟島 毎日小学生新聞【毎日新聞2017年3月28日】

 小笠原諸島おがさわらしょとう(東京都とうきょうと)で3年前ねんまえに巣立すだった野生やせいのアホウドリが親鳥おやどりの古里ふるさとに戻もどってきました。山階鳥類研究所やましなちょうるいけんきゅうじょなどが24日か、発表はっぴょうしました。

 アホウドリは国くにの特別天然記念物とくべつてんねんきねんぶつで絶滅危惧種ぜつめつきぐしゅです。小笠原諸島おがさわらしょとうでは、乱獲らんかくなどで1930年代ねんだいに絶滅ぜつめつしました。今月確認こんげつかくにんされたアホウドリは、伊豆諸島いずしょとう(東京都とうきょうと)・鳥島とりしまから移うつした親おやから生うまれた、3歳さいのメスです。野生やせいで育そだったアホウドリが、小笠原諸島おがさわらしょとうに戻もどるのは約やく80年ねんぶり。北太平洋きたたいへいようなどで成長せいちょうしたと考かんがえられています。

 絶滅ぜつめつの危機ききにあるアホウドリは、国内最大こくないさいだいの繁殖地はんしょくちである火山かざんの島しま、伊豆諸島いずしょとう・鳥島とりしまから小笠原諸島おがさわらしょとうへ引ひっ越こしさせる取とり組くみが進すすんでいます。山階鳥類研究所やましなちょうるいけんきゅうじょなどは2008年以降ねんいこう、鳥島とりしまから小笠原諸島おがさわらしょとう・聟島むこじまへ70羽ぱを引ひっ越こしさせて飼育しいくし、繁殖地復活はんしょくちふっかつを目指めざしています。

引ひっ越こし計画けいかくが進行中しんこうちゅう
 アホウドリは、美うつくしい白しろい羽根はねを持もち、翼つばさを広ひろげると2メートル以上いじょうにもなる日本最大級にほんさいだいきゅうの海鳥うみどりです。150年ねんほど前まえまで、日本にっぽんの島々しまじまに少すくなくとも数十万羽すうじゅうまんばいました。現在げんざいは東京都とうきょうとの伊豆諸島いずしょとう・鳥島とりしまと、沖縄県おきなわけんの尖閣諸島せんかくしょとうにしかいません。

 しかし、鳥島とりしまは活発かっぱつな火山かざんの島しまなので、アホウドリの安全あんぜんのために、鳥島とりしまから南みなみに360キロメートル離はなれた小笠原諸島おがさわらしょとう・聟島むこじまにヒナを移うつすプロジェクトが進すすんでいます。2008年ねんから5年間ねんかん、毎年まいとしヒナ10〜15羽わをヘリコプターで聟島むこじまに運はこんで人ひとの手てで育そだてました。70羽ぱのうち、69羽わが無事ぶじに巣立すだちました。11年ねんには、成長せいちょうしたアホウドリが聟島むこじまに戻もどってくるようになり、さらにヒナも誕生たんじょうしていました。
http://mainichi.jp/articles/20170328/kei/00s/00s/009000c

http://archive.is/UX72o
小笠原諸島生まれのアホウドリ、初帰郷 繁殖地復活へ「大きな前進」【産経ニュース2017年3月25日】(他1ソース)

posted by BNJ at 11:42 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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