2017年03月28日

<鳥インフル>72時間完了 問題洗い出しへ【河北新報オンラインニュース2017年3月28日】(鳥インフルエンザ宮城県栗原市関連28日分)

鳥インフルエンザに感染したとみられる養鶏場=3月24日午前10時35分ごろ、宮城県栗原市金成
 死んだニワトリから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、約22万羽を飼育していた宮城県栗原市の養鶏場で24日未明から続いた県の防疫措置が27日未明に終わった。国の指針が示す72時間以内に処理を完了できたことに関係者は胸をなで下ろす一方、資材調達などの課題も浮かんだ。県は検証に乗り出す。
 県庁で27日朝にあった対策本部の会議で、村井嘉浩知事は国が72時間以内の処理規模を3万〜6万羽と想定している点を挙げ「作業はスムーズだった。他県と比べても早く完了できた」と強調した。
 発生直後から陸上自衛隊や地元の建設業協会、県高圧ガス保安協会などの支援を受けた。昨年冬から野鳥などの感染例が全国的に激増した経緯もあり、「準備や訓練が一定の効果を発揮した」(県幹部)。
 作業を大きく遅滞させる問題こそなかったが、事前に想定し得ないトラブルもあった。
 養鶏場ではトイレが不足した。県のマニュアルに仮設トイレ設置はなく、6基を手配したのは24日午後になってから。通行車両の消毒ポイントを想定の6カ所から12カ所に増やしたため担当課が対応に追われた。
 鶏舎は通路が狭く、ニワトリ搬出に使う台車や大型バケツをホームセンターなどで急きょ調達。埋却場所も想定を超える面積が必要で、確保に時間を要した。
 高病原性鳥インフルエンザ発生に備え、仙台家畜保健衛生所(仙台市)で集中管理していた資機材は約3万羽分。この1月に1万羽分から増強したばかりだった。備蓄量や管理の在り方などを再検討する方針だ。
 職員は3日間で10編成の延べ1770人を現地に投入した。作業に当たった職員らを対象にアンケートを今後実施し、問題点を洗い出す。村井知事は「大きくつまずけば作業は終わらなかったかもしれない。課題を抽出し、対策を練る」と話した。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170328_11038.html

<鳥インフル>移動制限解除へ警戒監視【河北新報オンラインニュース2017年3月28日】
鳥インフルエンザに感染したとみられる養鶏場=3月24日午前10時ごろ、宮城県栗原市金成

 宮城県栗原市の養鶏場で死んでいたニワトリから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、宮城県は27日、3日間にわたって実施した防疫措置が全て完了したと発表した。21日後の移動制限解除に向け、警戒監視を続ける。
 ニワトリの殺処分や土中に埋める作業に加え、鶏舎内外の消毒やタンク内に残っていた餌の処理、屋外にあった堆肥の飛散防止対策などの作業が27日午前2時5分に終わった。県は処分羽数を20万9248羽と公表していたが、22万948羽に訂正した。
 村井嘉浩知事は同日の定例記者会見で「処理羽数の規模を考えると、72時間以内に初動対応が完了できたことは評価していいと思う。今後、広がりがあるのかどうか注意深く見守っていく」と述べた。
 県は養鶏場での消毒を続けるほか、半径10キロ圏内の養鶏場5カ所に対して毎日、死んだニワトリ数の報告を求める。5養鶏場で異常は確認されていない。主要幹線道路に設けた消毒ポイント12カ所は継続する。
 4月7日に鶏肉と卵の移動を禁じている半径3キロ以内の3養鶏場でウイルス検査などを実施。陰性の結果が出れば、同11日にも3〜10キロ圏内から圏外への搬出制限を解く。その後も異常がなければ、同18日にも3キロ以内の移動制限を解除する。
 養鶏場から半径10キロ圏を野鳥監視区域に指定している環境省は28、29の両日、緊急調査チームを現地に派遣し、野鳥の生息状況などを調べる。農林水産省は疫学調査チームが現地に入っており、感染ルートなどを調べている。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170328_11022.html

鳥インフル防疫作業完了 村井・宮城知事、鶏肉・卵の安全強調【産経ニュース2017年3月28日】
 ■移動制限4月18日にも解除

 栗原市の養鶏場で飼育する鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、県は27日未明、場内の鶏約22万1千羽の殺処分や埋却などウイルスの拡散を封じ込める防疫作業を完了した。

 24日未明に始まった殺処分は丸2日後の26日午前4時半ごろに終了。さらに翌27日午前2時すぎには養鶏場近くの3カ所で、鶏の死骸や卵などの埋却作業も完了した。鶏舎の水洗いや消毒などをして、ウイルスの拡散を防ぐ措置も行った。

 県は養鶏場から半径3キロに指定した移動制限区域について、防疫措置の完了から10日後の検査で陰性が確認できれば、4月18日午前0時にも解除する。問題がなければ対策本部も解散する。

 また、半径3キロ圏内にある養鶏場3カ所と、今回の養鶏場と同じ人の往来などがあった2カ所の計5カ所の養鶏場への立ち入り検査で、異常は確認されていないとして、経過を観察する方針だ。

 作業には県職員や自衛隊など延べ3140人を動員。作業に当たった職員らにはインフルエンザ治療薬「タミフル」が処方され、村井嘉浩知事は「大部分が飲んだ」と明かした。今後は職員にアンケートを行い、「心身の問題について異常を感じている人がいないか、いれば個別に対応したい」と語った。

 さらに知事は27日午前8時の対策会議後、「農場から出た50トンの卵や全ての鶏肉が市場に出回ることは一切ない」と述べ、「市場に出ている鶏肉や卵は極めて安全だ」と強調した。

 防疫作業を終えたことには「初動がスムーズにいった」とした上で、「資機材の不足など、今後に向けて対策を練っていきたい」と振り返った。

 仙台医療センターの西村秀一・ウイルス疾患研究室長は「時間がたっても蔓延(まんえん)しないことが確認できれば問題ない」とした上で、鳥インフルエンザが「今回の養鶏場に限らず至る所で(再び)勃発する可能性がある」と指摘。「すぐに対処できるよう準備が必要だ」と呼びかけている。
http://www.sankei.com/region/news/170328/rgn1703280045-n1.html

養鶏場消毒を完了…鳥インフル【読売新聞2017年3月28日】
殺処分が行われた栗原市の養鶏場(24日午前11時10分、本社ヘリから)
◆栗原、目標の72時間以内で

 栗原市の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、県は27日、殺処分した鶏や卵、エサの埋却処分、鶏舎などの消毒作業を全て完了した。今後、この養鶏場や周辺で異常がなければ、4月18日午前0時までに移動や搬出制限が全て解除される。

■県職員ら3140人

 県は27日午前2時5分に約22万羽の殺処分、その後の埋却に加え、卵やエサの埋却、鶏舎の清掃、消毒など全ての防疫措置を終えた。目標の72時間以内に作業を完了。投入された県職員や自衛隊員は延べ3140人に上った。県は殺処分数を20万9248羽としていたが、22万948羽と修正した。

 県は4月7日から、鶏や卵の移動を禁じている移動制限区域(半径3キロ・メートル圏)の養鶏場などで鶏の血液検査を実施する。結果に異常がなければ、同11日頃に域外への搬出を禁止する搬出制限区域(同3〜10キロ・メートル圏)を解除する。その後も問題がなければ、18日午前0時に移動制限も解除する。

■迅速な対応

 今回の鶏舎での感染は、県内初めての事例となった。当初は県職員らも慣れない作業に時間を要したが、進行に伴いノウハウが蓄積され、効率化が図られた。処分に必要な資器材も補充され、近県などから殺処分経験のある獣医師らが派遣されたことも、作業のペースアップにつながった。県は、1時間あたりの処分量を約3000羽と想定していたが、作業2日目には7000羽近くに上った。

 県では鳥インフルエンザの発生に備え、防疫演習を行っており、昨年11月には実際の鶏舎を使った演習も初めて実施していた。国の指針では、72時間以内の埋却完了を目安としているが、これは採卵鶏の場合、3万〜6万羽を想定している。約22万羽に対応できたことに、ある県幹部は「ここまで早く作業を終えられると思わなかった」と驚きを隠さなかった。

■感染の原因は

 感染が確認された栗原市の養鶏場は、窓のない「ウィンドーレスタイプ」の鶏舎だった。野鳥やネズミの侵入を防げるとされ、県内のほとんどの養鶏場が採用しているという。県農林水産総務課の担当職員は、「開放型の金網の鶏舎よりは、感染は起きにくいと考えてきた」と話す。

 農林水産省が、原因の調査を実施しているが、村井知事は「今回の養鶏場はしっかり管理している中で起きており、特定は難しいのでは」との見方を示した。その上で、「必ずまた、どこかで起きると考えて対応していく必要がある」と述べた。県は初動対応として3万羽規模の発生を想定した資器材を用意しているが、今後は備蓄を増やすことも検討していく。
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20170327-OYTNT50232.html

http://archive.is/FsGFC
http://archive.is/ZzYW9
http://archive.is/2HXZe
http://archive.is/7Vg2H
【鳥インフル】宮城県が殺処分を「22万羽」に訂正(鳥インフルエンザ宮城県栗原市関連27日分)

posted by BNJ at 11:51 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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