2017年03月29日

「地面に掘った穴からカモの死骸200羽発見」 VIC州のカモ猟解禁1週間で狩猟反対派が声明【日豪プレス2017年3月29日】

 VIC州では2017年のカモ猟シーズンに入って1週間になるが、カモ猟反対派が、「クーランギー州立狩猟指定地で、カモの死骸約200羽を埋めた穴を発見した」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 「Coalition Against Duck Shooting(カモ猟反対連合、CADS)」の発表したビデオは泥にまみれたカモの死骸の山が映っている。ハンターは一人1日に10羽までの狩猟が許されているが、Game Management Authority(狩猟管理局)では、「規則に違反して1日の制限数を超えたカモを廃棄したのではないか。狩猟ライセンスの交付について見直す」と発表している。

 ABC放送の時事番組「7:30」スタッフが狩猟反対派とVIC州北部の発見現場に同行し、反対派のルーク・ミルロイ氏に、「このカモの死骸発見というのは狩猟産業を閉鎖するために狩猟反対派活動家がでっち上げた芝居だという主張があるがどう思うか?」と質問しており、それに対してミルロイ氏は、「私は真実を知っている。そのような主張は無視するしかない。これは毎年起きていることだ。ハンターは、カモがボツリズムで死んだとか、射たれたカモを救助するボランティアがカモを殺したのだとかいろいろ言っているがバカげた話だ。自分たちは自然が好きで、野生の水鳥が好きだからカモ猟に反対しているのだ」と語っている。

 CADSの発見した200羽近いカモだけでなく、カモ猟解禁1週間でVIC州狩猟管理局の職員は、クーランギー指定地で100羽前後の狩猟を禁じられている保護鳥が撃ち落とされており、それ以外にも数え切れないほどの負傷した鳥を見つけている。そのため、先週末に管理局が、「クーランギー狩猟指定地のカモ猟を停止する」と発表している。

 「7.30」のインタビューに対して、狩猟管理局のブライアン・ハイン氏は、「当局の任務は、持続可能な狩猟、責任ある狩猟が行われるよう監督することだが、明らかにどちらも守られていない。ハンターの行為はまったく許しておくことができない」と語っている。

 また、カモ猟ハンター団体のFGAは、「一部の者の無責任かつ違法な行為でハンティング・コミュニティ全体が批判を浴びせられている」と語っている。

 他の地域ではカモ猟シーズンは6月まで続く。
■ソース
Discovery of nearly 200 dead ducks dumped in pit reignites debate over hunting

http://nichigopress.jp/ausnews/news/141250/

http://archive.is/0BmJI

posted by BNJ at 21:39 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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