2017年03月31日

【神奈川】動物園充実へふるさと納税 横浜市が「基金」創設 返礼品に年間パス【東京新聞2017年3月31日】

 横浜市は、市内の動物園で飼育する動物を長期的に安定して確保するため、ふるさと納税の仕組みを活用して「動物園基金」を二〇一七年度に創設する。まず市予算で積み立てる一千万円を呼び水に、民間からふるさと納税で資金を募る。 (志村彰太)
 市内にあるズーラシア、金沢、野毛山の三つの動物園などでは現在、二百十八種四千二百十四頭の動物を飼育している。動物の購入や他園からの貸し出しに関する予算は、十年前は一千万円以上あったが、最近五年間は五百万円前後で推移していた。
 近年、国内の動物は高齢化に加え、血縁が近くなっている。繁殖のためには海外から新しい血統の個体を連れてくる必要があり、それだけ費用も増大する傾向にあった。さらに、市動物園課は「高額な動物だと億単位になり、単年度予算では対応が難しい」と基金の創設を決めた。
 まず市が一千万円を基金に積み立て。一七年度から、ふるさと納税で「基金への積み立て」を使途に指定できるようにし、納税者の協力で基金の充実を図る。
 市はふるさと納税を使途別に募集しており、新年度から動物園基金への積み立てなど新たに九項目の使途を加え、全十九項目にする。また従来はふるさと納税の返礼品を設けていなかったが、簡単な返礼品を始める。
 一万円以上寄付の場合は、十九項目すべてで、市営の地下鉄とバスが一定区間で一日乗り放題の「みなとぶらりチケットワイド」二枚(千百円相当)を贈る。さらに使途が動物園基金の場合、ズーラシア、金沢の二園の共通年間パスポート(二千円相当)を贈呈。他にも「横浜みなと博物館の展示充実」の使途では、同博物館の入館券二枚(千二百円相当)を送付する。
 いずれの返礼も、市が所有する不動産や資産を活用するもので、新たな費用負担はほとんどない。ただし、ふるさと納税の「流出超過」は悪化を続け、一七年度は四十七億円の減収を見込んでいる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201703/CK2017033102000212.html

http://archive.is/vsaDt

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: