2017年04月01日

【千葉】野田のコウノトリ 卵3個温め始める 6月、試験放鳥へ【東京新聞2017年4月1日】

巣に置かれた卵を温めようとする「コウくん」。卵のうち2個は偽の卵(モニター画面の映像)=野田市で

 国の特別天然記念物コウノトリの野生復帰に取り組む野田市の飼育施設「こうのとりの里」で三月三十一日、コウノトリのつがいが、埼玉県こども動物自然公園(同県東松山市)から運ばれてきた卵三つを温め始めた。ふ化したヒナが順調に育てば、巣立ち直後の六月中旬−下旬に、放鳥後の状況を追跡調査する三度目の試験放鳥を実施する。
 飼育施設のつがい、雄の「コウくん」と雌の「コウちゃん」が温めている卵は、動物自然公園のコウノトリが三月四日〜十日に産卵したもので、三十日に飼育施設に四個が運ばれてきた。このうち有精卵とみられる卵三個を、飼育員が三十一日、巣に移して、つがいが抱卵した。四月上旬にはヒナがふ化する見込み。
 野田市は、二月八日から鳥インフルエンザ対策のため休館としてきた飼育施設を四月一日から公開する。つがいは、非公開の小型飼育舎で飼育しており、見学者はモニターでつがいの様子を観察できる。
 大型飼育舎では二〇一三年に生まれた雌の「サクラ」を見られる。飼育施設には、三羽のほかに別の非公開の小型飼育舎にサクラのきょうだいの雄の「つばさ」がいる。
 市は一五年に最初の試験放鳥を行い、雄三羽と雌一羽が滋賀県長浜市や新潟県長岡市などで元気に過ごしている(三十日現在)。 (飯田克志)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201704/CK2017040102000156.html

鳥インフル余波で臨時休館の野田「こうのとりの里」再開【産経ニュース2017年4月1日】
 臨時休館していた野田市のコウノトリ飼育施設「こうのとりの里」(同市三ツ堀)が1日、約50日ぶりに一般公開を再開する。現在、同施設では3年連続となる放鳥に向けた準備が進んでおり、コウくん(雄12歳)、コウちゃん(雌21歳)のペアが4月上旬の孵化(ふか)を目指して抱卵中。1日からは元気な若いコウノトリの羽ばたきが間近に見られるほか、交代で卵を温めるコウノトリペアの仲むつまじい様子がモニター画面で楽しめる。

 同施設は、東京都足立区内で見つかった野鳥の死骸(しがい)から鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを受け、2月8日から臨時休館していた。3月21日に鳥インフルエンザの野鳥監視重点区域指定は解除。これにより、施設の公開を再開することとなり、同施設関係者も胸をなで下ろしている。施設の入り口にはウイルスを持ち込まないための靴の底を消毒するトレイが用意されるという。

 ◆抱卵に成功

 一方、臨時休館中も放鳥の計画は順調に進んだ。31日には埼玉県こども動物自然公園(同県東松山市)から移送された有精卵をコウくん、コウちゃんペアの巣に置く作業を実施。他施設の有精卵の使用は、違うペアの卵でもそのまま温める鳥の習性を利用した「托卵(たくらん)」という手法で、他系統を混ぜ遺伝的な弊害を避ける狙いがある。

 同公園の卵4個から有精卵の可能性が高い3個が選ばれ、これに疑卵2個を加えた5個がこの日午前10時すぎ、コウくん、コウちゃんのゲージに運び込まれて巣に置かれた。間もなくパパのコウくんが抱卵を開始。主任飼育員の森本直樹さん(29)は安堵(あんど)の表情を見せていた。

 ◆モニターで観察

 鳥インフルエンザ対策で、野鳥との接触を極力避ける必要もあり、コウくん、コウちゃんは公開用大ゲージから奧の小ゲージに移された。このため1日から見られるのはコウくん、コウちゃんの子供のサクラ(雌3歳)だけになる。抱卵真っ最中のコウくん、コウちゃんはモニターでの観察だ。

 孵化は4月上旬が有力とされ、成長が順調なら5月下旬から背中に小型GPS(衛星利用測位システム)発信器を付けるなどし、6月中〜下旬に飼育舎の屋根を開け、野外に巣立たせる。

 「こうのとりの里」公開時間は午前10時〜正午、午後1〜3時。月曜(祝日の場合は翌日)休館。無料。
http://www.sankei.com/region/news/170401/rgn1704010025-n1.html

コウノトリ 托卵始まる 野田の施設、一般公開再開 /千葉【毎日新聞2017年4月1日】
 国の特別天然記念物・コウノトリの野生復帰に取り組む野田市の飼育施設「こうのとりの里」で31日、卵を別のペアにふ化させる「托卵(たくらん)」が始まった。

 埼玉県東松山市の県こども動物自然公園から運ばれた4個のうち、有精卵の可能性の高い3個が親鳥ペアの巣に入れられた。主任飼育員の森本直樹さん(29)は「すぐに親鳥が巣に駆け寄って卵を抱いたので良かった」と話した。順調にいけば4月上旬にもふ化し、6月中旬以降に放鳥される。

 コウノトリは一度離れた故郷に戻るケースが多く、同じペアから生まれた鳥がこうのとりの里周辺に里帰りして集まり、近親交配が起きる可能性があるため、市は昨年から別のペアの卵をふ化させる「托卵」に取り組んでいる。放鳥は3年計画で、今年が最終年だが同市では今後も放鳥を続ける方針。

 こうのとりの里は、東京都足立区で野鳥の死骸から鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを受け2月8日から臨時休館していたが、4月1日から一般公開を再開する。【橋口正】
http://mainichi.jp/articles/20170401/ddl/k12/040/141000c

http://archive.is/nEbSc
http://archive.is/dXvHB
http://archive.is/Z6eXS
コウノトリ施設 一般公開を休止 野田、鳥インフル対策【千葉日報ウェブ2017年2月9日】(他1ソース)

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