2017年04月12日

日本鶏、門司で品評会 23日、全国から900羽 「生きた文化財、魅力知って」 [福岡県]【西日本新聞2017年4月12日】

人懐っこい小シャモ(軍鶏)を手にする広吉五三会長(右から2人目)たち

 天然記念物「日本鶏(けい)」の愛好家でつくる「全国一心(いっしん)会」が23日、年に1度の品評会を総本部の広吉環境開発(門司区大積)で開く。例年、全国から250人、900羽ほどが集い、日本鶏の品評会としては国内最大級のイベント。関係者は「日本鶏は生きた文化財。多くの人に魅力を伝えたい」と来場を呼び掛けている。入場無料。午前10時〜午後3時半、雨天決行。

 一心会などによると、日本鶏は江戸末期までにほぼ形作られ、闘鶏や観賞用のシャモ▽鹿児島などで多く飼われるサツマドリ▽数メートルの尾を持つオナガドリなど17種類が指定されている。

 品評会は今回で18回目。原則つがいで出展し、鶏の種類や大きさによって7部門に分かれ、体の色合い、バランス、表情などを点数化し競うという。一心会の広吉五三(いつみ)会長(65)は「掛け軸にも描かれてきたように、品格あるたたずまいが魅力です」と語る。

 広吉会長は観賞用の小シャモ(体長30センチ、重さ1・2キロくらい)を100羽ほど飼育。風体が好みの鶏に育つとうれしいという。「世話の仕方によっては人懐っこく育つんですよ」。同じ小シャモでも地域性があり、広吉会長の次男で総本部長の将樹さん(35)は「九州はがっちりマッチョ系、関東はスマートに育つことが多い」と分析する。

 しかし、日本鶏の飼育数は近年、減少傾向にあるという。広島大大学院の都築政起教授(家畜遺伝学)は「鳥インフルエンザで風評を気にする人が増えたことが最大の要因。絶滅を心配されるものもある」と警鐘を鳴らす。

 一心会は3カ月に1度のペースで飼育法を教える講習会を開いていて、九州各地から20〜30人が集うという。広吉会長は「伝統を絶やさぬよう、病気への対処法などを後世に伝えていきたい」と述べた。
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/321114

http://archive.is/w2Ujv

posted by BNJ at 11:20 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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