2017年04月14日

絶滅危惧種を独自選定で保護 那須塩原市がレッドデータブック作成【産経ニュース2017年4月14日】

 那須塩原市は市内で絶滅の恐れのある動植物を掲載した同市独自のレッドデータブックを作成した。日光市が植物のレッドデータブックを発行しているが、動植物を網羅した市町独自のレッドデータブックは県内初。(伊沢利幸)

                   
 那須塩原市は優れた自然環境を象徴する希少な野生動植物が多く、県が発行した「レッドデータブック」でも、絶滅危惧II類(Bランク)のトモンハナバチ(ハキリバチ科)、ホソバオゼヌマスゲ(カヤツリグサ科)など県内では同市だけで生息・生育する動植物が多数確認されている。

 同市は動植物実態調査を実施し、平成24年10月には希少野生動植物種の保護に関する条例を施行。277種の希少野生動植物を選定し、市民や保護団体、行政が協力して保護を図っている。

 独自のレッドデータブックは実態調査の集大成として作成し、希少動植物を的確に保護していく狙いがある。専門家の委員25人で構成する調査研究会(松村雄会長)が26年から掲載種の選定を進めてきた。

 同市レッドデータブックでは、市内で確認された約7700種の野生動植物のうち植物、鳥類、昆虫など7分類群から486種をレッドリストに選定。絶滅危惧I種、同II種、準絶滅危惧種などにランク付けし、カラー写真とともに掲載、生態を詳しく解説している。リストは5年をめどに改訂する予定という。

 また、野生動植物の保護に向けて53カ所の「保全すべき地域」を選定し、保全すべき理由や保全対策なども記している。

 1冊2千円で販売。同市環境管理課は「市独自のレッドデータブックを通し、希少野生動植物の保護に向けて市民への普及啓発を図り、種の保存への理解につなげたい」としている。
http://www.sankei.com/region/news/170414/rgn1704140062-n1.html

那須塩原市が市版「レッドデータブック」 動植物調査の集大成【下野新聞SOON2017年4月6日】
【那須塩原】市は6日の定例記者会見で、絶滅の恐れのある動植物などをランク付けした市版「レッドデータブック」を作成したと発表した。昆虫なども含めた総合的な選定は県内市町では初という。専門家らで構成する市動植物調査研究会の20年以上にわたる調査の集大成で、市全域を範囲として生物を見つめた「地域目線」が特徴。今後の生態系保護に生かすほか、豊かな自然を市内外にPRしたい考えだ。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20170406/2652505

希少動植物ランキング 那須塩原市、データブック作製 /栃木【毎日新聞2017年4月20日】
発行された「那須塩原市レッドデータブック2017」
 那須塩原市は、絶滅の恐れのある市内の動植物などの希少性をランク付けして保全対策の基礎資料とする「那須塩原市レッドデータブック2017」を作製した。市によると、県内の市町による総合的なレッドデータブックの作製は初めてという。

 那須塩原市には山岳部や那珂川、箒(ほうき)川が流れる水辺環境があり、多種多様な野生動植物が生息している。しかし、都市開発による緑地の減少や外来生物の増加などで固有種への影響が懸念され、市動植物調査研究会(松村雄会長、委員25人)と連携して調査を進めてきた。

 レッドデータブックはA4判、352ページ。市内で確認された約7700種の野生動植物のうち、植物199▽哺乳類13▽鳥類29▽爬虫(はちゅう)類7▽両生類12▽魚類7▽昆虫類219−−の計7類486種をレッドリストに選定し、希少性を七つのカテゴリーに分類した。

 内訳は絶滅種=2種▽絶滅危惧1類=47種▽同2類=114種▽準絶滅危惧=135種▽情報不足=96種▽要注目=92種。「絶滅」は、ヒメシロチョウとヒョウモンチョウ。絶滅危惧1類には、県内では絶滅したと考えられていた高山チョウ「オオイチモンジ」が山岳部で発見されたため、「極めて貴重」として掲載された。

 市は、野生動植物の希少性をランク付けすることで、市民に希少な野生動植物の保護や貴重な自然環境の持続的保存への理解を深めてもらうという。

 発行部数は500部。学校や図書館、那須野が原博物館、塩原温泉ビジターセンター、公民館へ配布するほか、1部2000円で販売している。問い合わせは那須塩原市環境管理課(電話0287・62・7193)。【柴田光二】
https://mainichi.jp/articles/20170420/ddl/k09/040/165000c

那須塩原独自レッドデータブック発行へ 動植物網羅は栃木県内市町で初【産経ニュース2015年11月18日】
 ■優れた自然、後世につなげたい

 那須塩原市は市内で絶滅の恐れのある動植物を掲載した同市独自のレッドデータブックを作成する。日光市が植物のレッドデータブックを発行しているが、動植物を網羅した市町独自のレッドデータブックは県内初という。各分野の研究者らで組織する調査研究会(松村雄会長、委員25人)が掲載する動植物のリストアップを進めており、平成28年度の発行を目指す。(伊沢利幸)

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 同市は優れた自然環境を象徴する希少な野生動植物が多く、県が発行した「レッドデータブックとちぎ2005」でも、絶滅危惧II類(Bランク)のトモンハナバチ(ハチ目ハキリバチ科)、ホソバオゼヌマスゲ(種子植物、カヤツリグサ科)など同市だけで生息・生育する動植物が多数確認されている。

 同市は動植物実態調査を実施し、平成24年10月には希少野生動植物種の保護に関する条例を施行。

 277種にわたる希少野生動植物を選定し、市民や保護団体、行政が協力して保護を図っている。

 独自のレッドデータブックは動植物実態調査の集大成として作成し、希少動植物を的確に保護していく狙いがある。

 調査研究会では6部会を設けてリストアップを進めており、9月末現在で植物199種、鳥類29種、爬虫(はちゅう)類・両生類19種、昆虫212種の計459種がリストに上がった。今年度中にはリストアップを終え、ランク付けに入る予定だ。

 同市環境管理課は「市独自のレッドデータブックを通し、希少野生動植物の保護に向けて市民への普及啓発を図り、種の保存への理解につなげたい」としている。
http://www.sankei.com/region/news/151118/rgn1511180006-n1.html

http://archive.is/QcUw7
http://archive.is/RlvZT
http://archive.is/y0OFo
http://archive.is/cNPoM

posted by BNJ at 11:52 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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