2017年04月14日

カラス 「巣」撤去めぐり電力会社と攻防 石川【毎日新聞2017年4月14日】

電柱のアーム上に作られたカラスの巣を撤去する作業員=金沢市浅川町で2017年4月13日午前10時22分、道岡美波撮影
 繁殖期を迎えたカラスと電力会社が、今年も攻防を繰り広げている。巣の材料の針金ハンガーや枝が電線に触れると停電を引き起こすため、北陸電力石川支店は石川県内で毎年約6000個を撤去している。その現場をのぞいた。

【動画】繁殖期迎えたカラスと北陸電力石川支店の攻防

 金沢市浅川町の民家前の電柱で13日に行われた同支店の撤去作業。記者も高所作業車のバケットに乗った。巣は高圧線の近くに作られていた。バケットが高さ約12メートルまでゆっくり上昇すると、細く平たいアーム上で絶妙なバランスを保つ巣が見えてきた。木の枝を器用に丸めた直径約40センチの巣の中に、卵やヒナの姿はなかったが、保護目的なのか丁寧に綿まで敷かれていた。男性作業員2人が「金属類なし、ヒナなし」などと地上に声かけをしながら、抱えるように巣を撤去した。

 カラスは産卵とヒナの子育てに向けて、2月中旬〜5月下旬ごろ巣を作る。一度営巣した場所の近くで繰り返し作る習性があるうえ、巣は1〜2週間で出来上がるため、「撤去の1週間後に確認に来たら、また巣が完成している」と同支店配電保守課副課長の中出敏明さんはぼやく。

 県内で、カラスの巣など鳥害による停電事故は年5件前後。市街地のカラスの増加に伴い、撤去する巣の数は10年前の倍以上だ。同支店ではこの時期、関連会社に営巣の情報提供を呼びかけるとともに、社員総掛かりで仕事帰りなどに電柱の上をチェック。さらに営巣を防ぐため、樹脂製の針山をアームの上に取り付けたり、電線近くにカバーをつけたりしている。今年からは、鳥類が苦手な臭いが発生する忌避剤も置く。

 同支店は「針金ハンガーは屋外での管理に気をつけて。もし巣を見つけたら連絡してほしい」と呼び掛けている。連絡は同社のフリーダイヤル(0120・837・119)へ。【道岡美波】
https://mainichi.jp/articles/20170414/k00/00m/040/113000c

http://archive.is/UugUq
カラスの巣で1050戸停電【読売新聞2017年4月12日】(会津若松市)
北海道)厄介者のカラスとどう共存【朝日新聞デジタル2017年4月12日】
電柱に鳥の巣、機器に接触して停電 名古屋の1400戸【朝日新聞デジタル2017年4月9日】
唐津など2万2000戸、1分間停電 鳥の巣原因か【佐賀新聞LiVE2017年3月26日】
停電の原因 カラスの巣  九電「見たら連絡を」【大分合同新聞2017年3月26日】
停電被害防げ、電柱のカラスの巣撤去【読売新聞2017年3月25日】(岐阜県)
カラスの巣原因、山形で一時停電【山形新聞2017年3月16日】

posted by BNJ at 12:13 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: