2017年04月19日

「めんどり人間」 ついに卵かえす、3週間温め続け【AFPBB News2017年4月19日】

仏パリの美術館「パレ・ド・トーキョー」で、卵の上に座り、ヒナがかえるまでめんどりのように温め続ける仏人アーティストのアブラハム・ポアンシュバルさん(2017年3月29日撮影)

【4月19日 AFP】卵10個の上に3週間座り、温め続けてきたフランス人アーティストのアブラハム・ポアンシュバル(Abraham Poincheval)さん(44)が18日、最初の卵をふ化させることに成功した。

 先月、岩の中で1週間を過ごすパフォーマンスで話題となったポアンシュバルさんは、3月29日に仏パリ(Paris)の美術館「パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)」で卵を温めるためのガラスケースの中に入ってから、ほとんど寝ていない。

 だが18日午後遅く、最初の卵がふ化し始め、ポアンシュバルさんはヒナをつぶさないよう、一時的に抱卵(ほうらん)台から離れた。

 ポアンシュバルさんはこれまで、正気を保つために24時間ごとに30分の休憩が許されていた。ただし、ガラスケースから出ることは一度もなかった。

「本当にきついと思う。卵の上に座って寝ている。岩の中に閉じこもるよりずっと厳しいだろう」と美術館の広報担当者はAFPに話した。

 それ以上に過酷なのが暑さとの闘いだ。卵を37度以上に保たなければならないからだ。

 ポアンシュバルさんが数分ごとに卵の様子を確認し、美術館スタッフと話す姿は、美術館のユーチューブ(YouTube)ライブ中継で見られる。ポアンシュバルさんの顔は、すっかりとひげに覆われてしまっている。

 ただ、彼の試練はまだまだ終わらない。卵の頂部に大きな穴を開けたものの、ヒナが中から出てくる様子が見られないためだ。

 また、残り9羽のヒナがかえらないと、実の子ども2人が待つ自宅に戻ることはできない。

 美術館の広報担当者によると、ポアンシュバルさんはヒナがかえってから3日間ガラスケース内で過ごし、生まれて初めての食事をたっぷりと与える。そしてようやく、決して鍋の中でその命を終わらせないと誓った「子どもたち」との挑戦を終えることが許される。
http://www.afpbb.com/articles/-/3125582

http://archive.is/cAeZL

タグ:フランス
posted by BNJ at 11:34 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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