2017年04月26日

祝!世界ペンギンの日 かわいい写真12枚【ナショナルジオグラフィック日本版ニュース2017年4月25日】

サウスジョージア島のキングペンギン
2羽のサウスジョージア島のキングペンギン(Aptenodytes patagonicus)の華やかな羽。キングペンギンは4層構造の羽を持ち、寒さを避けるために体を寄せ合う。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

 タキシードのような姿で独特の求愛をするペンギンは、みんなに愛されている。

 ぜんぶで18種類いるペンギンの大きさはさまざまだ。南極の荒々しい海岸にすむコウテイペンギンは体長1.2メートルほどになるが、オーストラリア南部やニュージーランドに暮らすコガタペンギンは30センチほどにしかならない。(参考記事:「海を飛ぶコウテイペンギン」)

 4万5000年近く南極で生きてきたアデリーペンギンをはじめ、多くのペンギンは厳しい気候をものともせずに生活している。ペンギンが生息するのはほぼ南半球だけ。空を飛ぶことはできないが泳ぎはうまく、器用に海を泳ぎ回っては小さな獲物を追いかける。

 ペンギンは、驚くほど夫婦の絆が固いことで知られている。たとえば、1年のほとんどの時間は別々に暮らしているにもかかわらず、基本的に一夫一婦制を貫いている。繁殖期になると、営巣地には何百、何千というペンギンが集まるなかで、オスは毎年同じメスを探そうとする。(参考記事:「【動画】ペンギンの夫と愛人の熾烈な戦い」)


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 痛ましいことに、気候変動の犠牲になっているペンギンもいる。南極の専門家たちは、気候変動によってペンギンの営巣地やオキアミなどの食料が減少すると予測している。(参考記事:「海氷の消えた南極とアデリーペンギン」)

 南極半島の西側とスコシア海では、海温や気温の上昇によって、ペンギンの数がここ30年で50%という急激なペースで減少している。(参考記事:「ペンギン繁殖地、今世紀中に最大60%が不適に」)

 4月25日は世界ペンギンの日。そこで、ゴージャスでコミカルなペンギンたちの写真を集めてみた。

マカロニペンギン
マカロニペンギン(Eudyptes chrysolophus)のトレードマークは、黄色と黒の羽飾り。18世紀の英国で流行した帽子のスタイルからこの名がついた。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

コガタペンギン
2羽のコガタペンギン(Eudyptula minor)の雛。茶色くやわらかい羽毛が生えている。コガタペンギンは夜行性で、人間が住む場所の近くに巣を作ることも多い。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

キングペンギン
キングペンギン(Aptenodytes patagonicus)は泳ぎが得意。獲物を追って水深300メートル近くまで潜ることもある。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

ケープペンギン
ケープペンギン(Spheniscus demersus、米サウスダコタ州ブランブル・パーク動物園で撮影)は、ナミビアから南アフリカにかけてのアフリカ南海岸の大きな営巣地で暮らす。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

ヒゲペンギン
米ケンタッキー州ニューポート水族館で5羽のヒゲペンギン(Pygoscelis Antarctica)が集まる。あごのあたりに特徴的な黒い線を持つことから、この名前で呼ばれている。南極や南大西洋の島の大きな営巣地で繁殖する。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

キマユペンギン
ニュージーランドのキマユペンギン(Eudyptes pachyrhynchus、オーストラリアのタロンガ動物園で撮影)は、絶滅が危惧されている。オコジョなどの外来の捕食動物に狙われることが多い。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

コガタペンギン
ポーズを取っているようなコガタペンギン。ニュージーランドのオークランドにある鳥のリハビリセンターSPCA Bird Wingで撮影。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

イワトビペンギン
多くのペンギンのようによちよち歩きをするのではなく、飛び跳ねて移動する。南極や、チリ、ニュージーランドの島の吹きさらしの岩場に生息している。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

フンボルトペンギン
ペルーやチリに生息するフンボルトペンギン(Spheniscus humboldti)。減少の一途をたどっており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで危急種(vulnerable)に指定されている。異常気象とエサの量の変化が減少の原因と考えられている。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

アデリーペンギン
スペイン、マドリードにあるファウニア動物園のアデリーペンギン(Pygoscelis adeliae)。オスとメスで協力して子育てをする。簡単にはオスとメスの区別がつかない。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

ジェンツーペンギン
ジェンツーペンギン(Pygoscelis papua)は、尾が長く、頭に白い模様があるのが特徴だ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK)

【参考フォトギャラリー】みんな大好き!ペンギン写真
ナショジオの写真家たちがとらえた、さまざまなペンギンの姿。

文=Austa Somvichian-Clausen/訳=鈴木和博
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/042500160/
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/042500160/?P=2

posted by BNJ at 11:12 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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