2017年05月11日

但馬農高ブランド・但農どり 餌に酒粕活用【読売新聞2017年5月11日】(但農どり)

 ◇50日間実験 肉質向上期待

 養父市の県立但馬農業高校は10日、同市能座で酒米を栽培する会社「アムナック」から酒粕さけかすの無償提供を受け、校内で飼育するブロイラー(鶏)の餌に使うと発表した。国家戦略特区(農業特区)に区域指定されている市の貴重な資源を有効活用し、同校がブランド鶏として誇る「但農どり」の品質向上に役立てる。(松田聡)

 同校の「但農どり」は、通常は50日で食肉処理するブロイラーを80日間、開放型の飼育舎で飼い、神戸のホテルや一般にも売り出して人気がある。よりおいしいブロイラーづくりを目指し、昨年は但馬産のワカメやおからなどを混ぜた餌を与えた。その結果、食味のもとになるグルタミン酸が肉の中に増えたという。

 特区では、企業による農地取得も特例として認められ、アムナックは、昨年栽培・収穫した酒米で酒造会社に酒の醸造を依頼。酒粕の処理を考える中で、同校に提供してはどうかという話が寄せられ、応じることにした。

 同校は10日から50日間、生後29日のブロイラー3羽に飼料米やトウモロコシなど通常の餌とともに酒粕を与え、肉がおいしくなるか確かめる。7月には結果が判明するという。

 藤原直己教諭によると、酒粕を与えた豚では肉質が向上したデータがあるといい、「効果が出れば、但農どりの生産に生かしたい。本来なら捨てられてしまう資源の有効利用になる」と期待。アムナックの藤田彰社長も「捨てる場所に困っていた。社としてもありがたい話」と歓迎している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20170510-OYTNT50242.html

但馬農業高 実証実験 酒粕の餌でおいしく アムナックから無償提供、「但農どり」飼育 /兵庫【毎日新聞2017年5月25日】
但馬農高の生徒らと、酒粕を提供するアムナックの藤田彰社長(手前右から2人目)=兵庫県養父市役所で、柴崎達矢撮影
 県立但馬農業高(養父市八鹿町高柳)は、養父市の能座区などで酒米を作っている「アムナック」から酒粕(さけかす)の無償提供を受け、校内で育てているブロイラー「但農どり」の餌に混ぜ込み、品質向上を図る実証実験を始めた。7月中旬に結果を出し、実験内容を7月25日に三田市で行われる県学校農業クラブ連盟大会で発表する予定だ。

 廃棄される資源の有効利用によって、鶏肉の味の向上を目指すのが実験の目的。アムナックは国家戦略特区に指定されている養父市の特区事業者で、能座区で取れた酒米の酒粕のうち、商品にならない廃棄対象のものを提供することになった。今年度だけは実証実験ということで、廃棄対象ではない酒粕を使用する。

 通常のブロイラーの場合、食肉処理までの生育期間を約50日間としているが、「但農どり」ではこれを約80日間とし、また開放型鶏舎で飼育することで、自然に近い環境にしているという。現在は学校で販売するほか、神戸市内のホテル向けにも出荷している。

 実験には生徒4人が参加。5月10日から約50日間、生後29日(10日現在)のブロイラー3羽の餌に酒粕を混ぜ、肉の味がどうなるか確認する。一方、酒粕を与えた豚では肉質向上の実績が既にあるといい、同高でも今回、この実験と並行して同高内で飼育の豚にもアムナックの酒粕を混ぜた餌を与える実証実験を別の生徒が行う。

 同高の藤原直己教諭は「生徒が地域のいろんな人に支えられることを実感してもらいたい。また、自分たちで考えることで、飼育に対する情熱を育みたい」と話している。【柴崎達矢】

〔但馬版〕
https://mainichi.jp/articles/20170525/ddl/k28/100/464000c

http://archive.is/SW5Ts
http://archive.is/4zvYc
「但農鶏」をスモークに 県立但馬農高が新商品【産経ニュース2015年11月26日】

タグ:但農どり
posted by BNJ at 11:33 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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