2017年05月16日

意外と見つかる! “街なか”バードウォッチングの楽しみ方【dot.ドット朝日新聞出版2017年5月16日】

オオルリ/全長約16センチの夏鳥。オスは瑠璃(るり)色の背中を持ち、美しい声でピールーリーリー、ジジッなどと鳴く。低山の渓流沿いにすむが、春と秋の時には都会の緑地でも観察される(撮影/中野耕志)

 新緑の季節がやってきた。木々にひょっこり姿を見せる愛らしい野鳥たち。数多く見られる夏の使者たちの中から、愛鳥週間にあわせて、都市でも観察しやすい鳥を紹介する。

【フォトギャラリー】木々からひょっこり顔を出す野鳥たち

 緑豊かな季節になり、ふと耳を澄ますと、やさしく鳥たちがさえずる声が聞こえてくる。これからの季節は渡り鳥がやってきて、年中同じ場所で暮らす留鳥は子育てをするなど、活動が活発になってくるので、絶好のバードウォッチングシーズンだ。都市には見慣れたスズメやカラスだけでなく、色鮮やかなカワセミ、美しい声で鳴くシジュウカラなどがいて、目も耳も楽しませてくれる。

「野鳥を観察する際はマナーを守ることも大切です。大きな声を出したり、音を立てたりせず、巣に近づかないこと。つまり鳥たちの生活の邪魔をしないことです。野鳥の生態を知ると、より楽しくなりますよ」と野鳥写真家の中野耕志さん。都市公園でも緑と水辺がセットになっているところでは、驚くほど多くの野鳥が暮らしているという。

 私たちの身近に暮らす鳥たちを観察して、自然を身近に感じてみませんか。

【Bird Watching〜都市で見られる鳥〜】
・オオルリ
全長約16cmの夏鳥。オスは瑠璃(るり)色の背中を持ち、美しい声でピールーリーリー、ジジッなどと鳴く。低山の渓流沿いにすむが、春と秋の渡りの時には都会の緑地でも観察される

・カワセミ
くちばしが長く翡翠(ひすい)のような体色で、「渓流の宝石」とも呼ばれる。全長17cmほどで、水面をかすめるように飛ぶ。日本全国に生息し、最近では都市部でも目撃されるようになった。都市にいる野鳥のスター的存在でもある

・シジュウカラ
全長15cmほどでスズメと同じくらいの大きさ。ほぼ全国に生息し、住宅地の庭木でも見ることができる。頬が白く、黒いネクタイをしたような姿が特徴で、ツツピィー、ツツピィーと高い声でさえずる

・メジロ
目の周りが白く緑色の羽を持ち、全長約12cmでスズメより小さい。花の蜜を好み、警戒心が弱いので、花に集まる姿を観察することができる。ピッタリと体をくっつけて枝などに並ぶ習性があり、目白押しの語源になっている

・コゲラ
日本にいる最小のキツツキで全長約15cm。灰褐色と白のまだら模様が特徴。日本全国で見られ、都市の樹木がある公園でも観察できる。ギー、ギーと鳴き、握力の強い両足を使って、垂直な木の幹を素早く上下に移動できる

・バン
全長約35cm、赤いくちばしの先端が黄色く、茶褐色の羽を持つ。関東以南では一年中見ることができる。クルルッと大きな声で鳴き、田んぼの番をしているように見えることから、番(バン)との名がついたとも

【Watch Point〜都市で野鳥が見られる主な場所(首都圏)〜】
新宿御苑・明治神宮
不忍池・清澄庭園・水元公園
浜離宮恩賜庭園

※週刊朝日 2017年5月19日号より抜粋

https://dot.asahi.com/wa/2017051200040.html
https://dot.asahi.com/wa/2017051200040.html?page=2

http://archive.is/TLZ8V
http://archive.is/J5jYk

posted by BNJ at 22:06 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: