2017年05月31日

東京)2年連続でフクロウ繁殖確認 日の出【朝日新聞デジタル2017年5月31日】

巣箱を出たフクロウのヒナが近くのもみの木の枝にとまっていた=16日、日の出町の谷戸沢処分場、東京たま広域資源循環組合提供

 ◆処分場の森にフクロウ一家

 多摩地域の家庭ごみを埋め立てた日の出町の谷戸沢処分場の森で5月中旬、フクロウのひな1羽が巣立った。営巣と繁殖の確認は2年連続。15年間で計260万立方メートルの大量ごみを埋め立てた地はかつて、環境問題が課題だった。管理する広域行政組合は「里山の自然環境が再生された一つの指標」としている。

 営巣したのは、埋め立て地に続く里山の林に設置された巣箱。フクロウのメスの抱卵が確認されたのは3月13日で、1カ月後の4月14日に割れた卵が見つかった。ヒナは5月14日に周囲の森に巣立っていった。昨年に繁殖が見られたのも同じ巣箱だったという。

 処分場を管理する東京たま広域資源循環組合(管理者・長友貴樹調布市長)は、巣箱の天井板に据え付けた自動撮影のカメラで営巣から子育ての様子を記録してきた。ただ、去年と同じつがいかは不明という。

 ◇管理組合「里山環境再生の証し」

 1998年4月に役目を終えた処分場は、ごみを土などで覆い、サッカー場や遊水池・草地などに姿を変えた。組合は自然環境の指標として動植物の調査を建設時から続けており、オオムラサキやトウキョウサンショウウオなど希少な生き物の生息を確認した。中でもエサとなる小動物や樹林の豊かな地に生息するフクロウは、自然の再生をみるうえで重要な指標と位置づけてきた。

 多摩地域26市町の家庭ごみを焼却・破砕して埋め立てた管理型処分場は、1990年代を中心に増大する量とともに、汚水漏れ疑惑などで揺れた。その後のごみ減量化や環境対策に影響を与えたとされる。現在は後継となる近くの二ツ塚処分場が稼働している。

 処分場の自然再生を目指す組合は3月、民間の調査機関に依頼した継続調査の結果を冊子にまとめた。今回のフクロウの巣立ちの前だったが、里山の自然環境が再生されてきたと評価したうえで、引き続き環境再生と保全に向けて努めるとしている。

 (山浦正敬)
http://www.asahi.com/articles/CMTW1705311300002.html

http://archive.is/RHzRA
【東京】日の出町の廃棄物処分場 絶滅危惧のサシバ撮ったぞ【東京新聞2017年4月25日】
【東京】今年もフクロウが巣作り 日の出・谷戸沢廃棄物処分場内【東京新聞2017年4月6日】
処分場でフクロウ誕生=東京都日の出町〔地域〕【時事ドットコム2016年5月2日】(既報1ソース/既報関連ソースあり)
【東京】フクロウ、巣箱で抱卵 東京たま広域資源循環組合HPに巣内画像【東京新聞2016年3月4日】

タグ:フクロウ
posted by BNJ at 23:08 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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