2017年05月31日

なら歳時記 とりcafe Bird cage(生駒市) 可愛い小鳥に癒やされ /奈良【毎日新聞2017年5月31日】

大きなガラスケースの前で小鳥を手にする森本孝介さん、涼子さん夫妻=奈良県生駒市の「とりCafe Bird cage」で、中津成美撮影
 生駒市東生駒に、小鳥を見て楽しみながら食事もできる「とりcafe Bird cage」がある。猫カフェはよく耳にするが、小鳥のカフェは聞いたことがなかった。日々の仕事の疲れを小鳥で癒やされたいと思い、早速足を運んだ。

 近鉄・東生駒駅か菜畑駅から、いずれも徒歩約15分。ドアを開けると、ピンクを基調とした店内は花の小物などを随所にあしらっている。窓側にある大きなガラスケースの中で、セキセイインコ、オカメインコ、文鳥などが飛んだり、餌を食べたりしていた。

 経営するのは森本孝介さん(42)と妻の涼子さん(41)。森本さんはずっとカフェ経営をしたいと思っていた。夫妻は動物好きなこともあり、まだ数の少ない鳥カフェに目を付けて、2014年11月に開店した。自宅で約10種類32羽の鳥を飼い、10〜15羽をローテーションで店に連れてくる。店内は鳥の鳴き声で騒がしいのかなと思っていたが、客の話し声だけで意外と静かだ。涼子さんによると「鳴くのは要求がある時だけ」なのだそうだ。

 4人組の女性客が会計を済ませて店を出ると、ケージに入っていたオキナインコの「オーちゃん」(4歳)が騒ぎ出した。人が近くにいると安心するらしく、帰ってしまったのが不満だったようだ。オリーブ色の羽を持つオーちゃんは、涼子さんが近くに来ると足や羽を使って「握手」「万歳」の芸を披露してくれた。


アカハラウロコインコの3きょうだい=奈良県生駒市の「とりCafe Bird cage」で、中津成美撮影
 店の奥を見ると、3羽一緒にいたアカハラウロコインコと目があった。3きょうだいらしい。仲良く遊んでいたが眠たくなってくると、3羽が団子のようになってうとうとし始める姿も愛らしい。


オカメインコのひな=奈良県生駒市の「とりCafe Bird cage」で、中津成美撮影
 店ではタイミングが合えば、ひなに出会えることもある。半月ほど前に生まれたばかりのオカメインコのひなを見せてもらった。予想以上に大きく、元気が良かった。生まれたひなの販売もしているのだという。


オカメちゃんアイス=森本さん提供
 森本さんは料理人として働いていた経歴を持っており、ランチなどの食事メニューも充実している。フレンチトーストや、オカメインコをモチーフにしたバニラ味の「オカメちゃんアイス」(500円)などのスイーツもある。

 時間制限が無いので、店に好きなだけいることができる。この日、朝から来ていたという常連の女性客は「帰りたくないくらい落ち着く。私のもう一つの家という感じ」と名残惜しそうに夕方に店を出た。明るい人柄で話し好きな森本さん夫妻と、可愛い小鳥の姿についつい見ほれ、私も思わず長居してしまった。【中津成美】
https://mainichi.jp/articles/20170531/ddl/k29/040/549000c

http://archive.is/SItpb

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