2017年06月02日

ふくおか探索 マリンワールド海の中道 リニューアル2カ月 福岡の魅力をショーに どんたく、山笠がモチーフ【毎日新聞2017年6月2日】(ケープペンギン)

 福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」は4月12日の大規模リニューアルオープンから間もなく2カ月を迎える。5月28日までの入館者数はリニューアル前の前年同期と比べ約2倍。その人気スポットに足を運んだ。【蓬田正志】

ケープペンギン、屋外に移動
 「ショーのオープニングは博多どんたく。しゃもじを鳴らしながら街中を練り歩きます」。博多湾を一望できるショープールで、司会役の女性スタッフが観客に呼びかけた。ステージに登場した2匹のカルフォルニアアシカが用意されたしゃもじを器用に鼻先で立てると、大きな拍手が湧いた。

 その後も、博多祇園山笠をモチーフにイルカが鉢巻きに模した輪を頭に付けて泳いだり、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの応援歌が流れる中、プールに投げ込まれたゴムボールをイルカが尾びれで観客席に打ったりする演技が続いた。展示部魚類課の三宅基裕次長は「ショーでは福岡の魅力を伝えています」と話す。

 魚類の展示テーマも、「対馬暖流」から「九州の海」に一新した。生物の種類はリニューアル前と比べると約100種少ない350種になったが、三宅次長は「海外から来た人にも九州の海をよく知ってもらうためにメリハリを付けた」と説明する。

 3階の「九州の近海」と題したコーナーは各県の海を再現し、玄界灘水槽は1分間に一度のペースで水面に500リットルの水を落として荒々しさをイメージ。とりわけ目を引いたのは、有明海水槽だ。干潟を再現した泥の中に目を凝らすとムツゴロウやトビハゼがうごめき、その近くの水槽では有明海に生息し、エイリアンにも例えられるワラスボも見学できる。

 これまで水槽で窓越しに展示していたケープペンギンは屋外に設置した「ペンギンの丘」に移動。触れるほど間近で見られ、人懐こく近づいてくる。数年前から飼育員の手による人工育雛(いくすう)に取り組んでいるため、人に慣れているという。三宅次長は「動物が随分と近くなったという反応が多い」と手応えを語る。山口県宇部市から家族4人で来館した三浦正平さん(36)は「動物と接することができて、子どもたちがすごく楽しんでいた。また来たい」と話していた。

 同館は今後も九州周辺に生息する生物をさらに充実させていく予定だ。

 ◆マリンワールド海の中道

 福岡市東区西戸崎18の28。営業時間は午前9時半〜午後5時半(7月14日まで)。

 入館料は▽高校生以上2300円▽中学生1200円▽小学生1000円▽4歳以上の幼児600円。問い合わせは092・603・0400。
https://mainichi.jp/articles/20170602/ddp/018/040/010000c

http://archive.is/D6C63
ショーの主役 より間近に 新しくなったマリンワールド海の中道(下)「ステージ」班【西日本新聞2017年5月6日】

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