2017年06月03日

阿波の空 感動フライト・・・コウノトリ巣立ち【読売新聞2017年6月3日】(他1ソース)

巣立ちした「あさ」(上)と「蓮」(2日午後2時10分、いずれも鳴門市で)
 ◇見守る市民 安堵と喜び

 「この日を待ちに待っていた」――。鳴門市で誕生したコウノトリのヒナ3羽のうち、2羽の巣立ちが確認された2日、観察を続けてきた人たちに安堵あんどと喜びが広がった。国内の野外で暮らすコウノトリは、この2羽を含めて95羽。県などでつくるコウノトリ定着推進連絡協議会は「引き続きマナーを守って観察してほしい」と呼びかけている。(矢野彰、河合修平、三味寛弥)

◇73日目

 午前8時頃、雌の「あさ」は巣から飛び立つと、周辺を旋回。何度か戻ろうとしたが、約3分後、そのまま巣の西側の田んぼに着地した。午前9時25分頃には、雄の「蓮れん」も巣立った。2羽は巣の西側にある田んぼで餌を探したり、巣に戻ったりした。

 ヒナは3月21日が「孵化ふか推定日」とされ、その翌日の同22日から数えて73日目での巣立ちとなった。

 同協議会は午前11時、鳴門市内で記者会見を開いた。見学者に対して、引き続き半径400メートル内への立ち入り自粛や、親鳥やヒナが地上にいる間、同150メートル以上離れるように呼び掛けた。

◇祝 福

 巣立ちの瞬間、周囲では大きな歓声がわき上がった。飛び立つ姿を撮影した徳島市八万町、会社員工藤健志さん(60)は「今日は偶然、午後からの仕事で早めに来たのが幸いした。歴史的な瞬間に立ち会えて光栄」と興奮気味に話した。早朝から観察していた鳴門市撫養町、無職朝井敏郎さん(64)も「親鳥も安心したのでは」と笑顔を見せた。

 北島町江尻、金属加工会社経営富山明さん(60)は「初めて巣を出たとは思えないほど、生き生きしている。よく食べて成長し、また鳴門に戻ってきてほしい」と願い、徳島市八万町、無職久次米悦子さん(67)は「鳴門が、コウノトリの里になってくれれば」と期待した。

◇先駆け

 コウノトリの野生復帰を目指して人工飼育や放鳥を続ける兵庫県立コウノトリの郷さと公園(豊岡市)。山岸哲園長は「野生復帰には、全国各地に複数の繁殖地が必要。鳴門市はその先駆けで、コウノトリ復活の歴史に名を刻んだ」とのコメントを出した。

 同公園によると、ヒナは巣立ちの後、40〜60日程度、巣を拠点に餌を採る練習などをする。その後、単独で飛び回るようになり、巣の近くに定着することもあれば、遠くへ飛び立つ場合もある。一方、親鳥は営巣した場所に定着することが多く、同公園は「ペアは来年以降も鳴門で繁殖する可能性が高い」とみる。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokushima/news/20170602-OYTNT50212.html

徳島)巣立ったコウノトリのヒナに歓声【朝日新聞デジタル2017年6月3日】
巣西側の農地で過ごすコウノトリのヒナ2羽=2日午後、鳴門市内

 鳴門市で生まれた国の特別天然記念物コウノトリのヒナに、巣立ちの日がやってきた。2日午前、2羽が相次いで巣を飛び立ち、近くの農地に降り立った。県などでつくる「コウノトリ定着推進連絡協議会」のメンバーは市内で記者会見を開き、改めて観察マナーの徹底を呼びかけた。

 協議会によると、メスの「あさ」(個体識別番号=J0142)が午前8時ごろ、オスの「蓮(れん)」(同=J0140)が9時20分すぎ、相次いで巣を飛び立ち、その後、巣の西側の農地にいるのが確認された。

 会見では、協議会の竹村昇会長が「5年後には、コウノトリが地域のどこにでもいるような鳴門になれば」と喜びを語った。日本野鳥の会の三宅武・県支部長は、巣から400メートル以内での撮影・観察の自粛の徹底を呼びかけた。ヒナは秋ごろまで親の支えを受けながら巣の周辺で過ごすとみられる。

 巣の西約400メートルの道路沿いの観察スポットには、多くの市民らが駆けつけた。レンコン田の周辺を歩きながら、時折何かをついばむようなしぐさを見せる2羽。近くの福原幸子さん(62)は「すごくうれしい。早く彼氏と彼女を連れて鳴門に帰ってきて」。2年前からほぼ毎日、観察を続けてきた浅野由美子さん(43)は「大きくなるまであっという間だった。早く自分のテリトリーを見つけて、鳴門コウノトリの家系を広げていって欲しい」と感慨深げに話した。(中村律)
http://www.asahi.com/articles/ASK625WNBK62PUTB011.html

コウノトリ 君に幸せあれ 2羽、徳島・鳴門で巣立ち【毎日新聞2017年6月3日】
巣立ちをした(右から)「あさ」「蓮」と親鳥=徳島県鳴門市で2017年6月2日、日本野鳥の会徳島県支部提供
 徳島県などでつくるコウノトリ定着推進連絡協議会は2日、今年3月に同県鳴門市で誕生した国の特別天然記念物・コウノトリのひな3羽のうち2羽が巣立ったと発表した。野外で生まれたひなが巣立ったのは、国内で野生のコウノトリが絶滅した1971年以降、野生復帰に取り組む兵庫県豊岡市の周辺以外では初めて。

 協議会によると、雌の「あさ」と雄の「蓮(れん)」が同日午前8時〜9時20分ごろ、相次いで親鳥がいる巣から自力で飛び立ち、巣の近くの田んぼに着地したことを確認した。

 親鳥のつがいは、豊岡市周辺から飛来し、2015年春に鳴門市に営巣して住みついた。今年3月にひなが生まれ、3羽が成長した。

 兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)によると、野外で生息するコウノトリは全国で92羽(5月24日時点)いるという。【松山文音】
https://mainichi.jp/articles/20170603/ddn/012/040/016000c

http://archive.is/TTOog
http://archive.is/mE7PH
http://archive.is/cyv6Y
【速報】鳴門のコウノトリ巣立つ【徳島新聞2017年6月2日】

posted by BNJ at 12:42 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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