2017年06月06日

鳥インフル:韓国政府、警戒レベルを最高に引き上げ【朝鮮日報2017年6月6日】

 今月2日に済州道で発生が確認された鳥インフルエンザ(AI)は伝染力が強い高病原性であることが分かった。これを受け、韓国政府は李洛淵(イ・ナギョン)首相が関係閣僚会議を開き、AIに対する警報段階を6日から4段階中で最高の「深刻」に引き上げると発表した。

 韓国農林畜産食品部(省に相当)によると、全羅北道群山市から5月25日に烏骨鶏(ウコッケイ)500羽を導入した済州道のA農場と同農場から烏骨鶏5羽を購入した農家の個体を精密検査した結果、高病原性のH5N8型ウイルスが確認された。

 H5N8型ウイルスは韓国では2014年に初確認され、潜伏期間が他のタイプのウイルスよりも長い。症状が遅く現れるため、拡散範囲が広がる特徴がある。韓国政府はAIが全国的に拡大する可能性が高いとみて、危機警報段階を引き上げた。

 韓国政府は農林畜産食品部のAI防疫対策本部を政府全体レベルのAI総合事故収拾本部(本部長・農林畜産食品部長官)に格上げし、関係官庁、各自治体、民間で構成する合同点検会議を開く予定だ。また、家禽(かきん)類の飼育従事者と運搬車両を一斉に消毒するため、7日間の移動中止命令(スタンドスティル)を出すことを決めた。ただ、肉用のニワトリを飼育する農家はAIの発生頻度が低く、関連設備が整っているために対象から除外される。

 各自治体は「地域災難安全対策本部」を設置し、緊急防疫措置を支援するとともに、7日から全国の家禽類農家に対し、週1回の一斉消毒を実施する。従来型市場などに対する特別チェック、無許可の家禽類飼育農家に対するチェックに加え、防疫上必要な場合には食肉処理場など関連施設を一時閉鎖する措置も取る。

 農林畜産食品部はAIの発生地と疑われる群山市の農家からこれまでに判明していた地域(済州道、釜山市機張郡、京畿道坡州市、慶尚南道梁山市)以外にも慶尚南道晋州市、忠清南道舒川郡、全羅北道全州市などにも烏骨鶏590羽が出荷された事実を確認した。このため、AI発生の可能性がある地域は済州道、京畿道、忠清南道、全羅北道、慶尚南道、釜山市の計6自治体に広がった。

尹柱憲(ユン・ジュホン)記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/06/2017060600494.html

http://archive.is/jt1WL
鳥インフル:韓国政府、5日から生きた鶏の流通を全面禁止【朝鮮日報2017年6月5日】

posted by BNJ at 12:03 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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