2017年06月11日

カワウ 環境改善で増えすぎ?新潟県が駆除など対策検討【毎日新聞2017年6月11日】

水産資源の被害をもたらすカワウ=新潟県水産課提供
 カワウによるアユの食害などが新潟県内で問題になり始めたことを受け、県は被害防止を目的に、本格的に対策に乗り出す。被害額は分かっていないが、早期の対策を求める声が漁業者などから上がっており、今年度をめどに具体的な駆除策を含む管理計画を策定する予定だ。県は「目標を立て計画を実施し、水産資源を守っていきたい」としている。

 カワウは体長80センチほどの水鳥で、全国に生息。アユやウグイ、フナなどの魚を1日500グラム前後食べる。県によると、カワウは1970年代、環境汚染の影響などから個体数が3000羽まで減少したが、近年は汚染が改善されたため数万羽にまで増加。県内でも2006年以降、阿賀野川や信濃川など7水系で被害が確認されている。野池で養殖中のニシキゴイにまで被害が及んだこともあるという。

 県によると県内で繁殖地やねぐらとなっているのは、岩船ダム(関川村)▽福島潟(新潟市)▽鹿瀬(阿賀町)▽李崎(長岡市)▽小根岸(十日町市)▽加茂湖(佐渡市)−−など延べ21カ所とみられ、16年度は目視で2025羽を確認。

 これまで漁業者から放流したアユが食べられるなど被害の深刻さが指摘されてきたがデータ不足や研究が進んでいないことから被害額や被害数量は把握できていなかった。「駆除など『対症療法』は行っていた」(丸山克彦・県水産課長)ものの、拡散した群れが別の場所で繁殖地を作るなどの問題もあり、なかなか有効策を打ち出せずにきたという。

 ただ、近年は他県でも被害防止の成功事例が出てきたことから、県も対策に本腰を入れることにしたという。夏までに被害額の算定などを行ったうえで、来年2月には県環境企画課がカワウの防除や駆除策を含む管理計画を策定する予定だ。【柳沢亮】
https://mainichi.jp/articles/20170612/k00/00m/040/005000c

http://archive.is/i1HBB

タグ:カワウ 鳥害
posted by BNJ at 20:45 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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